木曜日, 2月 6, 2025
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気仙沼市、NTTグリーン&フード、NTT東日本が「陸上養殖事業の推進及び地域活性化等に関する連携協定書」を締結

 宮城県気仙沼市(市長:菅原 茂、以下気仙沼市)、NTTグリーン&フード株式会社(代表取締役社長:久住 嘉和、以下NTTグリーン&フード)と東日本電信電話株式会社 宮城事業部(執行役員宮城事業部長:須藤 博史、以下NTT東日本)は、相互に協力し、気仙沼市内においてNTTグリーン&フードが操業開始を目指す陸上養殖事業の推進等に向けた協定を締結いたしましたので、下記の通りお知らせします。

 宮城県内において、陸上養殖を推進するための連携協定を、市町村と民間事業者が締結するのは初めてとなります。

1.取組みの背景と目的

 昨今、水産業においては、水揚げ・養殖生産の不安定化や担い手・後継者不足などの課題が深刻化しています。水産業が基幹産業の気仙沼市においても例外ではなく、加えて、若い世代の都市部への流出や津波被害を受けた土地の利活用等の地域特有の課題も抱えています。

 本協定では、気仙沼市、NTTグリーン&フード、NTT東日本の3者が緊密な相互連携と協働による活動を推進することにより、NTTグリーン&フードが2026年に気仙沼市小泉地区において操業開始を目指す陸上養殖施設の事業推進、および事業を通して生産した水産物等を活用した産業振興や地域交流の活性化、デジタル技術を活用した地域課題の解決、持続可能な地域づくり等に取組むことを目的とするものです。

 陸上養殖事業では、ギンザケの中間魚※、トラウトサーモン成魚の生産・販売を予定しています。

※ 海での養殖に適した大きさと抵抗力を持つまで育成された稚魚

図:建設予定の陸上養殖施設内の設備模型写真

2.連携事項

(1) 陸上養殖事業の推進に関すること

(2) 一次産業のデジタル化推進に関すること

(3) 地元企業との連携や雇用創出に関すること

(4) 陸上養殖で生産された水産物を活用した地域交流及び観光に関すること

(5) 多様な学びの機会の提供や人材育成に関すること

(6) 持続可能な地域づくりに関すること

(7) その他、地域課題解決・地方創生に関すること

3. 陸上養殖施設の建設予定地

 宮城県気仙沼市本吉町泉地内 ※別紙をご参照ください

4.協定書の締結日

 2025年2月6日(木)

5.今後の取り組みについて

 気仙沼市とNTTグリーン&フード、NTT東日本は、陸上養殖の事業推進を契機に、市内産業の活性化、デジタル化推進、雇用創出、地域交流、教育など幅広い分野で連携することで、将来にわたり持続可能な地域社会の実現に向けた取り組みをともに進めてまいります。

別紙

陸上養殖施設建設予定地(気仙沼市本吉町泉地内)

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