受賞者には、ギフト券や日本の海が育んだ厳選された海の特産品をプレゼント!
一般社団法人 海と食文化フォーラムは、海の問題解決に向けたアクションの輪を広げることを目的とし、おさかな俳句、オリジナル海ごはん、ぎょぎょなぞ、おさかな漢字クイズなど「海」「魚」「食」をテーマとした4つの海の食文化に触れるWEB&SNSキャンペーンを実施し、この度、その受賞作品を発表いたします。
同キャンペーンは「海のこと」「海の食文化のこと」を知るきっかけづくりのため、2024年11月9日(土)~30日(土)を「海のごちそうウィーク」とし、実施いたしました。
「海のごちそうウィーク」とは、地球温暖化の影響に伴う海水温の上昇、魚種変換、磯焼けなど、近年起こっている海洋環境の変化に適応する知恵として「日本の海の食文化」を今一度見つめなおす期間です。
この企画は、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催期間:2024年11月9日(土)~30日(土)
キャンペーンサイト:https://shoku.uminohi.jp/gochiso-week/
上記サイトで全てのキャンペーン結果、受賞作品を審査員コメントとともにご確認いただけます。
以下はその中から一部ご紹介いたします。
■#おさかな俳句 投稿キャンペーン
<キャンペーン概要>
あなたの想いを、一句に込めて。魚介類を季語にしたオリジナル俳句を募集します!
魚介類の旬や特徴を捉えた一句を投稿してください。受賞者には、ギフト券や日本の海が育んだ厳選された海の特産品をプレゼント!
審査員:阪西 敦子さん(日本伝統俳句協会新人賞受賞、現同理事)、応募総数:630件
●最優秀賞
「鮎を追う少年の日の水音に」
【審査員コメント】
川に入って鮎を追う人に、水音が届く。風に波立つ川面や、脚が跳ね上げる水の音。それは、少年の頃に聞いた水音と同じであることに気づいた作者。夏の日差しの中、ふとよみがえる懐かしい瞬間なのでしょう。鮎という夏の魚が連れてくる光の強さ、影の濃さ、躍動する人々、川と木々などから、現在と少年の日の両方が、読者の目の前に現れます。
●優秀賞(2選)
「鰻重の隅の米粒掬いけり」
【審査員コメント】
鰻重は貴重な夏の料理。いよいよと蓋を取り上げて対面し食べ進めていきます。蓋が開いたばかりの、まだ箸のついていない鰻重の米粒でしょうか。鰻重の中心は鰻ではあるけれど、その米粒もやはり一つの主役であることを見つけた作者。お重という格式には、その米さえも姿勢を正すようでもあります。その期待感が読者にも伝わってきます。
「七輪の秋刀魚夕陽が煙たそう」
【審査員コメント】
秋、すこし涼しくなった夕方に、七輪を外に出して焼いているのでしょう。煙は秋刀魚の脂から出るもの、自らの煙に秋刀魚が煙たがるというのは少し妙なことですが、それほどに煙に包まれている脂ののった秋刀魚なのです。さらにこの句ではこの煙たさは夕日ののものでもあると見立てます。そこには作者の感じている夕日の眩しさが込められています。
■「海を味わう十の技法」オリジナル郷土料理コンテスト
~ #日本の海ごはん レシピ投稿キャンペーン ~
<キャンペーン概要>
日本の食文化を彩る、「海を味わう十の技法」を使った、オリジナル郷土料理を大募集!
地元の食材を活かしたレシピ、伝統的な技法を駆使したレシピなど、日本の海が育んだ豊かな食材を使い、あなただけの郷土料理を作りませんか?
受賞者には、ギフト券や日本の海が育んだ厳選された特産品をプレゼント!
審査員:高木 佐知子さん(発酵料理・和食文化研究Cozy Kitchen 代表)、応募総数:43件
●最優秀賞
ゆず香る 炙り漬けホタテの押し寿司(石川)
【作り方】
①醤油大6、みりん大2、料理酒大2をレンジで600w。1分加熱し刻んだ柚子を入れ冷ます。
②ホタテを湯引きし、火で炙って①に入れ漬け込む。
③酢飯を作り②のホタテと柚子、スプラウトをのせ笹で包み、涼しい場所で3時間以上重石をする。
【審査員コメント】
笹の押し寿司は石川県の郷土料理。ホタテは真似しやすいのがポイントですね!<焼く>(炙る)<漬ける><醸す>の技法を使った押し寿司は、全国各地の“海のごちそう”を使うことでアレンジがたくさん広がりそうです!
※キャンペーンサイトには以下受賞作の材料・作り方も記載がございますのでぜひご確認ください。
キャンペーンサイト:https://shoku.uminohi.jp/gochiso-week/
●十の技法賞(5選)
●五の技法賞(2選)
●バズり賞(2選)
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 海と食文化フォーラム
活動内容:海の問題解決に向けたアクションの輪を広げることを目的として、食文化を切り口にした海洋教育を中心に、海と人とのかかわりについて学び、海洋がもたらす恩恵や未来、さらに海洋の課題について理解を深めるために様々な事業を行います。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。