県内7流派の茶席が開かれるほか、日本・中国・韓国等の茶文化が学べる特別企画展を開催
2023年12月1日(金)~12月3日(日)、ふじのくに茶の都ミュージアムにおいて、「茶の都 東アジア文化都市大茶会」が開催されます。
当日は県内で活躍する抹茶・煎茶合わせて7流派が会期中全9席を開きます。また、期間中は東アジア文化都市2023特別企画展を開催するとともに、参加者には日本、中国、韓国のお茶の歴史や変遷などを解説した冊子をプレゼント。日本の伝統文化である茶道に触れられるとともに、アジアの茶文化を体験できるイベントです。
2023年12月1日(金)~12月3日(日)、ふじのくに茶の都ミュージアム(静岡県島田市)において、東アジア文化都市2023静岡県の専門協働プログラムとして「茶の都 東アジア文化都市大茶会」が開催されます。
当日は県内で活躍する抹茶・煎茶合わせて7流派が会期中全9席を開きます。また、期間中は東アジア文化都市2023特別企画展を開催(大茶会期間中は博物館・茶室観覧料無料)するとともに、茶会の参加者には日本、中国、韓国のお茶の歴史や変遷などを解説した冊子をプレゼント。日本の伝統文化である茶道に触れられるとともに、アジアの茶文化を体験できるイベントとなっています。
静岡県は、全国の茶園面積の約40%を占める日本の「茶どころ」として知られています。県内ではお茶づくりに適した気候と高い生産技術により、各種品評会で数多くの賞を受賞するなど、品質の高いお茶が生産されています。
また、平成26年3月に制定した『ふじのくに「茶の都しずおか構想」』において、本県のお茶に関する資源を生かして、静岡茶のブランド確立を図り、お茶のある健康で豊かな暮らしを実現するため、「茶の都しずおか」づくりを進めていくことを定めました。今回会場となる「ふじのくに茶の都ミュージアム」はその構想のもと、平成30年3月にオープンした施設となります
静岡県は今年、「東アジア文化都市2023」の開催都市として、1年を通じ、県内各地を自然豊かな「庭園(Garden)」のような「劇場(Theatre)」に見立て、音楽や演劇、文学、スポーツ、食、ファッション、芸能、温泉、花・庭、モビリティ、多文化共生など、幅広い分野にわたる日本文化の魅力を世界に発信しています。特に、9月から11月の3カ月間は「コア期間」として県内の各地域で核となる文化・交流事業を集中的に開催しており、「茶の都 東アジア文化都市大茶会」は専門協働プログラムに位置付けられています。
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概要
主催:茶の都 東アジア文化都市大茶会実行委員会
共催:東アジア文化都市2023静岡県実行委員会
後援:静岡県、島田市、静岡県教育委員会、静岡県文化協会
日時:12月1日(金)~12月3日(日) 10:00~15:00
会場:ふじのくに茶の都ミュージアム(島田市金谷富士見町3053-2)https://tea-museum.jp/
呈茶券:前売り券 3,000円(3席) 当日券 1,100円(1席)
問合せ先:静岡新聞社 読者プロモーション局 TEL:054‐284-8984(平日 午前9時~午後5時)
茶席表:
12月1日(金) |
12月2日(土) |
12月3日(日) |
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本 席 |
表千家(抹茶) |
宗徧流(抹茶) |
裏千家(抹茶) |
立礼席 |
煎茶道静風流(煎茶) |
黄檗弘風流(煎茶) |
皇風煎茶禮式(煎茶) |
野点席 |
裏千家(抹茶) |
煎茶道静風流(煎茶) |
小笠原流煎茶道(煎茶) |
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ふじのくに茶の都ミュージアムについて
静岡県では、平成26年3月に策定した『ふじのくに「茶の都しずおか構想」』において、本県のお茶に関する資源を生かして、静岡茶のブランド確立を図り、お茶のある健康で豊かな暮らしを実現するため、「茶の都しずおか」づくりを進めていくことを定めました。
この構想を踏まえ、日本一の大茶園である牧之原台地に位置し、博物館、茶室、庭園、商業館から成る「旧島田市お茶の郷」を「茶の都しずおか」の拠点として整備しました。
平成30年春に「ふじのくに茶の都ミュージアム」として開館し、外観に県産材を使用した吹き寄せ壁を設けるほか、博物館内には楽しく回遊できるよう様々な見どころがあります。
「ふじのくに茶の都ミュージアム」は、お茶の産業・歴史・民族・文化を紹介する展示のほか、抹茶挽き体験・日本茶のいれ方体験や、五感で感じる講座を充実させ、子どもから大人まで楽しくお茶について学べる機会を提供します。さらに、国内外の茶業関係者やお茶愛好者を対象に研修会等を開催し、情報集積・発信を行っています。
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東アジア文化都市2023 静岡県について
「東アジア文化都市」とは、2014年にスタートした、日本・中国・韓国で文化芸術による発展を目指す都市を選定し、東アジアの多様な文化の国際発信力を強化する事業です。10年目の節目を迎える2023年には、中国の成都市、梅州市、韓国の全州市の3都市とともに静岡県が選定されました。静岡県では「東アジア文化都市2023静岡県」を2023年1月から開始、県独自のさまざまな文化芸術イベントが、一年間切れ目なく開催される予定で、日本の文化の代表都市として、静岡から日本文化の魅力を東アジア3カ国や世界に発信する役割を積極的に担う「文化首都」としての使命を果たします。
また、今年は富士山の世界遺産登録が10周年を迎える年でもあります。1年を通じ、県内各地を自然豊かな「庭園(Garden)」のような「劇場(Theatre)」に見立て、ふじのくに?せかい演劇祭や静岡国際オペラコンクールといったイベントを実施するほか、スポーツ、食、ファッション、芸能、温泉、花・庭、モビリティ、多文化共生など、幅広い分野にわたる日本文化の魅力を世界に発信していきます。