参加は無料!森林に抱かれ、森林に触れ、新たな自分やビジネスを発見したい方々へ
相模原市は、同市緑区の中山間地域と呼ばれるエリア(津久井・相模湖・藤野)における関係・交流人口の増加や将来の担い手探しや、森林空間を活用したコミュニティビジネスの創出等を目的に、里山や自然林を舞台とした森林ワークの現場を一般参加者に見学・体験していただく参加費無料のツアー「里山体験講座」を、今年も10月より全5回にて開催します。
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「里山体験講座」とは
神奈川県相模原市は首都圏の政令指定都市でありながら、市域の約60%が森林という特徴を持っています。
地域で受け継がれてきた貴重な資源である森林。その中でも、薪炭や山菜採取、きのこ栽培、日々の道具作りなど、人々が生活の中で関わり、守り続けてきた自然林や里山林。
これから先の森林に私たちはどのように関わり、守り続けていくのか。そこに新たなビジネスチャンスはあるのか?
そんな宝探しのようなプロジェクトに関わるトレジャーハンターに出逢いたい!そんな思いから令和5年度に立ち上がった「里山体験講座」。昨年に続き今回は第2回目の参加者募集となります。
今回のプログラムでは、まず森林に関する基礎知識を学び、森林の中で除伐体験や造材体験、マウンテンバイク等の体験をしていただきます。実際に木を使ったビジネスをしている事業者の木工所の見学や林業事業者の事業内容を聞くこともできます。定員が10名のため、参加者同士や講師とコミュニケーションがとりやすい雰囲気です。
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こんな人に来てほしい
参加資格は里山(広葉樹林)の保全や様々な体験、森林に関わるビジネス、里山を中心とした地域への関わりに興味があり、令和6年10月~令和7年2月各月1回のフィールドワークすべてに参加可能な成人の方ならどなたでも。※
今の仕事の中で森林に係る事業を展開していきたい方、森林に関わる営みに新たにジョインしたい方、セカンドライフを充実させたい方、新しいチャレンジをしたい方、現在の自分を見つめなおしたい方、学校での研究に役立てたい方、きっかけは問わずさまざまな方のご応募をお待ちしています。ぜひ私たちと一緒に週末を森で過ごし、未来をともに考えてみませんか?
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スケジュールと内容
① 10月12日(土) 予備日13日(日) 時間:10:00~16:00
「森林概論、グリーンウッドワーク(除伐・造材体験)」
森林に関する基礎知識及び広葉樹林(里山林)を取り巻く現状等に係る理解を深め、グリーンウッドワーク体験によりその魅力を体感することを目的とします。
【講 師】 木工アトリエ森侖舎、合同会社ヘリテッジキーパー
② 11月16日(水) 時間:9:30~16:30
「広葉樹の“木づかい”コミュニティビジネス見学ツアー」
広葉樹を用いたコミュニティビジネス等を展開する事業者の事務所等を訪れ、見学や事業内容について聴講するツアーにご参加いただき、地域課題やニーズを把握していただきます。
【講 師】 相模原市産業振興財団
【見学先】 一般社団法人 さがみ湖 森・モノづくり研究所(藤野木工所)、NPO法人 篠原の里、有限会社 サトウ草木
③ 12月7日(土) 予備日14日(土) 時間:10:00~16:00
「森林空間活用体験:マウンテンバイク、森林浴、蒸留体験、薪割りなど」
コミュニティビジネスの展開事例として、木工に依らない森のビジネスを紹介、体験し中山間地域の森林におけるコミュニティビジネスの可能性を模索していただきます。
【講 師】 合同会社ヘリテッジキーパー
④ 1月18日(土) 予備日25日(土) 時間:10:00~16:00
「広葉樹の伐採・造材体験」
広葉樹の伐採・造材を経験。伐採する樹木の選定や伐採方法、搬出方法等を体験により理解することを目的とします。
【講 師】 NPO法人 自遊クラブ
⑤ 2月15日(土) 時間:10:00~16:00
「コミュニティビジネス事例紹介、まとめ、振り返り」
コミュニティビジネスのノウハウを持つ講師による講義、グループワーク、振り返りをもって本事業を総括します。
【講 師】 相模原市産業振興財団、合同会社ヘリテッジキーパー
■各開催日の集合場所:つちざわの森(相模原市緑区根小屋2142番地)
駐車場あり(相模原市緑区根小屋2172-1)
【対象者】 18歳以上で全ての講座に参加意志がある方。里山の保全等の活動や、地域への関わりを持つこと、コミュニティビジネスについて学びたい方。
【定 員】 10名 ※申込多数の場合は抽選※受講者以外の同伴不可
【参加費】 無料
【申込期限】 令和6年9月20日(金)
【申込方法】 右のQRコードまたは下記URLより申込
【講座についての問合せ先】 合同会社ヘリテッジキーパー 青木(代表社員) 090-8087-2109
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昨年度開催時の様子と参加者の声
【昨年度参加者の声の一部】
・現在の里山や放置林の課題、相模原市の森林の現状が非常に良く理解出来たので、今後は更に知識と経験を深め、ビジネスに繋げる可能性を模索したい。また、自遊クラブの作業に参加しながらつちざわ森とも関わり続けたい。
・森や里山の保全の活動に積極的に参加していき、技術や知識を増やしていき、定年後の第2の人生のベースとしていきたい。
・新規事業をスタートするためにこの出会いを有効に活かしていきたい。
※コミュニティビジネスとは
地域課題の解決を「ビジネス」の手法で取り組むものであり、地域の人材やノウハウ、施設、資金を活用することにより、地域における新たな創業や雇用の創出、働きがい、生きがいを生み出し、地域コミュニティの活性化に寄与するものと期待されています。
なお、本プロジェクトはコミュニティビジネスの立ち上げを強要するものではなく、プロジェクトを通して里山における課題やニーズを理解していただき、将来的にこの地域や里山に関わる方が増えることを期待するものです。
■合同会社ヘリテッジキーパー(2021年設立)
Heritage Keeperは、13ヘクタールの里山を所有する山主と、その里山で子どもと大人の遊び場を運営してきた「土沢森あそびの会」、森林整備をしながらMTBを楽しむマウンテンバイク愛好家チームが手を取り合い、津久井の豊かな自然、風土、歴史を次世代に繋ぐことをミッションに活動しています。