~働きながら学ぶ、最短1年で修了~
一般社団法人アグリフューチャージャパン(理事長:合瀬 宏毅、東京都港区)は、アグリビジネス領域※1において、新たな価値の創出と課題解決により革新を起こす人材を育成する『AFJ日本農業経営大学校 イノベーター養成アカデミー』(以下、本アカデミー)のⅠ期入試出願受付を10月21日(月)より開始いたします。
本アカデミーでは、イノベーション開発手法であるリーンスタートアッププロセス※2をベースとした実践・検証を軸に、アイデア創出から仮説検証、事業計画の策定までを行い、最短1年で、アグリビジネスイノベーター※3となるために必要な力を身につけます。
また、本年度も奨学支援として「特待生制度」および「活動費助成制度」を準備いたしました。特待生として合格した場合、学費(100万円)全額または半額の免除が受けられる他、全学生を対象とした活動費助成制度では,在学中の現場視察や仮説検証等の活動に対し最大40万円の活動助成が受けられます。
※1 農業生産を中心として、その川上(生産)から川下(販売)に至るバリューチェーンとその周辺産業におけるビジネスの総称。
※2 アグリビジネスにおいて、新たな価値の創出と課題解決により革新を起こしていく人材のこと(当社団にて定義)。
※3 2008年にエリック・リース氏によって提唱。 検証による学びを通じて、ムダを省き、顧客をより満足させる製品やサービスを開発していく方法。
【本アカデミーの特長】
① 実効性の高いプランを作り上げる「リーンスタートアッププログラム」
理論を学ぶだけではなく、実際に現場で課題を見つけ、解決方法を検討し、効果を検証するといったサイクルをくり返します。それにより、実社会で求められるサービス(プロダクト)や要求水準を認識し、より実効性の高いビジネスプランを作り上げることができます。
② メンター・外部コーチによる「伴走支援」
学生ひとり一人の問題意識や成長に合わせた学びを後押し。定期的なやり取りの中で効果的な学びをサポートするメンターと、各領域の課題解決をサポートする外部コーチが伴走し、実現したいビジョンに向けた個々人の学びを全力で⽀援します。
③ 様々な人脈や協力が得られる「AFJネットワーク」
アイデアやビジネスプランの実効性を高め、可能性を広げるAFJのネットワークがあります。200以上の会員※4に加え、自治体、企業、農業法人など様々な分野で活躍する人々との交流を通じて、仮説検証の協力などにつなげます。
④ 「仕事と学びの両立」が可能な柔軟な受講スケジュール
平日の夜間にオンライン講義やプランの作成、伴走者との面談を⾏い、土日に集合研修や現場での仮説検証を実施するなど、社会⼈でも受講しやすいスケジュールを組むことが出来ます。
※4 農家・農業法人、農業関係団体、食農関連企業、総合商社、ゼネコン、私鉄、電機・IT企業、金融機関など
【カリキュラムの全体像】
本アカデミーは、イノベーションの理論(メソッド)だけでなく、リーンスタートアッププロセスに沿って仮説・戦略の立案、検証、修正を繰り返す「戦略立案・仮説検証行程(6ヶ月)」を教育の軸としています。
そして、戦略立案・仮説検証行程を実施するために必要な知識・情報を3つの領域から学ぶ「基礎学習行程(3ヶ月)」、仮説検証の結果をもとに具体的な事業計画に落とし込む「事業計画策定行程(2ヶ月)」を加えた3つの行程を通して、実社会で求められる実効性の高いビジネスを作り上げていきます。
【主任教授】
三村 昌裕(みむら まさひろ)
三村戦略パートナーズ株式会社 代表取締役
情報経営イノベーション専門職大学 客員教授
株式会社ゆとりの空間 取締役
1969年、長崎市生まれ。東京工業大学で都市計画を専攻。
他に制御工学を修め大学院修了後、 2001年に三村戦略パートナーズを設立。以来、先端テクノロジーを梃子とした新規事業創造や企業の成長戦略に従事。
多くの大企業支援やスタートアップ上場経験を通して、自らテーマとする社会課題解決型事業創造を体現する北大発ベンチャー、ポーラスター・スペースを設立。農業課題解決事業として経産省J-startupに選定される。
現在、人と組織を軸に企業のハイインパクト事業創造の再現性ある取組を支援する「仕組化」に取り組んでいる。
【本アカデミーの概要】
■ 試験日程
■ 奨学金・各種制度
■一般社団法人アグリフューチャージャパン(https://www.afj.or.jp)
所在地:東京都港区港南2-10-13 農林中央金庫品川研修センター5階
理事長:合瀬 宏毅(元 日本放送協会 解説委員室 解説副委員長)
設立:2012年2月
会員数:223会員(2023年12月31日現在)
事業内容:AFJ日本農業経営大学校の運営、農業分野における調査・研究等
■AFJ日本農業経営大学校について
次世代の農業経営者を育成することを目的に、『日本農業経営大学校』の名で2013年4月に開校。
農業を取り巻く環境や教育ニーズの変化に対応していくため、新たに「農業を変革する人材の育成」、「農業界全体の経営力の底上げ」というミッションのもと、教育内容の見直しを実施。2023年度よりAFJ(AgriFuture Japan)を冠した『AFJ日本農業経営大学校』と名称を変更し、新たな教育課程を提供開始。
『AFJ日本農業経営大学校 オンラインスクール』(https://www.afj.or.jp/jaiam/onlineschool/)
就農年数や経営段階によって必要となってくる学びやスキル、解決したい課題に合わせた講座を提供。オンライン中心の受講スタイルで、仕事との両立が可能である点が特徴。
『AFJ日本農業経営大学校 イノベーター養成アカデミー』(https://www.afj.or.jp/jaiam/innovator/)
アグリビジネス領域で新たな価値の創出や課題解決に取り組みたい人材に向けた実践中心のカリキュラムを提供するアカデミー。アイデア創出から仮説検証、計画策定を最短1年で行う。
■アグリフューチャージャパン会員一覧(2024年6月時点)