月曜日, 7月 7, 2025
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北海道名寄市とステラーグリーンがカーボンニュートラルの実現に向けて連携協定を締結

~市内の森林資源を活用した、持続可能なまちづくりを目指して~

 北海道名寄市(市長:加藤 剛士、以下「名寄市」)と森林カーボンクレジット創出の支援事業を展開する株式会社ステラーグリーン(本社:東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO/CCO:中村 彰徳、以下「ステラーグリーン」)は、2025年7月4日(金)に「カーボンニュートラルの実現に向けた連携協定」を締結しました。

 名寄市とステラーグリーンは、本連携協定により、地域森林資源の可視化・価値化を通じたカーボンニュートラルの実現と、新たな環境価値創出に向けた取り組みを進めます。具体的には、森林資源を活用したカーボンクレジットの創出や再生可能エネルギーの導入、地域資源の有効活用など、多岐にわたる活動を展開する予定です。

■連携協定の概要

1.   締結日
2025年7月4日(金)

2.   目的

名寄市とステラーグリーンが連携することで、カーボンニュートラルの実現および新たな環境価値の創出に向けた取り組みを推進します。

3.   連携事項
(1)脱炭素社会の実現に向けた取り組みに関すること

(2)森林カーボンクレジットの創出にかかる実証事業に関すること

(3)持続可能な一次産業に関すること

(4)地域資源を活用した事業の推進に関すること

(5)その他地域活性化に関すること

■連携協定締結の背景

 名寄市はカーボンニュートラルの実現に向けて、2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指す「名寄市ゼロカーボンシティ宣言」を2021年11月に表明しました。翌2022年には公共施設等の温室効果ガス削減を目的とした「名寄市地球温暖化防止実行計画(事務事業編)」を策定。さらに2023年には「名寄市ゼロカーボン推進再生可能エネルギー導入計画」を策定し、太陽光や木質バイオマスなど地域資源の活用を具体化しました。2025年には市民・事業者・行政が一体となって取り組む「名寄市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定し、2030年までにCO₂排出量を60%削減する目標を掲げています。

 こうした背景のもと、土地の62%を森林が占める名寄市が保有する森林資源(市有林)を活用し、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを促進するため、名寄市とステラーグリーンの間で連携協定を締結する運びとなりました。本連携協定に基づき、名寄市の豊かな自然資本を最大限に活用したカーボンニュートラルの実現を目指し貢献していきます。

■名寄市市長よりコメント

北海道名寄市 市長 加藤 剛士

名寄市は、天塩川や名寄川、北見山脈や雨竜山脈といった豊富な水と森林資源に囲まれています。特に森林は、地球温暖化の緩和や水源の涵養など、多面的な機能を有していることから、これまで適切に管理してきました。この度の株式会社ステラーグリーンとの連携を通じて、名寄市の森林から新たな価値が創出されることを大変嬉しく思います。今後も、森林管理の充実と持続可能な地域社会の実現に向けた取り組みを共に推進できることを楽しみにしています。

■ステラーグリーン代表よりコメント

株式会社ステラーグリーン 
代表取締役社長 兼 CEO/CCO 中村 彰徳

「名寄市ゼロカーボンシティ宣言」における取り組みをさらに進めるため、この度連携協定を締結させていただくことになりました。当社の連携協定は道内では7例目となります。カーボンクレジットの創出を通じて豊かな自然を資産として守り続けることで、名寄市および北海道の持続可能なまちづくりに貢献できるよう努めてまいります。

北海道名寄市について

 名寄市は北北海道の中央に位置し、天塩川と名寄川による恵みと豊かな自然にあふれた環境にあり、農業を基幹産業とする都市です。冬は-15℃を下回る厳しい寒さの中、ダイヤモンドダストやサンピラー現象といった幻想的な自然現象が見られることも特徴です。JR宗谷本線と国道40号が交差する交通の要衝にあり、札幌・旭川・稚内方面へのアクセスに優れています。天体観測にも適した澄んだ空気と広い空の下、季節の彩りを感じながら、農業と自然が共生する穏やかな暮らしが広がります。

北海道名寄市:http://www.city.nayoro.lg.jp/

なよろ観光まちづくり協会:https://nayoro-kankou.com/top/

■株式会社ステラーグリーンについて

 ステラーグリーンは「自然の価値に、輝く道を。」を経営理念に、生物多様性を保全しつつ、最新のテクノロジーを活用して地域の自然資源を価値あるものに変換することで、持続可能な地域社会の構築を実現することを目指しています。

 ステラーグリーンは森林カーボンクレジットの生成から販売まで、成功報酬型のワンストップサービスを提供しています。また、専門性が求められる森林データの収集や申請書作成にも対応しており、森林カーボンクレジットの生成から販売まで多角的にサポートします。

株式会社ステラーグリーン:https://www.stellargreen.co.jp

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