株式会社ほくつうは、地域課題の解決に資する取り組みの一環として今回、富山市様よりご相談を受け、AIカメラ(Bアラート※1)と防災行政無線※2を自動連携するシステムを構築し、22日より実証実験が始まりました。
おととしの富山市内のクマの出没は347件、そのうち熊野地区においてはクマに襲われて1人が死亡し、1人がけがをしました。このことを受け去年よりクマの通り道にAIカメラを設置し監視を強化。ただ通報を受けてから市職員が現場に向かい確認後、住民へ注意喚起を行っていたため、時間差がありクマが移動してしまい危険の周知が徹底できない状況でした。
そこで今年度、AIカメラと防災無線を自動連携することで周辺住民へ即座に注意喚起を行うシステムを導入。従来より30分以上早く住民に注意喚起ができるようになるため、地域の安全確保につながると期待されております。また市職員の業務においても簡略化でき業務効率化にも貢献しています。
※1. Bアラートとは、カメラ映像をAIで特定の害獣を検出し通報する装置です。
※2. 防災行政無線とは、屋外拡声器を介して役場から住民等に対して防災情報や行政情報を伝える
システムです。
■北陸電力 害獣の自動検出AI 「Bアラート」
https://www.rikuden.co.jp/products/shouhin34.html
■NHK 富山NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20250722/3060020578.html


