木曜日, 6月 27, 2024
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新潟県産高規格のどぐろの新ブランドをお披露目!その名は「美宝」

全国トップクラスの高品質のどぐろは衝撃的な美味しさ!

 新潟県は、6月17日(月)新潟が誇る高品質な新潟県産のどぐろ「美宝(びほう)」のお披露目会を開催いたしました。

 現在新潟県で漁獲されている新潟県産のどぐろは、高品質ゆえに観光・飲食業界からのブランド化の声も多く、新潟県産ののどぐろの中でも特に高規格なのどぐろを新ブランド「美宝」として発表いたしました。

 また、のどぐろを含む新潟県の推進ブランド品目の魅力を広くご発信いただく「新潟県推進ブランド品目アンバサダー」に美食評論家でコラムニストの中村孝則様を迎え、アンバサダー任命式を執り行いました。

 のどぐろの正式名称はアカムツといい、口を開けると喉の奥が黒いことから「のどぐろ」と呼ばれています。水深100m~200mのやや深い所に生息しており、魚やイカ、エビ類を食べる肉食性です。最大で全長40cm、体重2kg近くまで成長します。

 新潟は美味しい白身魚の宝庫ですが、その中でも年中旬で脂がたっぷり乗っているのどぐろは「白身のトロ」、「白身の王様」と呼ばれ、新潟を代表する高級魚です。県内では主に底びき網、刺網で漁獲されますが、底びき網禁漁期(7~8月)には延縄で漁獲されるため、一年を通してまとまった量が水揚げされます。佐渡市、村上市、新潟市、糸魚川市が主な産地としてあげられます。

 底びき網漁が禁漁になる7~8月。この時期、糸魚川市や村上市で盛んになる延縄漁などで漁獲された大型ののどぐろは一部の料理人からは最高品質として知られていました。一尾ずつ丁寧に漁獲されるのどぐろは水揚げ後、直接手で触れない、氷に直接当てないための専用のマットを敷いて箱詰めするなど徹底した品質管理にこだわっています。鱗が一枚もはがれていない美しいのどぐろは、他の漁法で漁獲したものより値段が倍以上違うこともあります。

 新潟県ではこの度、これらの最高品質のどぐろに高規格の基準を設け、ブランド化することと致しました。

高品質な新潟県産のどぐろは独自の高規格基準を設定し、全国の中でもトップクラスののどぐろを新潟県の宝として皆さまにご紹介します。

厳格な基準を満たしたのどぐろだけが「美宝」を名乗れる

 新潟県産のどぐろは一年を通して様々な漁法で漁獲されますが、美宝は産卵前の大型ののどぐろが多く漁獲される7~8月が旬。特に高鮮度で漁獲できる、はえ縄漁と刺網漁で漁獲されるのどぐろは「大型」「うろこの剝がれがない」「水揚げ後も色・身持ちがよい」という特徴があり、「400g以上」「選ばれた地域、漁師のみが漁獲」「徹底した品質管理」など厳選された基準を加え、これをクリアしたのどぐろだけが「美宝」を名乗ることが許されます。

 現在は村上市の桑川漁港、岩船港と、糸魚川市の筒石漁港の3校7漁船*の熟練の漁師のみが水揚げしています。この「美宝」という名称も、新潟ののどぐろを熟知した漁師たちによって、新潟の美しい宝として、誇りを持って「美宝」と名付けられました。

 厳格な基準ゆえに、漁獲量、流通量は現在、ごく僅かなため、さらに「美宝」の希少価値が高まります。

                                           *令和6年6月現在

漁場の近さと徹底した品質管理が美宝をさらに美味しくする

 美宝をはじめとした新潟県の魚は、沿岸漁業が主体であることから、日帰り操業で漁獲され、その人のうちに市場へ上場されます。さらに美宝は「直接手で触れない」「漁獲後から氷冷し、魚体に氷が直接触れないように荷造りを施す」など徹底した品質管理をおこなっています。水気が多く、身の柔らかいのどぐろは、わずかな圧力やこすれなどでも身質が変化してしまうデリケートな魚。漁師によっては一尾ずつ袋に入れて港まで運ぶこだわりも。そのこだわりが鱗1枚剥がれない最高品質の美宝を生み出します。

 お披露目会では新潟県農林水産部によるプレゼンテーションののち、花角英世新潟県知事による挨拶と高規格のどぐろの新ブランド名のお披露目を行いました。花角知事は「豊かな食文化を誇る新潟県では300種類以上の魚が漁獲されていると言われています。その中でも新潟県を代表する魚が“のどぐろ”です。のどぐろの中でもハイスペックなのどぐろを今回ブランドとして立ち上げることとなりました。是非、新潟県に食べに来ていただきたい。」とコメント。美宝は主に県内で流通する予定で、今後、県は新潟の食を通じた観光の活性化などを目指して、PRすることを検討しています。

 続いて美食家でコラムニストの中村孝則様を迎え、新潟県推進ブランド品目アンバサダーの任命式を執り行いました。中村様は2023年度より、「ローカル・ガストロノミー」の理念をもとに地域社会との関わりに積極的な新潟県内の飲食店や宿泊施設、お土産品などを発掘し表彰する「新潟ガストロノミーアワード」の特別審査委員長を務めています。中村様は新潟の食文化について「新潟県には素晴らしい飲食店が多いというのを感じています。食材だけではなく素晴らしい料理人がたくさんいることも新潟県が誇れる財産だと思います。」とコメント。先日、村上市に取材に行った際に、美宝を初めて見てその大きさとルビーのような美しさの衝撃を受けたとのことで「和食ブームでいまや海外の美食家の間ではのどぐろの認知度は高くなっています。日本だけでなく世界中の方に美宝を食べに新潟に来ていただきたい。」と話しました。

 お披露目会では「料亭 能登新」の11代目店主・山貝誠様による調理パフォーマンスと美宝の試食会も開催されました。この日、振舞われたのは「のどぐろ松笠 焼き霜お造り 割肝醤油、⿂沼⼭葵」と「のどぐろ棒鮨」の2品。

 「のどぐろ松笠焼き 焼き霜お造り」は鱗を焼き上げ、その食感を存分に楽しめる逸品。瞬間的に焼き上げることで鱗のついた皮の部分はパリッと仕上がり、中のお造りの部分は半生の状態で仕上がっています。美宝の肝で割った醤油と魚沼産山葵をつけていただくことで、鱗の香ばしさ、肝のコク、山葵の辛味などを同時に楽しむことができます。 「のどぐろ棒鮨」は日本料理とのどぐろの魅力を楽しめる逸品。仕上げに炙ることで、皮面にある脂の旨味をより引き出し、美宝の脂の美味しさを堪能することができます。

 「美宝」の取り扱い店舗は令和6年6月時点で、「能登新(村上市)」「「鮨 登喜和(新発田市)」「兄弟寿し(新潟市)」「せかい鮨(新潟市)」「鍋茶屋(新潟市)」「uoni(長岡市)」「割烹から松や(上越市)」「鶴来家(糸魚川市)」の新潟県内8店舗になります。

イベント概要

1 日 時 令和6年6月17日(月) 11時00分~12時30分

2 場 所 八芳園 「白鳳館」 東京都港区白金台1丁目1

3 内 容

新潟県の取組についてご紹介 / 新潟県産高規格のどぐろの新ブランド発表(花角新潟県知事)

アンバサダー任命式 / 新ブランドのどぐろご試食 / フォトセッション / 囲み取材

 ブランドサイト:https://bihou.net/

本リリースに対するお問合せ先
「新潟県産高規格のどぐろお披露目会」事務局 (株式会社フルタイム内)
E-Mail:info@fulltime.co.jp 
TEL:03-6412-7795
担当:平沢、古坂

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