~消費者が食べることで実現する「持続可能な農業」 プロジェクト~
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)が運営する『マイナビ農業』(https://agri.mynavi.jp/)と、株式会社Plan・Do・See(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅葉 翔平、以下PDS)、株式会社八天堂(本社:広島県三原市、代表取締役社長:森光孝雅、以下八天堂)は、8月1日(金)に赤坂プリンス クラシックハウス(東京都千代田区)にて、共同開発した新商品の「くりーむパン」の記者発表兼試食会を開催しました。本イベントでは、形や色が規定に満たないことや保存期限が短いなど、通常の流通にのせることができない高品質な宮城県のブランド「ミガキイチゴ」と丹波栗を、人気スイーツパンである八天堂の「くりーむパン」に生まれ変わらせることで、食べるだけで実現する持続可能な農業経営への貢献を目指します。

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開発の背景
『マイナビ農業』とPDSは2024年4月より、『でりさす×ご馳走旅』※という共同プロジェクトをスタートさせ、日本全国のこだわり食材を発掘し、PDSのホテルレストランで食材の魅力を引き出す料理の提供をしてきました。今回、この取り組みの延長線として、八天堂にも理念に賛同いただき、持続可能な農業の一助となるスイーツの共同開発が実現しました。本商品は八天堂の店頭・ECサイトでの販売に加え、マイナビ独自の社員向け福利厚生サービス「でりさす」でも提供予定です。日常の「おいしい」が、農家支援につながる仕組みを、より多くの方に体感していただくことを目的としたプロジェクトです。
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開催概要
【 日 時 】 2025年8月1日(金) 13:00~15:00
【 会 場 】 赤坂プリンス クラシックハウス
【イベントコンテンツ】
■調印式・連携協定書締結
■パネルディスカッション/試食会
・昨今の農業の現状と未来について、本取り組みへの期待
・販路のご紹介、これからの展望
■登壇者
・株式会社マイナビ 農業活性事業部 事業部長 横山拓哉
・株式会社八天堂 代表取締役社長 森光孝雅
・株式会社Plan・Do・See 代表取締役社長 浅葉翔平
・株式会社こうはた 代表取締役 幸畑孫
・株式会社GRA 代表取締役CEO 岩佐大輝
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イベントの内容
本イベントでは『マイナビ農業』とPDS、八天堂が共同開発した、宮城県のブランド「ミガキイチゴ」と丹波栗を活用した新商品の「くりーむパン」のご紹介と、消費者が食べることで実現する「持続可能な農業」プロジェクトへの想いや期待についてディスカッションを行いました。パネルディスカッションでは株式会社ファーマン 井上農場代表 井上能孝さんと俳優・モデルとして活躍している松井愛莉さんにモデレーターとして参加いただきました。イベント中には新商品の試食会が行われ、「くりーむパン」の美味しさと、その背景にある持続可能な農業の重要性について再確認する機会となりました。

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マイナビ農業 責任者のコメント
本プロジェクトは、規格外でも高品質な国産食材を有効活用し、食べることで「持続可能な農業」へとつながる仕組みづくりを目的に企画されました。
私たちが、農業情報WEBサイト『マイナビ農業』の運営などを通じて築いてきた、全国30,000社以上の農業関連コミュニティとのつながりを活かし、本当に価値あるものを厳選して今回の共同開発が実現しました。特に「持続可能」というテーマに共感し、実践している農家の協力を得て、商品化を実現しました。
本取り組みを通じて、農業の未来を考える企業・団体がそれぞれの立場で農業を支える動きがさらに広
がっていくことを願っています。
株式会社マイナビ コンテンツメディア事業本部 農業活性事業部 事業部長 横山拓哉
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商品概要
■丹波栗くりーむパン

丹波栗は、兵庫県丹波市・丹波篠山市・京都府丹波地方を中心に栽培され、粒の大きさや美しい色艶、上品な甘さで全国的にも高い評価を受けている栗です。 2020年から 2024年までの丹波栗品評会で 4 年連続入賞という実績を誇り、プロの目にも認められた品質の高さが特長です。この度、栗のスペシャリストである「株式会社こうはた」が土づくりや栽培場所に至るまで1つ1つ丁寧にこだわり抜き、丹波栗ペーストをベースにクリームの配合に調整を重ねました。しっとり、ふんわりとした柔らかなパン生地の中には、八天堂自慢のカスタードに栗の風味を加えた特製クリームを入れ、さらに中心には丹波栗クリームを贅沢に使用しました。
発売期間:2025年9月1日(月)より2025年11月末まで(予定)
販売場所:八天堂店舗(国内常設※一部除く)、八天堂オンラインショップ
PDSホテル・レストラン、マイナビ社員向け福利厚生サービス「でりさす」
価格: 1個450円(税込)
※一部取り扱いのない店舗がございます。
※品切れの場合はご容赦ください。
■ミガキイチゴくりーむパン

素晴らしい気候風土に恵まれた宮城県山元町を全国的に知れ渡るいちごの産地にしたいという想いからミガキイチゴは誕生しました。ミガキイチゴは品種の名称ではなく、熟度、果形、大きさ、収穫や選果の際に生じる小さな傷のチェック、日々の糖度チェック(先端糖度、全破壊糖度)を経て、厳選された上質な複数品種のいちごのブランド名です。この度、「ミガキイチゴ」の生産をはじめとする、農業のこれからの付加価値を様々な角度から考える多様な事業を展開する「株式会社GRA」より原料を供給いただきました。「ミガキイチゴ」のジャムの特長であるいちご本来の素材の味わいがしっかり感じられるよう、ジャムの粘度を調整しながら、シンプルな味わいのミルククリームと2層に仕上げました。
※2026年3月1日発売予定
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登壇者
<株式会社マイナビ>

■株式会社マイナビ 農業活性事業部 事業部長 横山拓哉
国内外大手300社以上への採用支援、地域創生事業部門などで企画・サービスの立ち上げを経験。2023年4月より同事業部長に就任。「農家をもっと豊かに」をテーマに、全国400件超の農家を訪問し、現場の声に耳を傾けている。農家の採用・人材育成、担い手問題等の講演実績多数。
<株式会社八天堂>

■株式会社八天堂 代表取締役社長 森光孝雅
神戸のパン・焼き菓子の名店での修行を経て、祖父の代から続く和菓子・洋菓子店を継ぎ、1991年に焼き立てのパン屋を開業。1997年三代目代表に就任。2008年冷やして食べる 『くりーむパン』を開発、スイーツパンの手土産市場を確立し、国内外へ展開。現在ではスイーツパンを中心にアライアンスやコラボレーションで事業を展開し、福祉・農業領域の課題解決にも取り組む。地域社会から応援される会社となるべく、「食のイノベーションを通した人づくりの会社」の実現を目指す。2019年11月より三原商工会議所 会頭に就任。
< 株式会社Plan・Do・See>

■株式会社Plan・Do・See 代表取締役社長 浅葉翔平
2009年、株式会社Plan・Do・Seeに入社。ダイニング、ウェディングプランナー、人事室、コンサルティング室、店舗責任者など多岐にわたる現場・本部業務を経験。2019年に人事部長に就任。2022年には社内起業制度を活用し、海外事業を担うPlan・Do・See Globalを創業、代表取締役に就任。2024年4月1日より株式会社Plan・Do・See 代表取締役社長を務める。「日本のおもてなしを世界中の人々へ」をミッションとし、国内外でホテルやレストラン、バケットを運営。
<栗農家>

■株式会社こうはた 代表取締役 幸畑孫
約12年前に結婚を機に兵庫県丹波へ移住し丹波栗の魅力と後継者不足の現況を知り、丹波のブランド栗を守るべく、栽培、継承に尽力している。 現在は約500本の栗の木を栽培し、主に栗の加工品や栗ペースト、渋皮煮など業務用の菓子材料を商品としている。
<イチゴ農家>

■株式会社GRA 代表取締役CEO 岩佐大輝
1977年、宮城県山元生まれ。2002年、大学在学中にITコンサルティングサービスを主業とするズノウを起業。2011年の東日本大震災後は、壊滅的な被害を受けた故郷山元町の復興を目的にGRAを設立。先端施設園芸を軸とした「東北の再創造」をライフワークとするようになる。農業ビジネスに構造変革を起こし、ひと粒1000円の「ミガキイチゴ」を生み出す。 人生のテーマは「旅するように暮らそう」。趣味はサーフィンとキックボクシング。
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農業の総合情報サイト『マイナビ農業』(https://agri.mynavi.jp/)
2017年8月にスタートした農業の総合情報サイト。農家や農家になりたい方、家庭菜園愛好者などに向けて栽培技術や経営ノウハウに関する記事や農業ニュースを掲載しています。また、就職・転職イベント『マイナビ農林水産FEST』や農家と手伝いたい人をつなぐマッチングアプリ『農mers』(https://noumers.jp/)、農林水産専門のインターンシップサイト『マイナビ農業インターンシップ』(https://agri-internship.mynavi.jp/)などを運営しています。
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