植物バイオテクノロジーと農業を学ぶ高校生を応援します
バイテク情報普及会は、高校生の持続可能な農業と植物バイオテクノロジーの理解促進を目的とした科学教育活動を支援する「第9回高校生科学教育大賞」の支援対象校を、2025年5月30日まで募集します。最優秀賞または優秀賞に選ばれた学校には、1校あたり100万円を上限として、申請された活動費用の一部または全額を支援します。
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▼第8回高校生科学教育大賞特設ウェブページ
https://cbijapan.com/education/
▼募集概要チラシ(PDF)
https://cbijapan.com/wp-content/uploads/2025/02/2025_CBIJ_kyoikutaisyo_chirashi_A4.pdf
▼高校生科学教育大賞とは
バイテク情報普及会は、持続可能な農業の実現や食料の安定供給に貢献するバイオテクノロジーの重要性を広く理解していただくため、さまざまな活動を行っています。その一環として、次世代を担う高校生に「持続可能な農業」と「植物バイオテクノロジー」について深く学び、考えるきっかけを提供することを目的に、2017年に「高校生科学教育大賞」を設立しました。以来、毎年、支援対象となる科学教育活動を公募しています。
昨年開催された第8回(2024年)では、厳正な審査の結果、京都府立桂高等学校の「原種『フジバカマ』の茎頂培養によるウイルス除去と養液栽培システムの構築」が最優秀賞に選ばれ、申請額の全額である80万円の活動費用を支援しました。また、特別優秀賞には広島県立西条農業高等学校、優秀賞には岡山県立高松農業高等学校と栃木県立那須拓陽高等学校が選ばれ、各校に申請額の一部を支援しました。
▼今回の募集にあたって
本年開催の第9回も、農業と植物バイオテクノロジーへの理解を深める研究活動や、遺伝子組み換え作物・ゲノム編集食品に関するサイエンスコミュニケーション活動の計画・アイデアをお持ちの高校からのご応募をお待ちしています。
バイテク情報普及会は高校生の自由な発想を大切にしています。生徒の皆さん自身による企画・応募も歓迎しますので、ぜひチャレンジしてください。
▼募集概要
募集対象:高等学校および高等専門学校における学校行事や部活動などの科学活動。 |
主旨:生徒自身または一般消費者の「持続可能な農業」や「植物バイオテクノロジー」への理解を促進するような、実現可能で具体的な研究やサイエンスコミュニケーション活動を支援することを目的とする。 |
支援内容:最優秀賞(1校)、優秀賞(複数校)に選ばれた学校には、申請された活動費用の一部または全額を支援する。 ●1校当たり100万円を上限とする。 ※活動費用とは、本活動に伴う実験、調査、専門家派遣、施設見学、交通費、書籍購入、報告のための学会参加費等に係る費用の一部または全額を指す。 ※国内外の移動を伴う場合は、各学校の教員がコーディネートおよび引率を行い、各学校の責任のもとで実施すること。 |
選考:当会会員企業及び下記の委員からなる選考委員会において行う。 |
応募方法:下記の特設ウェブページより指定の申込書をダウンロードし、活動計画及び支援金の使用方法等を記載の上、メール添付にて提出する。 |
応募締切:2025年5月30日(金) 23:59まで |
発表:受賞校には2025年7月上旬頃に通知するとともに、当会のウェブサイト上にて発表する。 |
▼バイテク情報普及会について
バイテク情報普及会(英名:Council for Biotechnology Information Japan、CBI Japan)は、植物科学やバイテク作物の開発企業で構成する国際組織「クロップライフ・インターナショナル(本部:ブリュッセル)」傘下の任意団体で、2001年10月1日に設立されました。本会は、「クロップライフ・インターナショナル」のビジョンである持続可能な農業の実現や食料の安定供給への貢献を念頭に、サイエンスベースで透明性ある許認可システムの構築を支援するための活動や幅広いステークホルダーの皆様にバイオテクノロジーの重要性をご理解いただくための広報活動を行っています。
会員企業(50音順):コルテバ・アグリサイエンス日本株式会社、コルテバ・ジャパン株式会社、
シンジェンタジャパン株式会社、バイエル クロップサイエンス株式会社、BASFジャパン株式会社
▼本リリースに関するお問い合わせ先
バイテク情報普及会 事務局
メール:secretariat@cbijapan.com