パルシステム連合会(本部:新宿区大久保、理事長:大信政一)では、米の作付け時に注文を受け年間を通じて定期的に届ける「予約登録米」の利用を呼びかけています。2024年産の登録世帯数は3年連続で20万世帯を超えました。特に有機栽培米の登録は、募集した3商品でいずれも前年を上回りました。
有機米は登録可能な全銘柄で登録増
パルシステム連合会(本部:新宿区大久保、理事長:大信政一)では、米の作付け時に注文を受け年間を通じて定期的に届ける「予約登録米」の利用を呼びかけています。2024年産の登録世帯数は3年連続で20万世帯を超えました。特に有機栽培米の登録は、募集した3商品でいずれも前年を上回りました。
2024年産の予約登録米は、登録世帯数が20万5千人(前年比102.4%)、点数は29万5千点(99.8%)でした。精米重量換算では、年間1万6,867t(前年比99.9%)となる見込みです。これは、1人当たり年間消費量(49.4㎏=農林水産省「令和4年度食料需給表」)に換算すると、およそ34万人分にのぼります。
なかでも有機栽培米は、募集した「有機宮城ひとめぼれ」「有機山形つや姫」「有機おまかせ米※」すべてが前年を上回る登録数となりました。
※産地、銘柄を指定せず、年間を通じてさまざまな産地、銘柄のお米を味わえる登録型商品
1995年のスタートから30年目
予約登録米は、田植えの段階で産地と1年間の契約を結び、4週に1度、定期的に登録者へ米をお届けします。1993年の冷害による米不足を契機として1995年に始まり、2024年で30年目を迎えました。これまで大規模災害などで調達が厳しくなったときも、登録者を優先して米を届けています。
パルシステムの予約登録米は、すべての産地で化学合成農薬や化学肥料にできるかぎり頼らない栽培を目指しています。田植え前から出荷が約束されていることで、生産者は安心して米を栽培することができます。利用を通して環境保全型の農業が地域に広がるほか、次の世代の生産者を育てるあと押しになるなど、さまざまな役割を果たしています。
パルシステムでは今後も、利用者のみなさんへ理解と利用を呼びかけます。
パルシステムの産直 https://www.pal-system.co.jp/sanchoku/
※参考資料:作物統計、食料需給表(いずれも農林水産省)
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,530.9億円/組合員総数171.4万人(2023年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/