金曜日, 3月 14, 2025
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【ファーマインド大分農園】果樹生産の大規模化と効率化をめざし日本最大級の和ナシ栽培面積18ヘクタール開園へ

3月13日(木)、大分県ならびに国東市と協定式を実施

(写真左より)株式会社ファーマインド大分農園社長 吉岡龍一、株式会社ファーマインド会長兼社長 堀内達生、佐藤樹一郎大分県知事、松井督治国東市長

全国規模でコールドチェーンを展開する青果の総合流通企業、株式会社ファーマインド(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:堀内達生、以下、ファーマインド)は、高品質な青果を効率的かつ持続的に生産できる農業モデルを構築し国内農業の活性化を図ることで、食料自給率の向上をめざしています。

これを受け、2024年4月に「株式会社ファーマインド大分農園(以下、大分農園)」を設立し、国東市で和ナシ生産に本格参入します。2026年4月より事業を開始し、2033年2月には栽培面積を18ヘクタールへと拡大する計画です。これは、大分県が進める大規模園芸団地を計画的に整備するための「園芸団地化プラン」に基づく参入となります。

この度3月13日(木)に大分県庁にて開かれた、国東市との参入協定締結式に当社会長兼社長の堀内達生と大分農園代表の吉岡龍一が出席。佐藤樹一郎大分県知事と松井督治国東市長に向けて、当社の果樹生産拡大の取り組みと、県農業の更なる発展について語りました。

  • 大規模栽培で減少傾向の国内果樹生産に寄与

国産果実は、優良品種の開発などにより需要が高まり価格は上昇傾向にあるものの、定植から収穫までに年数がかかるため新規参入が少なく、農家の高齢化などにより国内の栽培面積は年々減少しています。このような環境を打破し需給バランスを取るべく、国内果樹の生産事業を拡大しています。大分県では、幸水、豊水など人気品種を大規模に栽培し、青果の安定供給をめざします。

  • 効率的な栽培方法の「ジョイントV字樹形」を採用し、次世代へつなぐ農業に

「ジョイントV字樹形」とは、既に普及している栽培法である「ジョイント栽培」で平棚上にあった主枝を 0.7~ 0.8mの高さまで下げ、側枝を斜立させた新しいジョイント樹形です。早期多収を実現し、樹冠が V 字型になったことでより作業姿勢が楽になり、機械の導入が容易になります。こうした省力化栽培を取り入れることで、年齢や性別を問わない農作業の環境整備を行い、次世代の農業モデルを構築し、県内の多様な雇用にもつなげていきたいと考えています。

  • 青果の安定供給をめざし、産地リレーの2拠点目

大分農園は、株式会社ファーマインド茨城農園に次ぎ、ファーマインドグループのナシ栽培の2拠点目となります。大規模な農園で品種リレー、産地リレーを行うことで、ナシの安定供給を実現します。

  • 青果の総合流通プラットフォームを活用し、生産者への貢献をめざす

全国規模のコールドチェーンと情報ネットワークを核とした青果の総合流通プラットフォームで、地元のJAや県内生産者に貢献したいと考えています。全国14か所の青果センターを中心とした物流ネットワークを活用し、県内で生産された青果物を鮮度と品質を保った状態で産地から消費地までお届けします。またファーマインドの物流網と組み合わせることで小ロット輸送も可能となり物流の構築やコスト削減にもつなげます。さらには、資本・業務提携する全国農業協同組合連合会を始めとするJAグループとの連携も図り、今後、青果の総合流通プラットフォームを拡大してまいります。

■株式会社ファーマインド 会社概要

会社名:株式会社ファーマインド

代表者:堀内 達生

設立:2006年12月1日   

所在地:東京都千代田区神田和泉町1番地

事業内容:青果物の輸出入・生産及び販売、青果物の追熟、リパック、カットフルーツ加工、庫内ロジスティクス、マーケティングサービスの提供、お客様センターの運営、システム開発ほか

■株式会社ファーマインド大分農園 会社概要

会社名:株式会社ファーマインド大分農園

代表者:吉岡 龍一

設立:2024年4月23日   

所在地:東京都千代田区神田和泉町1番地

事業内容:国産青果物の生産販売、農地の運営管理など

開園予定地
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