～神奈川県内の森林で環境価値の創出を目指す～
ソフトバンク株式会社のグループ会社で環境価値創出事業を展開する株式会社ステラーグリーン（本社：東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO：中村 彰徳、以下「ステラーグリーン」）は、2025年3月28日（金）に株式会社西湘フォレスト（代表取締役：佐藤克寿、以下「西湘フォレスト」）、株式会社森林再生システム（代表取締役：速水 亨、以下「森林再生システム」）とカーボンニュートラルの実現に向けたパートナーシップ協定を締結しました。
パートナーシップ協定により、3社は森林管理および関連活動を通じたカーボンニュートラルの実現と、持続可能な林業の推進や環境価値の創出に向けた取り組みを進めます。
パートナーシップ協定締結の背景
森林は木材生産、地域の防災機能、生物多様性の保全、さらには地球温暖化の防止など、多岐にわたる価値を提供しています。しかし、近年、林業経済の悪化や林業従事者の減少により、手入れが行き届かない人工林が増加し、持続可能な森林管理が大きな課題となっています。
西湘フォレストは自社所有の森林に加え、神奈川県内の広範な森林についても管理作業を行い森林保全に取り組んでいます。森林再生システムは、西湘フォレストの取り組みを支えるため、計画的かつ効率的な森林経営計画を策定し森林の管理を実施しています。これらの取り組みにステラーグリーンが加わることで、新たな環境価値の創出や収益源の確保が可能となり、ひいては持続可能な森林管理につながると考えています。
パートナーシップ協定締結の概要
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締結日
2025年3月28日（金） -
目的
カーボンニュートラルの実現と、持続可能な林業の推進や環境価値の創出に向けた取り組みの推進 -
協定内容
（１） 脱炭素社会の実現に向けた取り組みに関すること（２） 森林カーボンクレジットの創出にかかる実証事業に関すること
（３） 持続可能な一次産業に関すること
（４） 地域資源を活用した事業の推進に関すること
（５） その他地域活性化に関すること
今後の展望
パートナーシップ協定を通じて、西湘フォレスト、森林再生システム、ステラーグリーンの3社は密接に連携し、森林管理の最適化と環境価値の創出に取り組みます。
【具体的な取り組み内容】
i. 持続可能な森林管理の推進
・西湘フォレストが森林保全を目的として、森林の管理作業を実施
・森林再生システムが森林経営計画を立案し、効率的な森林管理をサポート
ii. 環境価値の創出と活用
・ステラーグリーンがJ-クレジットの創出および販売を支援し、森林管理の経済的基盤を強化
・企業や自治体と連携し、地域資源を活かしたカーボンクレジット市場の形成を推進
iii. 地域経済との連携強化
・地元の製材所や市場を通じ、森林の管理作業によって伐採された木材を有効に活用
・環境性と経済性を両立する森林管理モデルを構築し、地域の持続的発展に貢献
今回、湯河原・箱根エリアに約875haの森林を持つ西湘フォレストと連携することで、持続可能な森林管理、環境価値の創出と活用、そして地域経済との連携強化といった事業領域を拡大し、林業DXや新たな技術導入などの革新的な取り組みを開始する予定です。
私たちは、今回の取り組みが日本全国の森林管理のモデルケースとなることを期待し、神奈川県の環境保全と経済発展を両立させる持続可能な未来を目指します。
西湘フォレストについて
神奈川県小田原市に拠点を置き、林業および森林整備を主な事業としています。
自社所有の森林に加え、神奈川県内の広範囲の森林の保全・管理に貢献しています。
森林再生システムについて
「お客様の森林をビジネスにする」を合い言葉として眠っている森林の価値を最大限引き出すための具体的な解決方策を提示し、森林再生に正面から取り組んでいます。
森林再生システム：https://www.re-forest.com/
株式会社ステラーグリーンについて
ステラーグリーンは「自然の価値に、輝く道を。」を経営理念に、生物多様性を保全しつつ、最新のテクノロジーを活用して地域の自然資源を価値あるものに変換することで、持続可能な地域社会の構築を実現することを目指しています。ステラーグリーンは森林カーボンクレジットの生成から販売まで、成功報酬型のワンストップサービスを提供しています。
株式会社ステラーグリーン：https://www.stellargreen.co.jp
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