木曜日, 7月 17, 2025
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川西特産いちじく100周年! 即売会を今年も開催 / 兵庫県川西市

アステ川西ぴぃぷぅ広場で採れたてを皆様の元へ

兵庫県川西市では、市の特産物として愛されているいちじくの栽培が始まってから100周年の節目を迎えます。

7月9日には「兵庫県いちじく研究大会」が川西市内にあるキセラホール(川西市火打1)で開催されたほか、恒例となっているいちじく品評即売会を、今年も8月18日(月)にアステ川西ぴぃぷぅ広場(川西市栄町25)で開催します。

昨年のいちじく即売会の様子

川西のいちじく

 明治41年、広島県に住んでいた桝井光次郎さんが北米原産のドーフィン種を持ち帰ったことをきっかけに、果樹地帯であった川西に注目し、友人と協力して栽培に成功。

 桝井ドーフィンという品種を作り出し、川西だけでなく神戸や和歌山、愛知などへと栽培が広がりました。

 今では、桝井ドーフィン種が国内のいちじくの大部分を占めるようになり、海外へも広がっています。

 川西市の出荷量は神戸市に次ぎ県内で2位。

 現在、市内の南部地域の久代、加茂、栄根地区を中心に約80戸の農家、約10.4㌶で栽培されていて、年間約300㌧が出荷されています。

 8月~10月にかけて収穫される川西のいちじくは、朝採り・完熟であることが特徴です。

 一番良い状態で食べてもらうため、早朝から収穫され、その日のうちに店頭に並びます。

 愛称は「朝採りの恵み」です。( 平成27年に公募して決定 )

 川西のいちじくはスーパーなどに並ぶだけでなく、洋菓子などの食材としても人気で、冬の時期には、ほんのりとしたいちじくの香りとフルーティーな味わいが特徴のワイン「THE MORNING DEWDROPS-川西の朝露」も販売されています。

川西のいちじく「朝採りの恵み」

県の研究大会でも発表

 いちじくの栽培開始から100周年を迎える今年、川西市内にあるキセラホールで、兵庫県いちじく研究大会が開催されました。

 この大会は、兵庫県果樹研究会会員をはじめ、県内のいちじく生産関係者が一堂に会して情報や技術の交換を行うことで、生産技術の向上と経営の安定化を目指すことを目的にしています。

 「100年の歴史を祝う“兵庫のいちじく” ~過去から学び、未来を創るいちじく~」をテーマに開催された今回は、兵庫県果樹研究会会員、その他県内産地関係者約100人に向けて、川西市の産地紹介や、栽培の取組みについての事例発表などが行なわれました。

キセラホールで開催された兵庫県いちじく研究大会の様子

いちじく即売会 今年も開催

 川西市特産物イベント実行委員会主催で、今年も開催します。

 

 ・日時 令和7年8月18日(月)午前10時~

 ・会場 アステ川西 ぴぃぷぅ広場  

      ※ 売切れ次第終了 ※ 当日整理券は午前8時から配布(先着順)

 ぜひお越しください!

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