中古農機具の売買専門店「農機具王」を運営している株式会社リンク（本社：滋賀県近江八幡市、代表取締役：濱田 義郎）は、日本の生産者様103名を対象に「好きな農作業」に関するアンケートを実施しました。
■調査概要
調査概要：2024年 好きな農作業についての調査
調査方法：ラインのアンケート機能を使ったインターネット調査
調査期間：2024年7月4日〜同年7月21日
有効回答：日本の農作物の生産者103名
■生産者が選ぶ！好きな作業ランキングトップは◯◯
「農業をしていて1番好きな作業はなんですか？」（n=103）と生産者様に質問したところ、「収穫」と回答した方が63名と全体の61.2%を占めました。次いで「機械作業」と回答した方が6名（5.8%）という結果となりました。
「収穫」と回答した理由として、「子どもが育ったようで嬉しいから。苦労が報われる瞬間。」「1年間の成果が表れるから。また、作業がほぼ機械で完了するのも良い。」「今までの集大成であり、もうすぐお金になるから。」といった声が多く寄せられました。また、「収穫」をするために農業を日々頑張っているとの回答も多く見受けられました。
「機械作業」と回答した理由としては、「農業をしている！と感じられるから。」「肉体疲労が少ないから。」「効率が良いし、上手くいくと満足度が高いから。」「短時間で作業ができるため。」が挙げられました。
■まとめ
今回の調査結果から、生産者が特に「収穫」に喜びを感じていることが明らかになりました。収穫は農業の中でも特別な意味を持ち、労働の成果を直接的に確認できる重要な瞬間です。農作物が成長し、収穫を迎えるまでには多くの困難があります。天候の影響、害虫や病気のリスク、そして市場の変動など、数多くの不確定要素と戦いながら作物を育てる過程は非常にストレスフルです。このため、収穫の瞬間はこれらの努力が報われる時であり、深い達成感と感動を伴います。
同時に、機械作業の効率性や身体的負担の軽減も評価されており、現代の農業において技術の重要性が増していることも示唆されています。機械作業の導入は、農業の効率を劇的に向上させます。これにより、少ない人手で大規模な作業が可能となり、人件費の削減にも寄与します。また、効率化によって得られた時間を他の作業や経営改善に充てることができるため、全体的な農業経営の効率も向上します。また、農機具が耕作や収穫の主要部分を担うことで、生産者の身体的な負担は大幅に軽減されます。これにより、高齢の方や女性、さらには身体的に制約のある人々でも農業に従事しやすくなり、農業人口の多様化と拡大が期待されます。
収穫と機械作業の両方がもたらす効率化と満足感は、農業の持続可能性に大きく寄与します。収穫の喜びが生産者のモチベーションを維持し、機械作業が効率を高めることで、農業経営はより安定しやすくなります。また、機械化の進展は農業のイノベーションを促進し、新しい技術や方法の導入が進むことで、生産性のさらなる向上が期待されます。
収穫と機械作業の両方が生産者にとって重要な作業であり、それぞれが異なる魅力を持っています。収穫は感情的な満足感と経済的な成功をもたらし、機械作業は効率化と身体的負担の軽減を実現します。この二つの要素が組み合わさることで、農業全体の持続可能性と効率性が向上し、地域経済や次世代への影響も期待されます。生産者の声を反映した政策や支援策の策定により、農業の魅力をさらに高めることが重要であると考えます。
農機具王は、農業業界を盛り上げていくことを目的に、今後も生産者様を対象として調査を行っていきます。
