2023年11月11日 【場所】安乗埼灯台 など
安乗埼灯台観光活性化推進コンソーシアムは、安乗埼灯台の初点灯150周年を記念し、2023年年11月11日(土)に、安乗埼灯台とその周辺エリアの活性化を目的として「ライトハウスフェス 海と灯台のある町」を開催いたしました。このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の助成を受けて実施したものです。
-
イベント概要
安乗埼灯台では、初点灯(明治6年4月1日)から2023年で150周年の節目を迎えたことを記念し「ライトハウスフェス 海と灯台のある町」を開催。イベントでは、安乗地区伝統の大漁旗を掲げて走る「大漁旗リレー」が復活し、優勝チームには、三重ブランドにも選ばれた、安乗ふぐコース付き無料宿泊券を進呈されました。そのほか、謎解きゲームや飲食ブースや雑貨販売を行うマルシェ、安乗地区の漁船団による大漁旗パレードを開催され、地元スイーツ店による灯台をイメージしたスイーツの限定販売も行われました。
・イベント名:ライトハウスフェス 海と灯台のある町
・日 程:2023年11月11日(土)
・開催場所:安乗岬園地
・参加人数:約500名
・協力団体:(一社)志摩スポーツコミッション、あのりおこし、三重外湾漁業協同組合 安乗事業所
安乗岬旅館組合、株式会社上田商店、(公社)燈光会、鳥羽海上保安部、
三重テレビ放送株式会社、(一社)じゃまテラス
-
大盛況!大漁旗リレーとあのりマルシェ
秋晴れの澄み渡る青空のもと、安乗岬園地に飲食店や雑貨販売など11店舗のお店が軒を連ね「第1回ライトハウスフェス」がスタートしました。
安乗地区の伝統競技「大漁旗リレー」では、地元の若者らや、鳥羽海上保安部など8チーム24人が参加し、熱いレースが繰り広げられました。優勝した安乗地区出身のチームは、晴れやかな表情で優勝賞品の「あのりふぐコース付き無料宿泊券」をゲット。当日、安乗岬園地を訪れた観光客や地元住民から、大漁旗を掲げて走るランナーを応援する声援が飛び交い、会場は熱気に包まれていました。
また、「あのりマルシェ」では、地元のカフェがキッチンカーで出店しコーヒーやスイーツ等を販売したり、アイゴやウツボなどの未利用魚を、おいしく調理して販売するハンバーガーショップが出店したり、訪れた観光客は、地元の名産を楽しんでいました。
その他にも、ドローンによる記念撮影が行われるなど、イベント会場を訪れた参加者らはそれぞれライトハウスフェスを楽しみました。
イベント参加者からは「大漁旗リレーの迫力に圧倒された。マルシェも地元ならではの物が販売されていて来てよかった。ぜひ、来年も開催して欲しい」といった声をいただきました。
-
安乗埼灯台とは(三重県 志摩市阿児町安乗)
安乗崎は、志摩半島の中央部に東から深く切れ込んだ良港である的矢湾の入口にある岬で、周囲には暗礁が多く、古くから安乗崎、大王崎、鎧崎をもって志摩三崎と称し、海の難所として知られていました。
この灯台は、イギリス人R.Hブラントンの指導により明治6年4月1日、全国で20番目に完成された歴史ある灯台です。
この灯台は風光明媚な地にあることから、灯台の周囲は公園として整備され、また、近くには志摩市立の「灯台資料館」があり、初代灯台の1/3の模型を始め、この灯台に関する資料等が分かりやすく展示されています。また、灯台に近い安乗集落には、安乗文楽という歴史のある人形芝居が伝わっています。
<団体概要>
団体名称 :安乗埼灯台観光活性化推進コンソーシアム
活動内容 :市民ワークショップの開催、マルシェの開催 等
海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」。その取り組みのひとつである「新たな灯台利活用モデル事業」は、灯台の様々な利活用モデルを創出することで、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していくことを目的としています。
海と日本プロジェクト公式サイト https://uminohi.jp/
海と灯台プロジェクト公式サイト https://toudai.uminohi.jp/