~「みえるらべる」の環が多様な形で全国へ広がっています~
農林水産省は、農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」を推進しています。今般、ふるさと納税サイトで「見える化」の特集ページが組まれるなど、取組が全国に様々な形で拡大し、「みえるらべる」がさらに皆様の目に留まりやすくなりましたので、お知らせします。「みえるらべる」を目印に環境に配慮した農産物を選んでみませんか?
1.背景と概要
農林水産省は、みどりの食料システム戦略に基づき、持続可能な食料システムを構築するため、生産者の環境負荷低減の取組を評価し、星の数で分かりやすく伝える「見える化」(ラベルの愛称「みえるらべる」)を推進しています。
本年3月から「農産物の環境負荷低減に関する評価・表示ガイドライン」に則った本格運用を開始して以降、多様な業態で取組が広がりつつあります。
2.ふるさと納税サイトで「見える化」特集
ふるさと納税サイト「さとふる」(運営:株式会社さとふる)において、環境負荷低減の取組の「見える化」の特集ページが公開されました。このページでは、みえるらべるを取得した農産物(米、野菜、果実)のお礼品を掲載した上で、「見える化」の概要や「見える化」に取り組んだ生産者の声を紹介しています。
参考:「見える化」の取組の広がり
【700箇所以上で取り扱い】
本年3月1日以降に「みえるらべる」を表示した商品を販売している店舗等は、700箇所を超えました(令和6年11月末時点)。新たに、株式会社神明が温室効果ガス削減貢献と生物多様性保全の星を取得した米を全国の小売店で販売し、販売取り扱い店舗が急拡大しました。
【「みえるらべる給食」が開始】
オーガニックビレッジ宣言を行っている島根県浜田市では、温室効果ガス削減貢献の星3つを取得したにんじんを使用した「みえるらべる」給食を提供しました。
【高校生も「みえるらべる」】
秋田県立増田高等学校では、生徒が環境に配慮して育てた米で温室効果ガス削減貢献・生物多様性保全の両方で星3つを取得し、校内や地域イベントのほか、東京で開催されたイベントで生徒自ら対面販売を行いました。このように、「見える化」の取組がますます広がっています。
関係リンク:見つけて!農産物の環境負荷低減の「見える化」 ~温室効果ガス削減への貢献と生物多様性保全への配慮~