植物活性剤「東京8」でビートの育苗に効果を発揮!
-バイオスティミュラントで育苗時に成長促進-
株式会社太陽油化(本社:東京都板橋区、石田太平社長)が開発した、バイオスティミュラント「東京8」は、同社の事業である都市型排水から発生する「汚泥」処理の研究の中で発見した約1500種の微生物を集合化させた微生物資材です。2022年に有機JAS資材登録を行い、有機農業を含めた、あらゆる農業に使用出来るバイオスティミュラントです。
本年4月、北海道音更町の圃場でビートの育苗に「東京8」を使用した実験を行い、その効果を発揮したことをご報告いたします。
北海道のビートについて
ビートとは、砂糖の原料となる甜菜(てんさい)の一種で、赤い根が特徴的な野菜です。北海道は日本で唯一、ビートの栽培が行われている地域で、国内生産量のほぼ100%を占めています。令和3年産のビートの生産量は406万1,000トンで、前年産に比べ14万9,000トン(4%)増加しました。ビートの糖度は年によって変動しますが、令和3年産は16.3%でした。北海道のビート生産量のうち、最も多いのは十勝地方で、令和3年産では約171万トンでした5。北海道のビートは、砂糖や飼料などに加工されています。今回、実験に協力頂いた音更町の圃場でも生産が活発で生産量の増加は、農業者に期待を受けています。
東京8の実験について
実験は、ハウス2棟(500㎡×2棟)で実施しました。同年3月初旬にペーパーポットに播種を行い、全3回に分けて東京8を散布しました。
△最初の東京8散布直後の様子
比較対象は、既存の資材で東京8の散布のみ片側に施用するだけに留めた実験方法としました。
結果として、実験46日目にはその効果が見え始めます。東京8を散布した試験区では、茎の大きさや長さ、葉の大きさが生長著しく、根量(特に細根)が多くなりました。
このように、育苗期でのビートへの本剤「東京8」の使用は、根張り、生育速度、健全性の観点から大変有効であることが分かります。そして、育苗後の定植に対して、活着や初期の生育に期待を得られます。
「東京8 栽培事例報告会 2024年春」を 2024年1月29日にZoomウェビナーで開催
このような、バイオスティミュラント「東京8」を使った、栽培事例報告会を開催します。
テーマは、「春まきに向けて稲作への東京8栽培」です。
今度のウェビナーでも実際の農業者による、栽培成果をお送りする予定ですので、ご参加お待ちしております。
詳細情報
日時:2024年1月29日(月) 16:00~19:00
内容:国内事例は、稲作での成果と東京8を使ったぼかし肥料作りについて。海外事例は、インドネシアでブレイク中の稲作への東京8使用実績についての報告を予定しています。その他、アフリカでの東京8進捗報告なども予定しています。
参加費用:無料
申込締切:2024年1月27日 正午
申込はこちらより>>>https://forms.gle/yeZT5isMERZT2w1F6
定員:100名