火曜日, 8月 5, 2025
ホーム商品サービス屋上農園のパイオニアRooFarm、広島県福山市でイタリアン専門ファーム 「RoOrto」(ルーオルト)を立ち上げ

屋上農園のパイオニアRooFarm、広島県福山市でイタリアン専門ファーム 「RoOrto」(ルーオルト)を立ち上げ

飲食店・小売店むけ契約農家サービスを開始します

株式会社RooFarm(本社:東京都港区、代表取締役:笠柳 翔)は、2025年夏より広島県福山市にてイタリアン専門ファーム「RoOrto(ルーオルト)」を立ち上げたことをお知らせいたします。

契約農家を探しているレストラン・小売店・シェフを募集します

RooFarm広島イタリアン専門ファーム「RoOrto」では、ともに“新しい食の未来”を創る飲食店・シェフ・小売店の皆さまを募集しています。

  • 「広島というテロワール(土地の個性)からしか生まれない、本物のイタリアン野菜を使いたい」

  • 「希少な国産ハーブや伝統野菜で、新しいメニューを提案したい」

  • 「生産者とともに、産地体験イベントや“ストーリーある食”を共創したい」

  • 「“食のストーリー”やテロワールの魅力を、お客様に伝えたい」

こうした想いに共感いただける方、まずはお気軽にご相談いただき、RoOrtoの圃場見学や試食体験、コラボメニュー開発、オリジナル野菜の小ロット受注生産など、一緒に“広島産の食材で、新たな価値を生み出す挑戦”を始めてみませんか?

はじめにー日本農業の構造課題とRooFarmの視点

日本の農業は、戦後から小規模分散型がベースでした。その一つ一つの農地には、土地の歴史、地域コミュニティ、家族経営ならではの工夫が根付いてきました。

しかし、人口増加、グローバル化や市場競争の激化によって、農業は次第に「規模の経済」を求める産業へと変わりました。大規模化による生産コストの低減と効率化、大量流通に対応できる農地や法人経営だけが“生き残れる農業”とされ、現実には「小さな農地では十分な利益が出せない」「人手が足りない」「跡継ぎがいない」など、小規模農地を中心に耕作放棄地が全国に急増する事態となっています。

日本全国に点在する“宝の原石”ともいえる小規模農地が十分に活かされず、「土地が余っているのに農業は成り立たない」という、いびつな現象が各地で起きているのが今の日本の農業の現実です。

RooFarmは、この課題に真正面から向き合い、「小さい農地でも世界と戦える」「人がいなくても持続可能な農業」を本気で追求します。都市農業で培った技術・省人化ノウハウを地方に応用し、“小さいからこそできる価値創造”の最前線に挑みます。

株式会社RooFarmについて

都市と地方の両軸で新しい農業モデルを開発・展開するアグリベンチャーです。100㎡の都市空間で年間300万円以上の売上を目指す都市農業モデルと、高齢者一人でも1haを運営できる省力型地方農業モデルの両立を目指し、テクノロジーとデータで“誰もがゼロステップで農業にアクセスできる社会”を創ります。高付加価値作物の栽培、サプライチェーンのゼロ化、料理ジャンル別の専門ファームなど、多様なイノベーションを推進しています。

RooFarmは次のMVV(Mission, Vision, Value)を掲げています。

MISSION(使命)

世界中の人々の食を作り、人類の創造性を支える

VISION(ビジョン)

農業を再発明し世界の食を支える

VALUE(価値観)

誰もが、0ステップで農業にアクセスできるようになる

食は生命を守るだけでなく、人と社会、文化や時代を創り、感動や喜びを育むものです。

美味しい食事、ユニークな食材との出会いは人の創造性を刺激し、日常に新しい色をもたらします。

しかし今、世界では「生産できる人」「消費する人」が分断され、農業が“辛くて儲からない仕事”になり、始めたくても始められない――そんな閉塞感が広がっています。RooFarmは、「誰もが0ステップで農業に関われる」世界、つまり技術や場所、経験の有無に関係なく、“誰もが食の生産や未来づくりにアクセスできる社会”を目指しています。

この思想のもと、まずはハイエンドなレストランやシェフを驚かせるような高付加価値食材の生産に挑戦し、得られたノウハウや資源を、健康・日常を支える“ベースの食”や社会全体へ還元していく循環を作ります。

イタリアン専門ファーム「RoOrto」の特徴

「RoOrto」は、イタリア語で“菜園・畑”を意味する“Orto”に、RooFarmの“Roo”を冠した、 “新しい農業の原点=次世代の農業”を象徴する名称です。「畑」そのものに新しい価値観とテクノロジーを重ね、“世界のどこにもないRooFarm流の農業”という想いを込めています。

・「人がいない」農業の実証とテクノロジーの力

RooFarmの広島イタリアン専門ファーム「RoOrto」は、単なる“作物栽培”ではありません。「人がいない」農業を実現するための“省人化・遠隔管理・データ駆動型オペレーション”を地方で実証します。
 

具体的には、「1人で1haの農地を作物選定・土壌開発・栽培・収穫・梱包・発送まで一貫して運営できる状態」を目標とし、現地常駐スタッフゼロの運営体制を構築。現場では地元の未経験スタッフが必要な作業を担い、運営本部は東京から遠隔で全工程をマネジメント。現地入りは月数回のみ。積算温度や土壌データなど、全ての工程を数値化・マニュアル化し、未経験者でも高い品質で作業ができる仕組みを構築します。

また、遠隔モニタリングやAI解析、自動灌水・給肥システムを積極的に活用し、都市で実証された“最適解を導く思考”を地方でもそのまま展開します。従来は「大規模で儲かる作物」以外では省力化・ROIの観点から実現できなかった生産プロセスを、小規模・多品目・高付加価値作物でも現場データとノウハウで実証しています。

これにより、「人手不足でも、土地が小さくても、“本当に作りたい作物を、最高の品質で、効率よく届ける”新しい農業のかたち」を実現します。

・育てる作物について

今回のイタリアン専門ファーム「RoOrto」では、ジャンボニンニクを中心にアーティチョーク、イタリアンバジル、オリーブなど、イタリアンで重宝される作物を生産予定。これらは日本国内で国産がほぼ流通していないニッチな作物を育てます。単なる珍しさではなく、「広島の土地でこそ表現できる香り・味・彩り」に徹底してこだわります。

また、現地のシェフ、飲食店、専門食材店と直接取引し販路を開拓します。小さな農地でも高収益を目指すとともに、「生産者×シェフ×消費者」が共創する“新しい地方発ブランド”を育てていきます。

株式会社RooFarm 取締役 金子隆大のコメント 

日本には小さな農地が無数にあり、そこにこそ未来の食・農業の可能性があると信じています。今回の福山は、気候・土壌・瀬戸内の自然条件だけでなく、交通や都市との距離感、地域の多様な人材などあらゆる面で“日本有数のポテンシャル”を秘めた場所です。現地の生産者やパートナーのみなさんと出会い、この地に眠る可能性を本気で信じるようになりました。

また、これまで都市農業の現場で学んだ“効率化・データ活用・省力化の知恵”や“街のど真ん中で“農業を行う発想”は、地方農地の課題解決にも必ず生きると確信しています。小さな土地でも、テクノロジーと現場主義、そして地域の力を掛け合わせれば、世界の食卓を変える新しいインフラが必ず生まれます。RooFarmは、誰もが0ステップで食づくりに関われる社会を目指し、都市農業で培った知恵と、福山の“未開拓の力”を融合させて、広島県福山市から“農業の再発明”を行います。

会社概要

会社名:株式会社RooFarm

所在地:〒107-0062 東京都港区南青山3丁目1−36 青山丸竹ビル 6F

代表者:代表取締役 笠柳 翔

会社HP:https://roofarm-info.studio.site/

メールアドレス:all-roofarm@roofarm.info

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

Most Popular

Recent Comments