”よそ者”が限界集落の食材で、新たな巻き寿司を生み出し、観光資源の創出を目指す
食や一次産業にかかわるイベント企画等を行うWAQMIEL（所在地：神奈川県川崎市、代表：中山拓哉）および、利賀地域づくり協議会（所在地：富山県南砺市、代表：野原宏史）は、2024年11月30日（土）に、富山県南砺市利賀地域の地元食材を使用したチーム対抗巻き寿司作りコンテスト『巻いちゃえ TOGAMURA』開催いたします。
利賀地域（旧利賀村）は人口約450名のいわゆる限界集落（*1）ですが、食資源が豊富で独自の食文化を持つ地域です。今回のコンテストでは、地域外の若者がチーム対抗で巻き寿司のレシピを考案し、地域の新たな食の可能性を見出すとともに、新たな観光資源の創出を目指します。
人口約450名の地域で、地域外の多くの若者が参加する料理コンテストを開催
富山県の南西部、岐阜県境に位置する南砺市利賀地域は、最盛期には人口が4,000名を超える地域でした。しかしながら、現在の人口は465名となっており（*2）、高齢化率も高い、いわゆる限界集落です。
一方で、標高700m、森林率97％の豊かな自然に恵まれたこの地域では、豊富な雪解け水と特殊な気候条件により、イワナや山菜、そば、赤カブなど多様な特産品が存在しています。
今回のイベントでは、”よそ者”である若者たちが、これらの食材を活用した巻き寿司を作り、地域住民に振る舞うことで、新たな地域の食の可能性を発見するとともに、地域外の若者と地域住民との交流を促進させることを目的としています。
【開催概要】
開催日時：11月30日（土）13:00~17:00
応募資格：10〜20代を中心とした3〜5名のチーム×4組（プロアマ問わず）
参加費：無料
会場：利賀国際キャンプ場 グルメ館（富山県南砺市利賀村上百瀬49）
優勝商品：利賀地域のギフトセット
※希望者には城端駅からの無料送迎を行います（要予約）
※開催日時や会場、優勝商品等は変更となる場合がございます
豊かな自然に恵まれた利賀地域の食資源をふんだんにつかった巻き寿司を各チームが考案
コンテストでは、利賀地域のさまざまな食材を使い、各チームがユニークな巻き寿司を考案し、時間内に調理します。その後、南砺市長の田中幹夫氏や巻き寿司作家八幡名子氏、地元住民の審査を経て、優勝チームが決定される予定です。なお、使用する食材は利賀地域のものを中心に、可能な限り富山県産の食材を活用する予定です。
【使用予定の食材（一例）】
※当日の天候等により使用できない場合もございます。
各種メディアにも出演している、巻き寿司作家八幡名子氏のオリジナル巻き寿司もお披露目
同イベントでは、チーム対抗の料理コンテストだけではなく、今回の審査員でもあり、NHK WORLDや各種メディアにも出演実績のある巻き寿司作家八幡名子氏に利賀地域の食材を活用したオリジナル巻き寿司を作っていただく予定です。
【ゲスト講師：八幡名子氏】
地域の大切な食材やその食材を作る生産者さんの想いをも一緒に巻き込むことができる日本の伝統食、巻き寿司を多くの方に広げるべく活動中。巻き寿司やさんオーナー、2019〜2024年 巻寿司特任大使、江戸東京野菜コンシェルジュ、和食文化継承リーダー。東京都八王子市在住。
メディア出演：NHK WORLD、日本テレビ「満天 青空レストラン」、週刊文春、毎日新聞等
『寿司といえば、富山』ブランドの確立に向けた取り組みの一環としてのイベント
富山県は2024年8月27日（火）に、「寿司といえば、富山」ブランディングプロジェクトの実施を発表しました。今回、参加者が作る巻き寿司も、もちろん寿司の一つです。本イベントをきっかけに、富山の豊かな食文化やお酒、器などの工芸品の魅力を県内外の方々に実感していただき、地域住民一人ひとりが、誇りと愛着を持つことができる地域、そして地域外の方々が利賀を訪れたくなるような地域を目指します。
”よそ者”がその地域の食材を使って斬新な巻き寿司を生み出す本イベントへの協賛企業も募集中
南砺市、利賀地域の食材を切り口に観光振興を行うことを目的とした本イベントへの協賛企業も募集しております。詳細は下記よりご確認ください。
【WAQMIEL】
所在地：神奈川県川崎市
代表：中山拓哉
URL： https://waqmiel.com/
設立：2023年11月
事業内容： 食や一次産業に係るイベント企画、特産品・レシピ開発、写真・動画撮影
【利賀地域づくり協議会】
所在地：富山県南砺市利賀村17
代表：野原宏史
URL： https://toga-kc.7104.info/
【本リリースに関するお問い合わせ先】
WAQMIEL 代表：中山拓哉
MAIL：info@waqmiel.com
【イベントのチラシ（pdf）ダウンロードはこちら】
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（*1）：一般的に、限界集落とは、地域人口の50%以上が65歳以上の集落であり、若者が流出し、冠婚葬祭などの社会的共同生活を維持することが限界に近づきつつある集落のことを指す。
（*2）：令和2年国勢調査
