2025年3月4日(火) より公募開始
一般社団法人 海と食文化フォーラムは、高校生と連携することにより地域経済や食文化の持続可能な発展に貢献することを目指し、「市場の学校プロジェクト」を始動します。この度、2025年度の参加高校生を2025年3月4日(火)より一般公募いたします。
本プロジェクトは、高校生が市場の課題解決や、市場のポテンシャルをさらに引き出すためにはどうすれば良いかを主体的に考え、具体的にアクションを起こすことで、地域の食文化の継承と新たなソーシャルインパクトの創出を目指します。
この取り組みは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

<事業内容>
流通の重要拠点である「中央卸売市場」は、日本の食文化の中で大きな役割を担っています。
日本の水産物流通は、世界一の鮮度を保ちながら消費者まで届ける優れた流通システムであり、多くのお店やスーパーにおいて、新鮮で美味しい水産物を食べられるのも、この市場を中心とした流通システムがあるためです。生産者から消費者に届くまでの間、温度を適温に保ち適切に管理しているため、多くの魚介類が生食可能な鮮度で流通しています。また、サイズや品質がまちまちな商品を「集荷」「文荷」機能によって需要と供給を一致させ、適正価格を形成します。
しかし、現代社会の食生活やライフスタイルの変化、海洋環境の変化などにより、流通拠点としての市場も変化を求められています。
本プロジェクトでは、この中央卸売市場と連携し、高校生の新鮮な視点で、従来の方法では解決できなかった問題に新たなアプローチで挑み、市場の課題解決やポテンシャル発揮のための施策を行うことで、地域経済や食文化の持続可能な発展に貢献することを目指します。
フィールドワークを行い、現場の方々の仕事を見て、声を聞き、そこにある可能性を引き出すためにはどうすれば良いか、課題を解決するにはどうすれば良いかを高校生が主体的に考え、施策を検討。
「PR」「サービス」「商品開発」の3方向で高校生による施策を実施します。

<2025年度 連携先市場>

横浜中央卸売市場
横浜中央卸売市場
〒221-0054
神奈川県横浜市神奈川区山内町1-1
横浜市中央卸売市場本場水産物部
※本プロジェクトの連携先は「水産市場」となります
<事業の流れ>
■横浜中央卸売市場を中心としたフィールドワーク 時期:2025年5〜6月 ・座学とフィールドワークにより市場の基本的な役割を理解 ・課題の洗い出しと整理、課題解決企画立案のための材料集め |
■課題解決のための企画開発、施策準備 時期:2025年7〜9月 「PR(プロモーション)」「サービス」「商品開発」 ・高校生の企画立案から、3軸の施策開発へ |
■横浜市場まつり 出展準備 時期:2025年10月 ・ブース内容計画、準備 |
■横浜市場まつりでのお披露目 時期:2025年11月 ・高校生によるブース出店 ・PR、サービス、商品開発の一般来場客への発表・販売 |
■流通・小売との接続 時期:2025年12月〜2026年3月 【PR】市場開発者の横浜市へプレゼン 【サービス】市場仲卸店へプレゼン 【商品開発】街の小売店やスーパーなどへの商談 |
<プロジェクト参加学校・学生・団体募集>

本プロジェクトに参加する高校・高校生・団体を現在募集しております!
ご興味のある方は下記のフォームよりお申し込みをお願いいたします。
▼参加申込フォーム
https://forms.gle/emY6VbYo4knKxbUY8
申込締切:2025年3月31日(月)18:00
プロジェクト参加対象:関東近郊の高校生
▼「市場の学校」公式WEBサイト
※月1~2回程度の横浜市中央卸売市場でのフィールドワークを想定しております。距離的に参加可能な方が対象となります。
※応募多数の場合、事務局にて協議し、後日ご連絡いたします。
※本活動で撮影した写真及び動画は、メディア(TV 新聞 WEB等)がニュースや記事、番組などで使用させていただく他、事務局が運営するホームページやSNS等で使用させていただきます。
※事務局以外の外部メディアが撮影した写真及び動画はお渡し出来ません。また、各メディアの放送日・掲載日を事前にご案内できない場合もございます。予めご了承ください。
※本プロジェクトは、2025年度の日本財団『海と日本プロジェクト』に申請中の事業です。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 海と食文化フォーラム
活動内容:海の問題解決に向けたアクションの輪を広げることを目的として、食文化を切り口にした海洋教育を中心に、海と人とのかかわりについて学び、海洋がもたらす恩恵や未来、さらに海洋の課題について理解を深めるために様々な事業を行います。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。