~特集テーマは「農林水産業に対する国民理解の醸成」と「子供・若い世代を中心とした食育の推進」~
本日、「令和5年度食育白書」が閣議決定されました。
今回の白書では、特集1として「農林水産業に対する国民理解の醸成」、特集2として「子供・若い世代を中心とした食育の推進」を取り上げています。特集1では、農林漁業体験の提供、産地と消費者の結び付きの強化、農林漁業等に関する教育の機会の充実に関する取組を紹介しています。また、特集2では、子供や若い世代における食育の取組に焦点を当て、食育に関する意識や食育の実践状況等を記述するとともに、取組の事例を紹介しています。
この白書を通して、食育について広く国民の皆様に知っていただくことを目指しています。
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令和5年度 食育白書の概要
食育白書は、食育基本法に基づき、政府が毎年、国会に報告しているものです。
第1部では、食料安全保障に関わる大きな情勢の変化等に鑑み、農業の生産から消費までの過程やその課題への国民の理解を更に深める必要があることから、特集1を「農林水産業に対する国民理解の醸成」として、農林漁業体験の提供、産地と消費者の結び付きの強化、農林漁業等に関する教育の機会の充実に関する取組を紹介しています。
また、特集2「子供・若い世代を中心とした食育の推進」では、第4次食育推進基本計画の重点事項である「生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進」のうち、子供や若い世代における食育の取組に焦点を当て、食育に関する意識や食育の実践状況等を記述するとともに、取組の事例を紹介しています。
第2部では、第4次食育推進基本計画に掲げた事項の具体的な取組状況について、様々な事例を紹介しつつ、話題性の高いテーマをコラムとして記述しています。
第3部では、第4次食育推進基本計画で掲げた目標値の達成状況等を記述しています。
なお、「令和5年度食育白書」本文及び概要は以下のURLで御覧いただけます。
URL: https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/r5_index.html
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内容のポイント
第1部 食育推進施策をめぐる状況
特集1 農林水産業に対する国民理解の醸成
現下の食料安全保障に関わる大きな情勢の変化等に鑑み、農業の生産から消費までの過程やその課題への国民の理解を更に深めることが必要。そのために特に重要となる農林漁業体験の提供、産地と消費者の結び付きの強化、農林漁業等に関する教育の機会の充実に関する取組を紹介。
特集2 子供・若い世代を中心とした食育の推進
朝食の欠食やバランスのよい食事がとれていないといった若い世代の食の現状を分析し、朝食欠食等の改善に向けた食育の取組を事例等で紹介。
第2部 食育推進施策の具体的取組
第1章 家庭における食育の推進
「早寝早起き朝ごはん」国民運動の推進等の子供の基本的な生活習慣の形成、妊産婦や乳幼児に対する食育の推進等について記述
第2章 学校、保育所等における食育の推進
栄養教諭の配置等の学校における食に関する指導体制の充実、学校給食における地場産物等の活用等について記述
第3章 地域における食育の推進
健全な食生活の実践を促す食育の推進、「日本型食生活」の実践の推進、食品関連事業者等による食育の推進等について記述
第4章 食育推進運動の展開
「食育月間」の取組、食育推進計画の作成に関する状況等について記述
第5章 生産者と消費者との交流の促進、環境と調和のとれた農林漁業の活性化等
農泊や農林漁業体験等を通じた生産者と消費者の交流の促進、地産地消の推進、食品ロスの削減等について記述
第6章 食文化の継承のための活動の支援等
ボランティア等による食文化継承の取組、「和食」の保護と次世代への継承のための取組等について記述
第7章 食品の安全性・栄養等に関する調査、研究、情報提供及び国際交流の推進
食品の安全に関する情報提供、食品表示の理解促進、日本食・食文化の海外への発信等について記述
第3部 食育推進施策の目標と現状に関する評価
第4次食育推進基本計画で掲げた目標値の進捗状況等について記述
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添付資料
報道発表資料(PDF : 781KB)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/attach/pdf/240607_7-2.pdf