木1本をまるごと活かす逆転の発想〜東京の新しい林業を知るツアー〜
株式会社東京チェンソーズ(東京都西多摩郡檜原村、代表取締役 青木亮輔)は、2023年11月14日に東京・檜原村の自社有林にて「東京チェンソーズのまるごと山開きーvol.1 森のヘンテコ素材に出会う旅」を初開催いたします。
従来の林業では山に残され、価値がないとされてきた枝葉や根株といった規格化できない素材(=森のヘンテコ素材)が、設計事務所や内装デザイナー等の手を介して生まれ変わった事例を紹介し、実際の山を歩いて東京の森や林業の話など、素材の背景やストーリーをお伝えいたします。
【東京チェンソーズのまるごと山開きーvol.1 森のヘンテコ素材に出会う旅】
日 時:2023年11月14日(火) (1) 9:30〜 (2)13:00〜
対 象:(1) メディア関係者 (2)設計・建築・施工関連・内装デザイナー等
場 所:東京都西多摩郡檜原村 東京チェンソーズ社有林
内 容:山歩き、“森のヘンテコ素材”のご案内、(1) のみ工房案内・事例紹介 等
※森のヘンテコ素材の詳細についてはこちらから >> https://note.com/tokyo_chainsaws/n/n8b1052257402
ツアーにご参加希望のメディアの方は下部の問い合わせ先までご連絡ください。
なお、当日ご都合が合わない場合は別途説明の機会を設けさせていただきますのでご相談ください(オンラインにて30分程度)。随時メールでの質問もお受けいたしますのでお気軽にお問い合わせください。
■日本の林業を取り巻く状況
林業は、国が掲げる2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略において成長が期待される14分野の1つであり、人工林の「伐って、使って、植える」循環利用を確立し、木材利用の拡大を促進することが求められています。林野庁では伐採から再造林・保育に至る収支のプラス転換を可能とする「新しい林業」を実現するために、機械・ICT活用による低コスト化や省力化を通じた林業経営体の総収支の黒字化を推進しています。
■「1本まるごと販売」という“新しい林業”への挑戦
しかし、急峻な地形且つ施業面積が細分化している東京の山においては、機械化による黒字化は困難であり、当社では伐採した木1本の価値を最大化するという逆転の発想で「1本まるごと販売」に取り組んできました。これまで捨てられていた枝葉や根株といった規格化できない素材に着目し、クリエイターやデザイナーとの協業により「森のヘンテコ素材」の魅力を最大限活かした多くの事例を作ってきました。日本の7割を占める森林資源を今の時代に即した形で世の中に供給することで、森や林業の価値観を変えることにつながると考えています。と同時に、クリエイターやデザイナーにとっては市場に流通しない、創造力を刺激する新たな素材との出会いとなっています。
参考:1本まるごとの事例について >> https://tokyo-chainsaws.jp/ippon/case/
■森から街へお送りする「まるごとニュースレター」
弊社では、2021年1月より森のヘンテコ素材を紹介する「まるごとニュースレター」を定期的に配信してまいりました。
◎まるごとニュースレターバックナンバー >> https://tokyo-chainsaws.jp/ippon/newsletter/
2023年10月31日にまるごとニュースレターが配信100回目となることを記念し、この度のツアーを企画いたしました。関係者各位のご参加を心よりお待ちしております。
【株式会社 東京チェンソーズ概要】
代表者:青木亮輔
所在地:東京都西多摩郡檜原村654番地
設立:2006年7月1日創業、2011年2月25日法人化
社員数:26名(平均年齢39歳、男女比 約2:1)
事業内容:
1)造林・育林・木材伐出等、森林の整備及び管理
2)根株、枝葉、板、丸太等の1本まるごと素材販売
3)現場直送の木材を使用した木のおもちゃ、什器、日用品等の企画・製造・販売
4)森林空間を活用した体験サービス提供
■本プレスリリースに関する問い合わせ先
株式会社東京チェンソーズ 担当:飯塚潤子、木田正人
メール:otsuka@tokyo-chainsaws.jp
TEL:080-5226-2125
WEBサイト:https://tokyo-chainsaws.jp