日曜日, 11月 24, 2024
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AI農業のAGRISTが次世代スマート農業パッケージを公民連携で推進することを目的にしたシリーズBラウンド資金調達を実施

AIとロボットを活用したスマート農業を推進するAGRIST株式会社(本社:宮崎県新富町、以下AGRIST)はシリーズBラウンドの資金調達を実行したことをお知らせいたします。本ラウンドでは、新規投資家として「株式会社タカミヤ」と「日鉄興和不動産株式会社」の合計2社を第三者割当増資の引受先として調達しました。企業と行政と連携し、AIとロボットを活用した農業課題の解決を推進して参ります。

背景

AGRISTは、2019年に農家との勉強会から誕生した課題解決型のスタートアップです。収穫の担い手不足の課題を解決するロボットの開発からはじまり、2021年には農業生産法人の設立も行いました。AIとロボットを活用した社会課題解決型の農業パッケージ「Sustagram Farm」を開発し、行政と企業と連携した事業を全国で展開しております。


目的

AIとロボットの研究開発及び農業パッケージの全国展開を、公民連携によりさらに推進するために今回の資金調達を実行しました。

  • 収穫ロボットの性能をさらに高め、収穫の担い手不足を解決して参ります

  • 当社の技術を活用した農業パッケージにより低リスクの農業参入支援を行います

  • 企業や自治体と連携し、AIとロボットを活用した農業を全国で展開します

新規投資家2社の紹介

株式会社タカミヤについて

株式会社タカミヤは1969年に創業した、足場をはじめとする仮設機材の総合プラットフォーマーです。農業従事者の普及・教育およびリスクを減らして就農できる環境づくりを行い「農業」へのハードルを下げると共に、AIやロボットを活用する新たな農業技術の開発も促し、農業の更なる発展に貢献するべく、2024年4月、埼玉県羽生市の株式会社タカミヤの実証農場に「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK」を設立しました。TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARKでは、農業における全てがわかる総合農業パークを目指しております。


「AGRISTとの協業で創る強く魅力的な日本農業の未来」

株式会社タカミヤ 上席執行役員 海外事業本部長 兼 アグリ事業部長

岡本 裕之

多種多様な課題を持つ日本の農業界を「強く、魅力的なものにしたい」、それが当社アグリ事業部の最大で最も重要な役割であり、そのミッションに向けてともに並走するパートナーがAGRIST株式会社です。

昨年の鹿児島県のSustagram Farmの建設、埼玉県羽生市の当社実証農場へのロボット導入などこれまで様々な形で協業させていただいております。

同社のもつロボット・AIの技術は、業界の技術革新のみならず、教育や福祉など様々な業界との可能性を最大限に引き出す力があります。

さらに、農業分野だけではなく、建設分野においても同社技術の応用によって業界に新たな風を吹かせることが可能であるとも考えています。

私たちは同社と共に、日本の農業の未来をもっと明るく、希望あるものにしたい、建設業界を活性化したい、その願いをかなえるべく挑戦し続けてまいります。

■日鉄興和不動産株式会社について

日鉄興和不動産株式会社は、東京都心のプライムエリアにおいて、オフィスビルや外国人向け高級賃貸マンションを開発・賃貸する不動産賃貸事業と、マンション分譲事業、物流施設事業を核として展開する総合デベロッパーです。

2020 年 3 月より CVC 活動をスタートし、2021 年 4 月に「イノベーション・DX 推進室」(2024年4月「イノベーション創出部」に組織改編)を設置し、2023 年 3月時点で事業会社 6 社、ベンチャーキャピタル 4 ファンドに出資を実行しております。日鉄興和不動産株式会社が保有する不動産事業でのノウハウを、農業を始める上での周辺プロセスに役立て、農業による社会課題解決、事業推進を目指します。

「土地活用を通じた不動産業と農業の融合」

日鉄興和不動産株式会社 企画本部 イノベーション創出部長兼ライフデザイン総研室長

山下 恒

当社が推進するオープンイノベーションの取り組みの一環として農業事業を模索・検討するに当たり、農業テック分野において、ロボット技術のみならず、公民連携による農地探索力・AIを活用した次世代スマート農業への着手など、多角的に取り組んでいるAGRIST社は良きパートナーになっていただけるものと考え、出資・業務委提携に至りました。

 農業は、不動産業とも密接に関連し、相互にノウハウ共有を行うことで新たな産業の創出へとつながる可能性があると考えております。当社が現状行っている不動産アセットからは領域を超えるものとなりますが、今後、次世代スマート農業の推進により、脱炭素をはじめとする環境問題・土地活用メニューの拡大に寄与することを期待するとともに、地方創生等の社会課題解決に向けて同社とより一層の協業を進めてまいります。

「AIとロボットで農業における脱炭素などの課題解決に取り組んでいきたい」
AGRIST株式会社 代表取締役
齋藤 潤一

シリーズBラウンドにて新たにご支援いただいた新規投資家の皆様に、心より感謝申し上げます。

AGRISTはAIとロボットを活用した農業パッケージを全国の自治体や企業様と連携して展開しております。当社の技術を活用し、資材の現場や不動産における脱炭素の研究開発にも取り組んでいきたいと考えております。

今回の資金調達により、採用強化を推進していきます。得たリソースを最大限に活用し、皆様のご期待に応える結果を出していく所存です。

最後に、今回の資金調達にご協力いただいた全ての方々に改めて感謝申し上げます。これからも変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。

AGRISTの採用ページはこちら

https://agrist.com/recruit


「AIとロボットを活用した農業パッケージの全国展開をさらに強化します」
AGRIST株式会社 代表取締役
秦 裕貴

ご協力いただいた投資家の皆様に深く感謝申し上げます。

今回の資金調達は、弊社の収穫ロボットや農場のセンシング技術、データ解析、AI農業に関する取り組みをさらに強化し、開発から実用段階に移行する重要なステップとなります。

各社とのパートナーシップにより、弊社の強みである生産現場の自動化・効率化に加え、農場の建設や農地の確保など、農業を始めるうえで必要となる周辺プロセスについても最適なご提案ができるように努めてまいります。

今後とも、皆様のご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。


これまでの実績

AGRISTはこれまでに、公民連携やキュウリ収穫ロボットの現場導入など、多くの実績を積み重ねてきました。AIや自動収穫ロボット、栽培データを活用した収益性の高い農業経営を提案することで、農業をより魅力的な職業へ改革して参ります。

企業情報

AGRISTは、「100年先も続く持続可能な農業の実現」をビジョンに2019年に設立され、AIやロボットを活用した営農システムの開発に取り組むアグリテックスタートアップ企業です。これまでに、第10回ロボット大賞で農林水産大臣賞やCES2023でイノベーションアワードを受賞しており、国内外で高い評価を得ています。

会社名:AGRIST株式会社(アグリスト)

代表者:齋藤潤一、秦裕貴

本社所在地:宮崎県児湯郡新富町富田東1₋47₋1

設立: 2019年10月

事業内容:農業ロボット開発事業・次世代農場事業・AI開発事業

公式ウェブサイト:https://agrist.com/

Facebook:https://www.facebook.com/teamAGRIST/

ロゴやアグリストの写真はこちらからご自由にご使用ください:https://agrist.com/media

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