ダブルカウンティング防止とボランタリー農業クレジットの透明性・信頼性の強化による健全な炭素削減の推進
Us Carbon Offsetは、日本初の農業特化ボランタリーカーボンオフセットプログラムとして、農業分野から温室効果ガスの削減に貢献し、持続可能な未来を創造したいと考えています。サービスの一環として、「アス・レジストリ」でカーボンクレジット取引履歴を追跡可能な形で公開・管理することにより、サービスの信頼性・信頼性を強化していきます。
【Us Registry】
-
アス・レジストリとは?
アス・レジストリは、アス・プログラムが運用する農業プロジェクトから生成されるクレジット(≒温室効果ガスの削減量)の発行および取引情報を公開する記録システムです。カーボンクレジット市場参加者に対して、取引履歴を公開し、取引の透明性を提供する目的で運用されます。
-
アス・レジストリの役割と目的
■ カーボンクレジット及びオフセットの管理
レジストリは、カーボンクレジットの発行や売買後の無効化などの取引情報を記録し、炭素削減の取り組みとその結果を正確に追跡できるようにします。
■ ダブルカウンティングの防止
公開された情報を通じて、カーボンクレジットの発行及び取引履歴をすべての市場参加者が確認できます。プロジェクトの重複登録やクレジットの重複取引などのダブルカウンティングを検出・防止することが可能となります。
■ 情報共有と協力
レジストリは、カーボンクレジット市場参加者間の情報共有と協力を促進し、市場の成長を加速させます。
<プロセス図>
🔍 ダブルカウンティングとは
ダブルカウンティング(Double Counting)は、同じ炭素削減努力が複数回カウントされる現象を指します。主にクレジットの所有権移動と取引プロセスで発生し、クレジットの信頼性と市場の透明性を妨害させる可能性があります。
<カーボン市場における、ダブルカウンティングの例>
・プロジェクトのダブルカウンティング 単一の削減努力(プロジェクト)が、複数のプログラムに登録される ・クレジットのダブルカウンティング 単一の削減努力(プロジェクト)が、複数のプログラムによりクレジット化される ・取引のダブルカウンティング 単一のクレジットが重複して取引される ・国間のダブルカウンティング 単一の削減努力が複数の国の削減実績として重複してカウントされる |
-
CEO西田裕紀からのコメント
日本国内において民間主導のボランタリークレジットは未だ認知度が低く、普及の壁を感じています。その壁を乗り越えるために、弊社のサービスはVCSやゴールドスタンダードのような先進プログラムの基準に基づいて開発されており、アス・レジストリもその一環として重要な役割を果たしていくと確信しています。
ボランタリーカーボンクレジットが、透明性を持って管理されることで、信頼性のある取引が行えることを、アス・レジストリの運用を通じて示したいと考えています。私たちの先進的な取り組みが、日本国内における炭素市場の活性化に貢献し、カーボンクレジットの多様化を通して、関係する皆様に継続的な利益をもたらすことを期待しています。
<無効化されたクレジット情報ページ>
-
お問い合わせ先
📩 support@us-offset.com
Us Carbon Offset
Us Registry
会社概要
株式会社 Life Lab
代表者 | 代表取締役 西田裕紀
本社所在地 | 東京都千代田区岩本町1-9-5 FKビル5F