クラダシ、宇和島市、愛媛銀行が地域活性・フードロス削減に向けて連携協定を締結
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本連携協定の背景
漁業が基幹産業である宇和島市では、若年人口の減少や高齢化に伴う労働力不足などが懸念されています。また、愛媛県は養殖真鯛の生産量が日本一で、その大半が宇和島市で生産されていますが、生産者の高齢化による人手不足も課題になっています。
そうした課題の解決に取り組むため、宇和島市は「宇和島市総合戦略」をもとに「人口減少と地域経済縮小の克服、まち・ひと・しごとの創生と好循環の確立」を目指し、様々な施策を推進しています。
このたび、宇和島で生じるフードロスの削減や人手不足の解消・地域活性を目的に、クラダシ、宇和島市、愛媛銀行の3者にて「宇和島市におけるSDGsの推進に係る食品ロス削減及び特産品のPRに向けた連携協定」を締結する運びとなりました。
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各者の取り組み
クラダシは、「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」をミッションに掲げ、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、社会貢献型ショッピングサイト「Kuradashi」で販売することでフードロスをはじめとした様々な社会課題の解決に取り組む事業を展開しています。
また、自らが社会貢献活動を行うために創設した基金、「クラダシ基金」(※)を活用し社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」(以下「クラチャレ」)を展開するなど、連携協定締結自治体と協働した地方創生事業にも取り組んでいます。
※クラダシ基金:https://www.kuradashi.jp/fund
愛媛県宇和島市は、水産物の養殖の一大産地として有名です。また、近年はAI搭載のスマート給餌機を活用した養殖などでも注目を集めています。文化財である宇和島城はもちろん、「鯛そうめん」や「宇和島鯛めし」といった郷土料理を楽しめるまちでもあります。
経営理念に「ふるさとの発展に役立つ銀行」を掲げる愛媛銀行は、第17次新・中期経営計画にて「変革への挑戦2nd stage~地域再起動のプラットフォーマーへ~」をテーマと定め、地域の皆さまに親しまれ、ふるさとの発展に役立つ銀行として、地域課題への取り組みを実施しています。
このたびのクラチャレの学生は、株式会社宇和島プロジェクトが受け入れを実施します。宇和島プロジェクトは、「宇和海でとれた魚を世界へ」をテーマに幅広いプロジェクトを実施する事業者です。漁船漁業者・養殖業者の経営安定のための需要創造・開拓や、宇和海水産物の海外輸出促進を目指し、養殖魚で初のハラル認証の取得などを実現しています。
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各者の連携による取り組み内容
社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」の実施
各者が持つリソースを最大限活用し、それぞれが抱える課題の解決を目的に社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ(以下「クラチャレ)」を実施いたします。協定を締結する3者に加え、宇和島プロジェクトとの協力のもと、宇和島市の人手不足やフードロス問題の解決に取り組むと同時に、宇和島市の魅力発信や関係人口の増加にも取り組みます。
宇和島プロジェクトの商品は、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」で全国の会員様を対象に販売することも検討しています。
【宇和島市クラチャレ実施概要】
■開催日程:2023年11月23日~11月30日
※自然災害の発生などにより、中止または延期となる場合がございます。
■場所:愛媛県宇和島市
■活動内容:鮮魚の加工・箱詰め・出荷作業、役場の方々との意見交換、現地観光
■募集人数:4名
※応募者多数の場合は選考となる可能性がございます。
■参加募集対象:現在大学生、大学院生の方
■参加条件:全日程参加可能であること
※オンライン授業などによる部分的な不参加については要相談
▼応募用URL
https://forms.gle/ePuVoXSN9pDTWKDf7
※募集は9/24(日)23:59に締め切ります。
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社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」とは
クラチャレとは、フードロス問題や地方創生に興味関心のある学生が日本全国の地域・農家などへインターンとして訪れ、作物の収穫支援や現地での交流を通して一次産業や地域経済の活性化について考える取り組みです。クラチャレを通じて、地域の関係人口の創出・拡大、地域の魅力発信、学生への実体験を通しての学びの場の提供を目指しています。また、参加学生の旅費や滞在費、食費等はクラダシ基金から拠出しており、2023年8月末時点で計28回開催しています。
※クラチャレの実施実績:https://www.kuradashi.jp/fund
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楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」とは
Kuradashiは、楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケットです。
フードロス削減を目指し、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう可能性のある商品などを、おトクに販売しています。さらに、売上の一部を環境保護・災害支援などに取り組むさまざまな社会貢献団体への寄付やクラダシ基金として活用し、SDGs17の目標を横断して支援しています。楽しくておトクなお買い物が、社会に良いことにつながる。そんな、全く新しいソーシャルグッドマーケットを創出しています。
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株式会社クラダシについて
代表者氏名:関藤竜也
設立:2014年7月
本社所在地:〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目2-1 目黒センタービル 5F
URL:https://corp.kuradashi.jp/
【サービス紹介】
・ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」:https://www.kuradashi.jp/
・クラダシが自社で運営する「クラダシ基金」:https://www.kuradashi.jp/fund
・クラダシが運営する店舗:https://kuradashi.jp/pages/stores
【クラダシのサステナビリティ】
・サステナビリティサイト:https://corp.kuradashi.jp/sustainability/
・サステナビリティレポート:https://speakerdeck.com/kuradashi/sustainability-report
【2023年6月末時点の主な累計実績】
・フードロス削減量:17,615トン ・経済効果:85億7,044万円
・CO2削減量 :46,697t-CO2 ・支援総額:113,160,626円
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「Kuradashi」、「ソーシャルグッドマーケット」、「1.5次流通」、「もったいないを価値へ」は株式会社クラダシの登録商標です。