金曜日, 11月 22, 2024
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日本最大級のアクアポニックス農場を運営する会社が、農業展示会で新製品を発表

7月24日~26日開催「アクアポニックス・陸上養殖設備展」で、フィルターの稼働状況を24時間監視できるIoT新製品を公開

新製品「マナシステム® IoTフィルター」

ゲームコンテンツの制作とアクアポニックス向けIoTの開発を行う株式会社スーパーアプリ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:飯沼 正樹)は、東京ビッグサイトにて2024年7月24日(水)~26日(金)の3日間開催される「アクアポニックス・陸上養殖設備展(AQUA-AGRI TECH)2024」に出展いたします。

会期中は展示ブースにて、アクアポニックス・陸上養殖向けの管理システム「マナシステム®」のほか、フィルターの稼働状況を24時間監視できる新製品を展示いたします。

農業系展示会は初の参加となります。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

■スーパーアプリについて

スーパーアプリは2010年6月設立の、PC・スマートフォン向けにゲームを提供しているITベンチャー企業です。

2017年より、ボウリングゲームなどのHTML5製カジュアルゲームを、全世界で約30億人が利用するFacebook向けに提供しており、のべ1.9億人以上のプレイヤーに遊んでいただきました。

Facebook インスタントゲーム

そしてゲーム開発で培ってきたAI技術を活用し、スマート農業分野へ進出。2021年には、水耕栽培や陸上養殖のデータを管理するIoTサービス「マナシステム」の提供を開始しました。

翌2022年には同システムを使い、アクアポニックスと呼ばれる、野菜の栽培と魚の養殖を同時に行う新しい農法で自社農園「マナの菜園」を開園。一般消費者向けに、野菜の販売も行っております。

■アクアポニックスについて

水産養殖を意味するアクアカルチャーと、水耕栽培を意味するハイドロポニックスを組み合わせた言葉で、魚と野菜を一緒に育てる農法です。

アクアポニックスのイメージ

エサを食べた魚がフンをするとバクテリアが分解し、植物の栄養素をつくります。その栄養素をつかって植物が成長し、浄化された水が魚の水槽に戻ります。

残餌や排泄物の混じった排水がないため環境負荷が低く、また生きた魚がいるので農薬や化学肥料も使いません。

2025年大阪・関西万博でも、地元大阪のパビリオンでアクアポニックスの展示が決まるなど、エコでサステナブルな循環型農法として近年注目が集まっています。

■マナの菜園について

スーパーアプリが2022年12月、岐阜県加茂郡八百津町に開園した自社農園です。

面積は2,800平方メートルあり、国内最大級のアクアポニックス施設となります(自社調べ)。

当施設は、水耕栽培でリーフレタスやロメインレタスなどの葉物野菜を生産し、同時に陸上養殖でティラピア(イズミダイ)やチョウザメを育てています。

マナの菜園 外観
レタスなどの葉物野菜を中心に生産
ティラピア(写真)とチョウザメを飼育

生産した野菜は、中京圏を中心にスーパーマーケットへ卸しているほか、産直EC「食べチョク」経由で日本全国へ販売しています。

– マナの菜園:岐阜県|食べチョク

https://www.tabechoku.com/producers/25690

■マナシステム®について

スーパーアプリが自社開発した、農業・水産業の環境をセンサーで見える化、データ管理し、環境制御を可能にするIoT機器です。

マナシステム®
システムイメージ

取れるデータは、農業関係では室温、湿度、照度、二酸化炭素濃度、電気伝導度(EC)などです。また水産関係では、水温、pH、総溶解固形物(TDS)、溶存酸素量(DO)などをリアルタイムで確認でき、他社農業データ管理アプリとの連携も可能です。

現在、周辺の天気や降水情報に基づき、栽培・養殖環境を制御する機能や、映像データから、魚の収穫時期予測、病気検知も行うことができる機械学習機能などを実装中です。

また通常のIoT機器は、センサーの定期的なメンテナンスや試薬での確認が必要です。

しかしマナシステムは、校正済みのセンサーを定期的に受け取れるサブスクリプション型サービスのため、センサーを入れ替えるだけ済み、日常の面倒な付帯業務を削減できます。

本システムは発売以来、自社農園のほか、国内複数のアクアポニックス施設などへ導入いただきました。

兵庫県小野市 株式会社わさび様のアクアポニックス施設
静岡県磐田市 エスペックミック株式会社様のタツノオトシゴ養殖場

■新製品「マナシステム® IoTフィルター」について

スーパーアプリは2024年7月24日(水)より、マナシステム®シリーズの新製品「マナシステム® IoTフィルター」を販売します。

マナシステム® IoTフィルター

同製品は、陸上養殖や水耕栽培、アクアポニックスなどで使われるフィルターの稼働状況を24時間、遠隔監視できるシステムです。

フィルターは従来、現地で計器を確認したり、あるいは月1回など期間を決めて清掃していました。

本製品を導入することで、フィルターをIoTセンサーで24時間、遠隔監視できるようになります。

そしてろ過能力低下を検知すると、マナシステム®経由でアラートをPCやスマートフォンへ送信します。

担当者にアラートが届きますので、最適なタイミングで逆洗浄を行えます。

フィルターを逆洗浄する最適なタイミングがわかり、毎回現場へ行く必要がなくなるほか、浄水を節約でき環境保全にも役立ちます。

ろ過能力低下を検知するとアラートを送信
IoTセンサーが取り付けられたフィルター

■展示会について

名称    アクアポニックス・陸上養殖設備展(AQUA-AGRI TECH)2024

同時開催  施設園芸・植物工場展(GPEC)2024、スマートアグリ ジャパン(SAJ)2024

開催日時  2024年7月24日(水)~26日(金) 10:00~17:00

会場    東京ビッグサイト 南1・2ホール

小間番号  南2ホール D-36 (株式会社アクポニとの共同ブース)

入場方法  無料。なお展示会の入場には事前来場登録が必要です

      https://www.tenjikai-uketsuke.com/form/gpec2024/visitor/

■メディア取材歴

2023年3月31日 NHK「おはよう日本

2023年4月27日 小学館「@DIME

2023年5月5日 「全国農業新聞」5月5日号中日本版

2023年5月17日 「中部経済新聞」

2023年5月23日 名古屋テレビ「アップ!

2024年1月12日 米技術誌「CIOReview APAC

2024年4月1日 MID-FM「魁TOPインタビュー

など

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