月曜日, 11月 25, 2024
ホームイベント世界でもっとも参加者が多い、花き生産の環境認証制度「MPS-ABC」。日本でも2027年国際園芸博覧会の調達基準として選定されたのを受け、無料オンラインセミナーを開催

世界でもっとも参加者が多い、花き生産の環境認証制度「MPS-ABC」。日本でも2027年国際園芸博覧会の調達基準として選定されたのを受け、無料オンラインセミナーを開催

MPSジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:松島義幸 http://www.mps-jfma.net)は花き生産の環境認証制度である「MPS-ABC」の無料オンラインセミナーを5月7日、6月3日に開催いたします。

社会全体で、SDGsやサスティナビリティ(持続可能性)の向上に取り組む中、花きについても、不適切で配慮に欠けた生産は改善していかなければなりません。このたび、2027年国際園芸博覧会(以下、GREEN×EXPO 2027)の開催に際しても、「持続可能性に配慮した花・植物」を調達することが義務づけられ、それを証明する認証の一つとして、「MPS-ABC」認証が選定されました。

花や植物、樹木は人々に癒しと喜びを与えるものですが、花き栽培に用いられる農薬・肥料や石油エネルギーは、人の健康被害、自然環境の汚染と野生生物の減少、さらには地球温暖化による気候変動など、さまざまな悪影響を生じる可能性もあります。

花きの生産に関しては、オランダで設立された環境負荷低減認証「MPS」があり、日本語では『花き産業総合認証』と訳されています。MPSの認証は花き業界の各事業者に対して認証がありますが、中でも「MPS-ABC」は生産者向けで、世界50カ国以上3,500社が参加しており、花きの国際取引においても生産者のサスティナビリティ対応を証明するものとして一般化しています。日本では2006年にMPSジャパン株式会社(以下、MPSジャパン)が設立され、国内でのMPS認証の啓蒙や審査、運営を行っています。

MPSジャパンは、GREEN×EXPO 2027をきっかけに、今後、国内でもますます「MPS-ABC」認証のニーズが高まるであろうと予測しており、「MPS-ABC」認証基準の概要と要求事項について解説する無料セミナーを実施いたします。「MPS-ABC」認証への加入を検討の方だけでなく、環境への負荷を減らした花き生産や持続可能性に配慮した花き生産に学びたい方、あるいは環境に配慮した花や観賞用植物に興味のある方など、どなたでも無料で参加いただけます。どちらの回も内容は同じですので、参加日をご確認のうえお申し込みください。

【無料オンラインセミナー詳細】

開催日:5月7日(火)、6月3日(月)
開催時間:15:00~16:00
配信場所:ZOOM
講師:MPSジャパン株式会社 技術部長/MPS-ABCコーディネーター 彦田岳士
参加申し込み:5月7日 https://mps-abc2024may.peatix.com 
       6月3日 https://mps-abc2024jun.peatix.com
  

【MPSとは】

花き生産の環境負荷低減認証機関として、1995年オランダで設立。当初は生産者のみを対象としていたが、現在では市場や流通も含め、「コンプライアンス」、「品質管理」、「トレーサビリティ」などの基準を含む複数の認証に幅を広げた。これにより、花き産業全体のサスティナビリティを向上させる認証に成長し、国際貿易分野での取得が推奨されている。
MPSとは「Millieu Programma Sierteelt」というオランダ語の略。日本語では『花き産業環境プログラム』と訳されるが、他の認証との合体によって、本来の単語の意味を越えた認証システムになったため、現在は『花き産業総合認証』と表現している。

【MPS-ABCとは】

世界50ケ国以上で3,500社を超える生産会社が参加する花きの国際取引におけるサスティナビリティの証明として最も一般的な認証制度および認証資格。認証参加者は自然環境や作業従事者の健康を守るため、危険な化学物質を使わず、農薬・肥料・エネルギー使用量の削減に努める義務がある。作物の栽培や防除・施肥などの記録はオンライン登録され、その評価により、A、B、Cの3ランクの認証が発行される。

【MPSジャパン株式会社とは】

MPS JAPANMPS JAPAN

日本の花き生産において、自然環境および作業従事者の健康を守るための農薬・肥料・エネルギーの使用の管理が十分でないことに気付き、MPS本部より承認を得て、2006年に設立。国内でのMPSの啓蒙と、生産者向け「MPS-ABC」、市場向け「MPS-GPA」、流通向け「MPS-GTP」などの審査・認証を実施。
その他、国内での花きの消費拡大のため、2014年には「花き日持ち品質管理認証制度」を確立。2023年8月には、日本農林規格(JAS)の「日持ち生産管理切り花」の認証機関としても登録された。

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

Most Popular

Recent Comments