金曜日, 11月 22, 2024
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地引網体験とアジをさばいてフライに!海の恵みを実体験で学ぶ『日本さばける塾 in 青森』を開催しました!

開催日/2023年10月1日(日)場所/しゃりきサンセットドーム前ビーチ・車力小学校

一般社団法人 海のごちそう推進機構と一般社団法人海と日本プロジェクトin青森県は、10月1日(日)に県内の小学4年生~6年生とその保護者10組20名による、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 青森県」を開催しました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

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  • 【日本さばける塾 in 青森】イベント概要

・開催概要:”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして以下を実施

①講師(漁師:小枝哲さん)による地引網修繕作業&地引網でタワシづくり

②海にまつわる講義(講師:県庁水産振興課 伊勢田亜美さん)

③講師(漁師:小枝哲さん)による魚さばき・調理(アジ・ヒラメ)実演

④参加児童がアジフライとヒラメの漬け丼作りに挑戦・親子で試食

・日程:2023年10月1日(日)8時45分~13時30分

・開催場所:つがる市立車力小学校

・参加人数:10組20名(例:小学生と保護者)

・講師:漁師:小枝哲さん、県庁水産振興課:伊勢田亜美さん、学校法人柴田学園:今村麻里子先生

・主催:一般社団法人海と日本プロジェクトin青森、一般社団法人 海のごちそう推進機構

・共催:⽇本財団 海と⽇本プロジェクト

・協力団体:学校法人柴田学園 学校法人青森田中学園

  • プロの漁師から学ぶ 地引網の修理体験と網を使ったタワシづくり

講師は漁師カードでおなじみ、地元の車力漁協・漁師:小枝哲さんに担当していただきました。

車力小学校の玄関ホールで、小枝さんから修繕作業に必要なハサミと道具を受け取り、特殊で丈夫な接ぎ方をレクチャーされると参加者も食い入るように見ながら学び、「難しい!」「もう一回説明して」等と何度もチャレンジしながら網を編んでいました。

また、小枝さんから何故地引網が丈夫なのか、横目の役割・縦目の役割の説明を受け、「魚が大量に釣れても壊れない地引網の仕組みを知れて良かった」「普段の漁師さんの苦労を実感しました」等の声が聞かれ、食卓に魚が並ぶまでに様々な仕組みがある事を学んでいました。

最後に壊れた編みを用いたタワシ作りでは「すごく便利、SDGsでいいと思う。丈夫だからシンクの掃除にピッタリ」と喜びの声が聞かれました。

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  • 青森の魚って?海はどうなっているの?

講師は青森県庁水産振興課の伊勢田亜美さんに来ていただき、海プロ専用の青森の海の特徴・獲れる魚。量や取り巻く問題などを分かりやすく講義してもらいました。三方を海に囲まれる自分たちの県の海岸線が東京までの距離よりもある事や、近年漁獲量が減っていて将来は魚の量よりもプラスチックごみの方が多くなる可能性などを知り子ども達からは「びっくりした」「陸のごみが海に流れているからポイ捨ては駄目だと思った」等と成長の見える発言が聞かれました。子どもも親も、肥沃な大地が豊かな海を作っている事実を知り、「自然を大切にしたいと思った」「知っているようで知らない事を沢山学んだ」と新たな学びを得たようでした。

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  • プロの漁師から学ぶ 基本の魚のアジさばき、県魚のヒラメを使った漬け丼にチャレンジ

講師は漁師カードでおなじみ、車力の地元漁師・小枝哲さんに引き続き担当していただきました。

小枝さんがまずはお手本としてアジのさばき方を教えると子どもたちはなかなか見る機会の少ないプロの漁師による魚をさばく姿に見入っていました。

実際にさばく番がくると、子どもたちは包丁の使い方をあまり理解できていない様子で、さばくことができるか不安でしたが、小枝さんから背びれをそぎ落とすポイントや、綺麗にさばくには、包丁は引きながら刃を入れることを教わり、上手にアジをさばく事ができ、全員綺麗な3枚おろしにすることが出来ました。

そして青森の県魚といえば「ヒラメ」です。小枝さんが巨大なヒラメを5枚にさばく様子を見て「ヒラメがこんなに大きいと思わなかった」「5枚にさばくの知らなかった」「さばくと骨と身の部分が透明だ」とはしゃぎ、自分たちが食べている魚を実際に見て触り、感動していました。

さばいたアジはアジフライに、ヒラメでは鯵ヶ沢の名物である漬け丼を作り、共に美味しくいただきました。

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  • 参加した子ども・保護者からの声(アンケートより)

⼩学6年⽣⼥⼦「魚が大量に釣れても壊れない地引網の仕組みを知れて良かった」 

⼩学4年⽣男⼦「初めてさばいてみて楽しかった。美味しい魚が獲れるのと山が関係しているのを初めて知った」

⼩学6年⽣⼥⼦保護者「普段の漁師さんの苦労を実感しました」

小学5年⽣男⼦保護者「ヒラメの漬け丼を初めて食べて、美味しくて感動しました」

<団体概要>

団体名称 :一般社団法人 海のごちそう推進機構

URL:http://sabakeru.uminohi.jp/

活動内容:日本さばけるプロジェクトの運営

(日本さばける塾・YouTube「さばけるチャンネル」の企画・運営などの業務)

団体名称:一般社団法人 海と日本プロジェクトin青森

URL:https://aomori.uminohi.jp/

活動内容: 日本さばける塾に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

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日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

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