~ケニアでの鮮度維持型冷蔵貯蔵拠点設置による廃棄削減と農家収益向上~
Cool Innovation (本社:東京都)は、経済産業省が実施する令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査:二次公募)」に採択されました。本事業では、ケニア共和国の農村部において、オフグリッド発電を活用した鮮度長期維持型冷蔵貯蔵拠点を設置し、農作物の廃棄ロス削減と小規模農家の収益向上に貢献します。
ケニアの農業と経済 ケニアは、茶、コーヒー、園芸作物などの農産物生産を中心とする農業国であり、農業がGDPの約34.1%を占めています。また、農業部門はケニア経済の柱であり、2013年にはGDPの25%、総輸出量の65%、正規雇用の18%を占めました。
事業の概要 本事業では、クールイノベーションの鮮度長期維持型冷蔵技術を搭載した冷蔵コンテナおよび小型業務用冷蔵庫と、サステナジーのオフグリッド発電技術を組み合わせることで、電力インフラが脆弱な地域においても安定した農産物の貯蔵を可能にします。これにより、農産物の廃棄ロス問題を解決し、輸送・販売の実証を通じて、農家の収益向上と地域の経済発展に貢献します。
事業の意義と展望
・食品ロスの削減:収穫後の鮮度を長期間維持し、廃棄率を大幅に削減
・小規模農家の収益向上:適正な価格での販売機会を増やし、農業収入を安定化
・持続可能なインフラの構築:再生可能エネルギーを活用したオフグリッド冷蔵システムの普及
本事業を通じて、クールイノベーションとサステナジーは、持続可能な農業と食料供給の未来に向けた貢献を目指します。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社クールイノベーション ウェブサイト:https://cool-innovation.com/
サステナジー株式会社 ウェブサイト:https://sustainergy.co.jp/