火曜日, 7月 8, 2025
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マイナビ農業、農作物の流通体制の新モデル構築に向けた取り組みを開始

第一弾として、ねぎびとカンパニーと協業し北海道産夏ネギ新ブランド「雪の女王」を全国へ供給

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)が運営する農業総合情報サービス『マイナビ農業』は、持続可能な農業の実現に向けて、農業法人との協業を通じた農作物の全国流通体制の新モデル構築に着手しました。

その第一弾として、ネギの生産・販売を行うねぎびとカンパニー株式会社(本社:山形県、代表取締役:清水寅)と連携し、北海道産夏ネギの新たな全国供給体制を構築します。

  

              

◆取り組みの背景

 農業従事者の高齢化が進み、引退する農家が急増する一方で、新たな担い手の確保が追いつかず、深刻な人手不足に直面しています。さらに、肥料や資材、燃料などの値上がりにより、生産コストの高騰が農業経営を圧迫しています。加えて、気候変動による影響も顕著で、猛暑による高温障害や異常気象の頻発により、従来の栽培方法では安定した収穫が難しくなってきています。

こうした複合的な課題に対し、マイナビ農業は産地連携・物流改革・人材育成を柱とした新たな流通モデルの構築を通じて、持続可能な農業の実現を目指していきます。

                

◆第一弾となる、ねぎびとカンパニーとのプロジェクト

ねぎびとカンパニーは高品質なネギの生産に特化し、独自ブランドの展開や、全国への流通体制の構築にも積極的に取り組み大きな注目を集めています。特に代表を務める清水氏は「ネギの国内自給率100%達成」という目標を掲げ、その経営手腕は農業界だけでなく、多様なメディアで高く評価されています。

本プロジェクトでは、新たなブランドの開発を行うとともに、以下のような取り組みを通じて、生産から物流、販売まで一貫した新モデルを構築します。

  • 物流網の最適化:北海道から中四国・九州へ、空輸・チャーター便・小口配送を組み合わせた新ルートを構築

  • 規格改革:従来の60cmネギから、より効率的な「50cmネギ」への切り替えを検討

  • 人材育成:マイナビ農業の研修制度を活用し、次世代ネギ農家を全国で育成

  •  地域農業支援:北海道むかわ町での100ha規模の圃場開発など、地域と連携した大規模化を推進

【本プロジェクトで生まれた新ブランド「雪の女王」】

函館の冷涼な気候と豊かな水資源を活かし、プレミアムブランド「雪の女王」を展開。美味しさに加え、「美しさ」「物語性」「品質の高さ」を兼ね備えたネギとして、7月~11月に全国のスーパーマーケットで販売予定です。北海道から九州までの空輸による「雪の女王ファーストクラス」構想も進行中です。

また、マイナビ農業とねぎびとカンパニーは、農林水産省が策定した食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」の一環として、有機肥料の共同開発にも取り組んでおり、環境への配慮と収量向上を両立する次世代型農業のモデル構築を進めてまいります。

(写真)新ブランド「雪の女王」

                      

                

◆今後の展望

 マイナビ農業は、ねぎびとカンパニーとの協業を皮切りに、今後も全国各地の農業法人や地域と連携しながら、持続可能な農業の実現に向けた新たな流通モデルの構築を推進してまいります。生産者と消費者をつなぐ新しい仕組みを通じて、一次産業の課題解決に貢献し、地域経済の活性化と食の安全・安心を支える社会づくりを目指します。

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