金曜日, 11月 22, 2024
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球団「美唄ブラックダイヤモンズ」 × 農業用ドローン「ナイルワークス」

地域で持続可能な農作業モデルの構築へ

特定非営利活動法人美唄ブラックダイヤモンズ(本拠地:北海道美唄市、球団代表:荘司 光哉、以下「美唄ブラックダイヤモンズ」)と株式会社ナイルワークス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小嶋 康弘、以下「ナイルワークス」)は、地域で持続可能な農作業モデルの構築の実現に向け、業務提携いたしました。北海道美唄市において、野球選手によるドローンを活用した農作業の可能性に取り組みます。

球団「美唄ブラックダイヤモンズ」 × 農業用ドローン「ナイルワークス」のサブ画像1

  • 北海道美唄市の農業を未来へ

北海道美唄市は、行政面積(27,769ha)の 3 分の1 を広大な農地(9,451 ha)が占め、全道第6 位(令和元年度、以下同様)の生産量を誇る水稲を中心に、小麦(全道第25位)、大豆(全道第 5 位)、なたね(全道第 1 位)などの土地利用型作物と、アスパラガス、たまねぎ、ハスカップなどの野菜、果樹や花きなど様々な農産物を生産する道内有数の農業地帯です。

近年、農地面積は大きく変わらない一方で、農家戸数の減少や農家の高齢化が進行し、農地集約化や法人化により営農規模が拡大しています。そのため、基盤整備による農作業の省力化・効率化を地域で検討・推進し、美唄市全体の推進組織がなかったことにより生じていた農業者間の知識・技術の差を縮めるため、令和元年、美唄市ICT農業推進協議会が設立されました。この美唄市スマート農業加速化プロジェクトにおいて、令和2年度にナイルワークスの農業用ドローンの技術検証が行われ、令和3年度よりナイルワークスは美唄市ICT農業推進協議会の一員となり、3年間、地域で持続可能な農作業モデルの構築を目指した実証事業を行っています。

球団「美唄ブラックダイヤモンズ」 × 農業用ドローン「ナイルワークス」のサブ画像2_美唄市ICT農業推進協議会の実証事業の様子美唄市ICT農業推進協議会の実証事業の様子

  • 農業ド素人の野球選手が、農作業に挑戦

北海道美唄市では、地域の防除組織がある一方で、将来的には、担い手不足によるオペレーターや補助員不足を懸念しています。そして、一部地域では、市外の防除組織に防除委託しており、農家の要望に応じた迅速かつ柔軟な対応をとりにくい課題を抱えていました。

そこで、ナイルワークスは、令和3年度より、美唄市ICT農業推進協議会に加入し、3年計画で実証事業を行っています。ナイルワークスの農業用ドローンは、作物上空30~50㎝を完全自動飛行するため、操縦熟練度によって散布ムラができず、誰が飛ばしても均一散布が可能です。このナイルワークスのドローンを活用し、地元の美唄ブラックダイヤモンズの選手による防除の検証を行っています。

美唄ブラックダイヤモンズは、プロ野球独立リーグ・北海道フロンティアリーグに所属する北海道のプロ野球球団です。北海フロンティアリーグは「野球で、北海道の未来を拓きます。」をミッションに掲げ、地域活性化と人材育成を大切にしています。美唄ブラックダイヤモンズは、地域密着型の球団として、プロ野球選手を目指す若者たちの移住定住や、選手のセカンドキャリアへのサポートに力を注いでいます。選手たちは、「with キャリア」として市内の企業などで働きながら、大好きな野球に打ち込み、自分自身の夢を達成するために、日々活動しています。その活動の一つとして、ナイルワークスのドローンによる防除作業に挑戦しています。

球団「美唄ブラックダイヤモンズ」 × 農業用ドローン「ナイルワークス」のサブ画像3_野球と防除作業を両立野球と防除作業を両立

  • 美唄ブラックダイヤモンズ とナイルワークスの連携で、賑わう地域

選手たちは、「農業はド素人でも、ドローンの操作が簡単なので、協力できることが嬉しい」「農家さんからも感謝してもらえるので、やりがいがある」と語っています。農業やドローンの未経験者でも、ナイルワークスの自動飛行ドローンだからこそ、地域の一員として、活躍できます。早朝に防除作業を行い、その後、日中の野球の練習や試合に励む選手の姿は、地域の賑わいにつながっています。

「美唄ブラックダイヤモンズの選手たちの労働力」と「ナイルワークスの自動飛行ドローン」により、地域で持続可能な農作業モデルの構築を目指します。地域の労働力で、地域の農業を盛り上げ、地域活性化と経済振興をはかっていきます。

球団「美唄ブラックダイヤモンズ」 × 農業用ドローン「ナイルワークス」のサブ画像4_農業経験がなくても、自動飛行ドローンで安心して防除農業経験がなくても、自動飛行ドローンで安心して防除

■会社概要

特定非営利活動法人美唄ブラックダイヤモンズ

球団「美唄ブラックダイヤモンズ」 × 農業用ドローン「ナイルワークス」のサブ画像5

2020年の北海道初の独立リーグ創設より、北海道美唄市に本拠地を置き、「すべては夢のため、そして夢を懐き・繋がり・必死になれることに感謝できる球団」として躍進。2023度年より、北海道日本ハムファイターズOBの金子洋平氏が監督に、岩本勉氏がスペシャルアンバサダー 兼 テクニカルアドバイザーに就任し、野球を通じて地域活性化に取り組んでいます。

設立:2020年/本拠地 : 美唄市茶志内町本町/代表者:球団代表 荘司 光哉

https://bibai-blackdiamonds.com

株式会社ナイルワークス

球団「美唄ブラックダイヤモンズ」 × 農業用ドローン「ナイルワークス」のサブ画像6

「新しい農業をつなぐ」をミッションに掲げ、2015年に創業以来、農業用ドローンの開発・製造・販売、デジタル農業における技術開発・サービス提供を行っています。農業用ドローンは、2018年に販売開始して以来、全国延べ15,000ha以上の防除実績があります。テクノロジーで農業の可能性を追求し、​新しい農業を未来へつないでいきます。

設立:2015年1月/所在地:東京都千代田区神田錦町一丁目4番3号/代表者:代表取締役社長 小嶋 康弘

https://www.nileworks.co.jp

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