金曜日, 5月 30, 2025
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大阪・関西万博をきっかけに農業が”まちなか”でよみがえる

スパイスキューブ株式会社は「EXPO 2025 大阪・関西万博」に出展しています。

気候変動や高齢化によって、日本の農業は危機に直面しています。このままでは、未来の子どもたちが国産野菜を食べられない時代がくるかもしれない。そんな未来を変えたいという思いで、都市型の農業に挑むのが、スパイスキューブ株式会社(本社:大阪市浪速区)です。

【公式HP】

スパイスキューブ株式会社(https://www.spicecube.biz/ 

スパイスキューブは、「世界中どこでも農業」の実現を目指して、小型植物工場や室内農業装置の設計・開発、植物工場の事業化支援をメインにCO₂活用技術の開発や空き家問題にも取り組むスタートアップ企業です。畳一畳ほどのスペースに設置できる農業装置「AGROT(アグロット)」や、空き家・遊休地を活用した農業サブスクリプションモデルを通じて、農業を日常の営みへと変える挑戦を続けています。


このたび私たちは、開催中の「EXPO 2025 大阪・関西万博」において、以下の3つの展示を行います。

田舎や郊外の農地ではなく、都市の暮らしのすぐそばにある「未来の農業」を万博での展示を通して発信します。

大阪・関西万博の展示概要

1. JR弁天町駅構内「Farmarium(ファーマリウム)」の展示(会期中通期)

空気中の二酸化炭素(CO2)を直接回収するDAC(Direct Air Capture)技術を搭載した次世代型の植物工場「Farmarium」をJR弁天町駅で展示。空気中から回収したCO₂は野菜が吸収し、光合成の促進に役立てます。

生き生きと育った新鮮な野菜は、大阪駅構内の「デリカフェキッチン大阪mido店」でお楽しみいただけます。モーニングとパスタセットのサラダとして提供いたしますので、ぜひ、採れたての野菜の味わいをお店でご堪能ください。

万博会場・夢洲へ向かう多くの人が乗り換えで利用する主要な交通拠点である弁天町駅から、来場者・地域住民に向けて、都市農業の可能性を発信します。

JR弁天町駅「2階内回り口改札」付近のデッキで展示中の「Farmarium」
「Farmarium」で育つ野菜の様子

2. 「大阪ヘルスケアパビリオン」内の「ミライの食と文化ゾーン」デモキッチンにて「Leafus(リーファス)」の展示(会期中通期)

弊社の栽培ノウハウと自動車部品メーカー「アイシン高丘株式会社」の金属加工技術を集結させ、3年間の開発期間を経て「Leafus」が完成しました。両社は得意分野を活かし協業しながら、水の流れの均一化、軽量で耐久性が高く、コストパフォーマンスに優れたデザインを実現するために、何度も試作を重ねた結果、設置しやすくスタイリッシュな植物工場が実現しました。「Leafus」は技術とデザインの結晶です。

大阪ヘルスケアパビリオンに展示中の「Leafus」
「Leafus」ロゴ

身体に直結する“食”の源として、植物工場で育てた新鮮な国産野菜の価値を提案します。遠く離れた畑ではなく生活空間のすぐそばの”まちなか”で野菜を育てるという、新たな「地産地消」の形に挑みます。実際に「Leafus」育てた野菜は大阪ヘルスケアパビリオン内の飲食店「PACKN-TO」で使用されています。

「PACKN-TO」メニュー例:陸ノ宝~ポークレタスサンド~

※Leafus(https://leafus.info/

※アイシン高丘株式会社(https://www.at-takaoka.co.jp/

※PACKN-TO(https://packn-to.jp/

3.「大阪ヘルスケアパビリオン」Resona Mirai Color 〜秋〜 ミライと和の調和(2025年9月2日〜8日限定)

商業施設やオフィスビル、私たちの身近な日常の中で農業ができる未来を体感できる展示です。

都市部での食料生産の可能性や、循環型社会への貢献を広く発信します。

 ※出展概要(https://www.resona-gr.co.jp/resonamiraicolor/seasons_detail_au_07.html

社会課題とつながる”まちなか”農業

スパイスキューブ代表:須貝翼

農業人口の減少、気候変動による食料供給の不安、空き家問題。

これらの課題を、農業とテクノロジーの融合によってまちなかから解決していく。スパイスキューブが実現したいのは、農業を「特別な誰かの仕事」ではなく、「みんなの暮らしの一部」にすることです。関西万博は、未来の暮らしを考えるきっかけになるイベントです。私たちの展示が、多くの人が農業を知り、普段の生活に取り入れる一歩になればと願っています。(スパイスキューブ株式会社 代表取締役:須貝翼)

スパイスキューブ株式会社について

スパイスキューブ株式会社は「世界中どこでも農業を実現する」をコンセプトに2018年に創業したアグリテック系のスタートアップです。農地のない都心部の居抜き物件を活用して小規模植物工場を建設します。植物工場の建設に加え、野菜の生産方法や施設オペレーション、流通販売まで一貫して企業の6次産業化を支援しています。畳一帖分のスペースに設置可能な小型農業装置も手掛けており、室内で野菜を育てることでCO₂を削減し社会課題を解決する手段を提供します。弊社が展開する植物工場モデルが拡大することで、農業の発展だけでなく地域の経済発展、雇用創出、SDGsに貢献できると考えております。

【会社概要】

社名:スパイスキューブ株式会社

本社所在地:大阪市浪速区桜川1-1-30

代表取締役:須貝 翼

事業内容: 植物工場の事業化支援、農業装置の設計・開発

設立: 2018年2月14日

HP:https://www.spicecube.biz/

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