金曜日, 9月 20, 2024
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アイシングループ、アサヒ飲料の「CO2を食べる自販機」を建屋に導入

CO2吸収材を土壌改良剤の原料として自社農園で活用

設置された「CO2を食べる自販機」

 アイシングループは、カーボンニュートラルに向けた取り組みの一環として、建屋にアサヒ飲料株式会社(社長:米女 太一、以下アサヒ飲料)の「CO2を食べる自販機」を設置しました。この自動販売機でCO2を吸収した吸収材は、グループ会社の新三商事株式会社(社長:三津田 和弘 以下、新三商事)の自社農園で土壌改良剤の原料として活用されます。

 「CO2を食べる自販機」とは、大気中のCO2を吸収する国内初の自動販売機で、2023年にアサヒ飲料が開発しました。この自動販売機は、庫内にCO2吸収材を搭載しており、大気中のCO2を吸収します。CO2を吸収した吸収材は、肥料やコンクリートなどの工業原料への活用が期待され、カーボンニュートラルに繋がる自動販売機として注目されています。

 新三商事では、自社農園で栽培した野菜をアイシングループ内の社員食堂で提供し、その食堂で発生した食物残渣から堆肥を作り、また自社農園で活用するという資源循環の取り組みを行っています。今回設置した「CO2を食べる自販機」から回収したCO2吸収材は、社員食堂の食物残渣から作った堆肥と合わせて、土壌改良剤の原料として自社農園に散布することで、土壌酸度(pH)の調整や植物を健康に保つなどの効果が期待されています。

土壌改良剤を撒く様子

 アイシングループでは、2050年のカーボンニュートラル達成を目標に掲げ、グループ一丸となって取り組んでいます。新三商事は、2025年にかけてグループ各社で「CO2を食べる自販機」の設置を進め、CO2の削減と資源循環の両軸で取り組みを加速していきます。

 アイシングループは、これからも環境や社会をより良いものにする技術開発を促進し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

<新三商事>

株式会社アイシン(本社:愛知県刈谷市、社長:吉田 守孝)の連結子会社。
事務用器具備品の販売、食堂運営、売店運営に加えて、道の駅の運営やキッチンカーなど新たな事業を展開している。

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