岐阜県高山市立久々野小学校では、創立150年を記念して、児童や保護者が地元産の「飛騨りんご」2,682個を使って、「フルーツで作った最大の数字」でギネス記録にチャレンジする取り組みを行いました。主催した久々野小PTAが、この様子を撮影した映像をギネスワールドレコーズジャパンに送り、先日、認定結果を受け取りました。結果は、11月21日(火)にPTA会長から発表されます。
創立150年を迎えた岐阜県高山市立久々野小学校では、「飛騨りんご」を使って「フルーツで作った最大の数字」を作り、ギネス記録の認定申請をしました。これは、節目の年に子どもたちの思い出に残るイベントを行なうとともに、地元の特産品である「飛騨りんご」を広く世界にPRしようと、同校PTAが企画したものです。
10月28日(土)、久々野小学校体育館では児童、保護者、関係者約350人が、久々野地域のりんご農家から格安で提供してもらった2,682個の久々野産の「飛騨りんご」を、一つ一つ丁寧に並べて、1時間ほどかけて小学校創立150周年を記念した「150」の数字の形を作りました。
PTAの役員がこの日のためにCAD(設計をデジタルで行なうソフトウェア)の技術を習得して、りんごを並べる枠を描き、枠の中に児童たちがすき間ができないようにりんごを埋めていきました。証人となる久々野支所長と元久々野小学校長がチェックをし、久々野郵便局長が並べられたりんごの数をカウント。
子どもたちは、「りんごを並べるのが楽しかった!」「ギネス記録に認定されることが楽しみ!」と興奮冷めやらぬ様子で、熱気あふれる体育館の中はりんごの甘い香りでいっぱいになりました。
同校PTAでは、この取り組みの様子を撮影した映像をギネスワールドレコーズジャパンに送り、先日、認定結果を受け取りました。結果は、11月21日(火)にPTA会長から発表される予定で、子どもたちはドキドキしながら発表を待っています。
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飛騨りんごとは
飛騨の秋の代表果実として、地元消費はもとより、中京圏を中心に市場出荷されているほか、全国各地へ宅配販売されています。
飛騨特有の昼夜の温度差により、実がしまって糖度の高い高品質な飛騨りんごは、日持ちが良く、大切な方への贈り物にも適しています。
収穫は9月から12月上旬までで、さまざまな品種を楽しむことができます。
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久々野地域について
久々野地域は、高山市の南側、分水嶺の太平洋側に位置し、位山・船山の麓に広がる飛騨川、無数河川、八尺川の3つの河川沿いに集落が点在している地域です。堂之上遺跡、小屋名しょうけ、有道しゃくしなどの歴史遺産が継承されており、寒暖差のある気候からりんごや桃などの果樹栽培が盛んで、春先に樹園地に花が一斉に咲きそろう様から、別名「ひだ桃源郷」とも呼ばれる豊かな自然に恵まれた地域です。
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