木曜日, 1月 30, 2025
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日本初インドネシアBPJPHハラール認証を国内屠殺所が取得

申請から認証取得まで、弊社が包括的に認証取得をサポート

日本で初めてとなる屠殺所でのBPJPHハラール認証取得

日本で初めて、SE Meat Miyazakiが屠殺場としてインドネシアのBPJPHハラール認証を直接取得しました。国内の屠殺所においてハラル認証の取得は数多く行われておりますが、SE Meat Miyazaki社は本邦初となる、インドネシア政府が認証するBPJPHハラール認証をインドネシア本国にて直接申請を行い、屠殺所での実地監査査察を経て取得しました。本認証取得により、日本国内でのハラール対応製品の輸出がさらに促進され、インドネシアを含むイスラム圏への市場展開が期待されています。今回のBPJPHハラール認証取得により、米国・中東・欧州を含む世界65カ国以上でハラールでの輸出が可能となります。

今回の認証取得に際し、PT Klik Eat Indonesiaは、申請に際して当局へ登録が必要となるSE Meat Miyazaki社のインドネシア現地法定代理人として、インドネシア政府機関であるBPJPHおよびインドネシア・ウラマー協議会(MUI)との申請手続き、事前折衝、その他各種交渉を担当し、申請書類の事前確認や校正、日本での屠殺所での現地監査査察への同行及び通訳等を実施し、申請手続き全体を包括的に取り仕切りを行いました。また、BPJPHハラール認証に必須となるインドネシア政府認定ハラールスーパーバイザー有資格者も弊社よりSE Meat Miyazaki社へ提供しております。

この度の認証取得により、日本とインドネシア間の橋渡し役として、今後も引き続き、品質と信頼性の高いサービスを提供してまいります。

実地監査にて査察官から報告書を受取る有田社長 (右から2人目)弊社代表青柳(右端)
実地監査査察の様子

SE Meat Miyazaki社の有田米増社長は以下の様に述べています

「この度インドネシア政府よりBPJPHハラール認証取得をすることができ、大変嬉しく思っております。今回のBPJPHハラール認証取得を契機として、インドネシア向けの輸出は勿論ですが、その他のイスラム教の国々へも輸出を行っていきたいと考えております。インドネシア政府BPJPHハラール認証の取得のハードルは非常に高いと考えておりましたが、PT Klik Eat Indonesia社のインドネシア・日本双方での非常に手厚いサポートを頂き、無事に取得することができ大変感謝しております。」

PT Klik Eat Indonesia社の青柳は以下の様に述べています

「この度SE Meat Miyazaki社による日本で初めての屠殺所でのBPJPHハラール認証取得を大変喜ばしく思います。BPJPHハラール認証の取得のハードルは、英文での申請書類の準備に留まらず、現地法定代理人の申請や、インドネシア政府認定ハラールスーパーバイザーの選定等、日本の事業者が行うには困難な点が多数存在しております。今回弊社が申請手続きを包括的にサポートをさせていただき、無事に取得することができました。BPJPHハラール認証は無期限に有効である点や、今後のイスラム圏内での海外展開を考えると、非常に経済的で汎用性の高い認証であると言えます。SE Meat Miyazaki社の今後のイスラム圏への輸出が増えることを期待しております。」


インドネシアのハラール認証BPJPHとは

従来、インドネシアにおけるハラール認証の発行はLPPOM MUIが担っていましたが、2019年に新設されたインドネシア政府機関であるBPJPHへハラール認証の発行権限が移管されました。日本企業がインドネシアへハラール認証を得た商品を輸出するためには、

①BPJPHへ直接ハラール認証申請を行い認証取得

②BPJPHと相互認証を締結している日本の民間認証機関から認証取得を行う(相互認証ハラール)

上記いずれかの方法でハラール認証を取得する必要があります。①及び②それぞれのハラール認証にはメリット・デメリットがありますので、ハラール認証取得申請の際には、どのハラール認証機関へ申請を行うのか、よく検討を行う必要があります。

表2 : BPJPHハラール認証と相互認証ハラールの比較

機関名 

①BPJPHハラール認証

②相互認証ハラール

認証機関      

インドネシア政府

日本の民間団体

更新期間

無期限に有効(更新無し)

民間団体の定める有効期間にて更新及び監査の必要があり

申請の際の

言語         

英語もしくはインドネシア語

日本語

監査費用

インドネシア政府が定める公定価格

民間団体が任意に定める価格

ハラール証
シール費用

原則として監査費用に含まれる

民間団体により、全ての出荷製品へ貼るハラール証シールの購入が必要となる場合がある

グローバル性          

米国・中東・欧州を含む世界65カ国以上で通用する(BPJPHハラール監査をMUIにて実施した場合)

取得する民間団体によるが、輸出する地域が世界各地域となる場合は、1つの民間団体のみでは対応ができないケースもある

その他の要件

インドネシア政府認定ハラールスーパーバイザー資格を有している必要がある

申請に際して現地窓口会社の登録が必要

弊社ではBPJPHハラール認証取得に必須となる、インドネシア政府認定ハラールスーパーバイザー資格を有するメンバーもおり、BPJPHハラール認証を取得されたい日本の皆様へのサポートもご要望に応じて行っております。インドネシア以外へハラール製品の輸出を考えていらっしゃる方も、有効に活用いただくことが可能です。

ご感心をお持ちの皆様は、弊社までご相談いただければ幸いです。

PT Klik Eat Indonesiaについて

PT Klik Eat Indonesiaはインドネシアにおいて、現地最大の法人向けフードデリバリープラットフォームfoodspot.co.idを運営しています。併せて日本の自治体・事業者向けに市場調査、テストマーケティング、ハラール認証・BPOM認証を含む各種取得に関するコンサルティング、輸出等幅広くサービスを提供しております。

【会社概要】

社名:PT Klik Eat Indonesia

本社所在地:インドネシア共和国ジャカルタ特別州

事業内容:日本企業・官公庁向け市場調査・コンサルティング・進出支援。現地最大の法人向けフードデリバリーサービス運営

設立: 2011年

HP: www.klik-eat.jp

YouTube: https://onl.bz/waxK865

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