金曜日, 11月 22, 2024
ホーム経営情報日本・台湾のフードサプライチェーンの持続可能な発展と輸出入拡大のため、一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)と台灣優良食品發展協會 (TQFA)は2つのパートナーシップ協定を締結しました。

日本・台湾のフードサプライチェーンの持続可能な発展と輸出入拡大のため、一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)と台灣優良食品發展協會 (TQFA)は2つのパートナーシップ協定を締結しました。

一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)は、日本と台湾両国の食品サプライチェーンの発展のため、台灣優良食品發展協會 (TQFA)と「社会的責任(SSC)事業連携」と「食品安全マネジメント規格JFS-B Plusをベースにした規格運用の合意」の、2つのパートナーシップ協定を締結いたしました。

日本・台湾の食品事業者の社会的責任の遂行と食品安全を促進するためのパートナーシップ協定

一般財団法人食品安全マネジメント協会(以下、JFSM)と台灣優良食品發展協會 (以下、TQFA)は、2024年6月26日台湾で最大規模の食品産業専門見本市「FOOD TAIPEI 2024」において、日本と台湾におけるフードサプライチェーン全体の持続的な発展と社会的責任に関する取り組みを支援するため、「社会的責任事業(以下、SSC事業)連携協定」を締結しました。

また、国際ビジネスチャンスを求めている日台それぞれの食品産業を、食品安全プログラムの観点から、より負担なく支援するため、「食品安全マネジメント規格JFS-B Plusをベースにした規格運用の合意協定」を締結しました。

JFSMとTQFAによるこれら2つのパートナーシップ協定は、台湾経済部産業発展局グループ長の李佳峯(Lee, Chia -Fong)様と台湾経済部国際貿易局副局長の李冠志(Lee, Guann-Jyh)様、公益財団法人日本台湾交流協会 台北事務所副代表の服部崇様による立会いのもと、TQFA理事長の周能傳(Chou, Neng-Chuan)様とJFSM理事長の小谷雅紀が調印し、締結しました。

SSC事業連携協定

JFSMは食品安全規格の開発・運営で培ってきた国際標準化、認証規格運営や人材開発に関する知見や経験を生かし、企業の社会的責任(CSR)に関する活動を推進するため事業(SSC事業)を始めます。

この度締結したSSC事業連携協定により、JFSMとTQFAはSSC事業をともに計画し運用してまいります。両団体が行ってきた食品安全事業へ新たにSSC事業が加わることで両輪となり、日台の食品事業者の信頼性を包括的に高める活動を支援できるよう活動してまいります。

この活動の一環として、JFSMは持続可能サプライチェーン評価プラットフォーム(Sustainable food Supply Chains Assessment Platform)を開発しました。ISO 26000(社会的責任に関する国際規格)を再整理し、企業の実態に合わせた要求事項(設問)に回答することで、企業のCSRへの取り組みを可視化でき、現状の把握と課題の導出に活用することができる自己評価ツールで、2024年10月に運用開始予定です。SSC事業に関する今後のアップデートはJFSMウェブサイトをご覧ください。

URL: https://www.jfsm.or.jp/ssc/

食品安全マネジメント規格JFS-B Plusをベースにした規格運用の合意協定

JFSMは国際標準の能力向上プログラムに対応するJFS-B Plus規格を開発し、2024年5月に公開しました。

 この度締結した食品安全マネジメント規格JFS-B Plusをベースにした規格運用の合意協定により、TQFAはJFS-B Plus規格をベースに、Trans Pacific Food Safety規格を新たに開発します。両規格は互いに取得時点で相互承認となる方針で、日本と台湾の輸出入をより促進し、両国の食品事業者がグローバルに拡大する機会を創出することに貢献いたします。

台灣優良食品發展協會(TQFA)について

TQFAは30年前に政府主導で設立され、現在の独立した非営利団体へと発展してきました。経済部工業局(IDB)が台湾の食品産業の健全な発展を推進するため、1989年に認証プログラムが開始されました。その後官民協力の時代を経て、現在ではTQFAは民間団体として、食品産業の自主管理の有効性を検証するために公正かつ客観的な第三者認証制度を採用したTQF認証プログラムを運営しています。

URL: https://www.tqf.org.tw/

⾷品安全マネジメント協会(JFSM)について

⼀般財団法⼈ ⾷品安全マネジメント協会(JFSM)は国際標準に整合する⽇本発の⾷品安全マネジメント認証・適合証明プログラム「JFS規格」の開発運営団体です。規格を提供していくだけではなく、食品事業者や監査認証事業で活躍できる、さらには国際標準のルール策定にも参画できる食品安全の専門人材を養成も行っております。

 参考動画:⾷品安全とJFS規格「JFS規格ができること」https://youtu.be/eosEjCCF0ec

JFS規格とは

JFS規格は、一般財団法人食品安全マネジメント協会が開発・運営する食品の安全管理の取り組みを認証する規格で、2016年に公開されました。

2024年6月現在、食品製造やフードサービスのオペレーションを対象とした認証規格や適合証明規格を6つ運用し、国内外で2600以上の組織を登録しています。

 日本国内のHACCP制度化に対応でき、すべての食品製造事業者にとって取り組みやすいステップアッププログラムであるJFS-A/B/B Plus適合証明規格と、Global Food Safety Initiative(GFSI)から2018年10月にアジア・オセアニア地区で初めて承認を受けたJFS-C規格認証のほか、外食・中食・給食向けのJFS規格(フードサービス)と多店舗展開事業者版であるJFS規格(フードサービス・マルチサイト)をそれぞれ運用しております。

参考動画:食品安全とJFS規格「JFS規格でつくる仕組み」https://youtu.be/FC1PRViN0dY

【団体概要】

会社名:⼀般財団法⼈ ⾷品安全マネジメント協会(JFSM)

所在地:東京都中央区銀座8丁目17番5号 THE HUB 銀座 OCT 605号室

理事⻑:小谷 雅紀

設⽴:2016年1⽉

URL:https://www.jfsm.or.jp/

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