金曜日, 11月 22, 2024
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日本の天然素材を化粧品原料化、開発数が100種に到達

美容価値を見出し、生産地の活性化を応援する『ふるさと元気プロジェクト』

「1人でも多くの女性に正しい綺麗を」をビジョンに高性能なスキンケア化粧品の開発・OEM製造を行う、株式会社サティス製薬(代表取締役社長:山崎智士、本社:埼玉県吉川市)は、全国各地の天然素材を活用して化粧品原料を開発する『ふるさと元気プロジェクト』を2010年に発足。この度、開発した原料が100種類に到達しました。

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  • 『ふるさと元気プロジェクト』とは

日本全国のさまざまな天然素材をスキンケア原料化して化粧品に配合し、人の肌を綺麗にすることと、生産地の活性化を同時に目指すプロジェクトです。皮膚が抱える問題に対して、ベストな解決策と最適な有効成分は何かを考え、日本全国から妥協なくナンバーワンといえる素材を開拓し続けてきました。

―発足の想い「高性能な化粧品を継続的に提供する」

私たちは、化粧品を通じて人の肌を綺麗にすることを使命としています。それを達成するため、皮膚にとって有用な化粧品原料の開発や、その素材選定にもこだわっています。なかでも、植物などの天然素材に含まれる有効成分に着目し、その含有量が高く安定的である国産天然素材を積極的に活用してきました。

素材の提供元には、人口の少ない地域や、個人で農園を営んでいる生産者も少なくありません。それぞれの生産者が抱えている課題によって、継続的な生産が難しくなっている現状もあります。例えば、後継者問題や、農作物の需要低下による経営難などが、その要因として挙げられます。

私たちは、人の肌を綺麗にする高性能な化粧品を、この先も継続的に市場へ届けていく必要があると考えています。この想いから、途絶えてしまいそうな素材や生産地に着目し、地域活性化を目指すプロジェクトを始めました。

―生産者に還元するスキーム

本プロジェクトの開発原料は、唯一無二のストーリーを持っています。それは、「この植物だからこそ」「この土地だからこそ」「この育て方だからこそ」の掛け合わせによって、ナンバーワンの肌への有効性が作り出されているためです。そこに、生産地の文化や生産者の想いが重なり、唯一無二のストーリーが生まれます。

本プロジェクトでは、素材の魅力や生産者のこだわりを、化粧品を媒体として全国に流通させ、知名度向上や地域振興によって生産者へ還元します。

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<スキームの詳細>

(1)地域産品がもつ固有の価値に、(2)化粧品製造会社の技術力を掛け合わせて化粧品原料化。さらに、(3)化粧品ブランドが、原料を配合した製品のPRを通じて、機能的価値だけでない原料のストーリーを伝える。そこに、(4)消費者の評価が加わる。

これによって、共感者による輪が生み出され、日本の伝統的な天然物や地域を、みんなで応援できるスキームを構築しました。

  • ブランドやユーザーとの輪の広がり

2023年7月、本プロジェクトによって生まれた化粧品原料は100種類を超えました。同原料を配合した化粧品の年間出荷数は、発足当時の2010年14万個から、2022年には2,700万個以上に増加しました。多くのブランドやユーザーに賛同いただき、共感と支援の輪が年々広がっています。

  • 素材を提供いただいている生産者さんの声

自宅でも美肌温泉を―、温泉街の再生をめざす。(島根県:株式会社玉造温泉まちデコ)

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「2009年当時、空き店舗ばかりでさびしくなった温泉街の再生に奮闘していました。化粧品開発は、自宅でも温泉の美肌効果を体感してもらおうと基幹事業の1つとしてスタート。サティス製薬には、温泉水がもつ美肌効果の分析からしていただきました。その後、玉造温泉水は多くのブランドの化粧品に配合され、そのPRを通じて『美肌温泉』と知った方々が街を訪れ、地元の旅館でも稼働率が上がった!などと、喜びの声がもらえました。」

「地元の食文化を広める」父の想いを受け継ぐ。(大分県:七瀬活水)

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「父が取り組んでいた梔子(くちなし)の生産を、私が引継ぐことになりました。梔子は、昔から郷土料理で親しまれてきましたが、近年は需要が低下。生産しても思うように売れず、辞めるべきかと悩んでいました。化粧品の話を聞いたとき、まだ梔子を求めてくれる人がいることが、私にとっての希望になり、再起するきっかけに。今年は、地元の学生さんと一緒に収穫にも参加してもらい、若い世代に向けて地元の素材の可能性を伝えてもらいました。」

無農薬栽培の未利用果実を有効活用。(愛媛県:株式会社リモーネ)

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「おいしく生産するために必要な間引き作業で、捨てるしかなかった果実を化粧品に活用できるとお話をいただきました。私たちは、安心安全に食べられるよう、信念を持って無農薬栽培をしていますが、長く続けていくことは簡単なことではなく。活動を見てくれる方がいることや、商品化の実現が頑張る力になっています。昨年参加した『つなぐきれいマルシェ』では、47名もの支援者様のおかげで新たな苗木を植樹することができました。今後も成長を見守っていただけることに、感謝しています。」

当社は、今後も持続可能な化粧品産業と日本の価値ある素材・文化の継承を目的に、地域活性化を目指す取り組みを続けてまいります。本プロジェクトに賛同し、原料および商品開発を希望される方を引き続き募集しています。

参考

▶『ふるさと元気プロジェクト』について(開発原料の事例)

https://www.saticine-md.co.jp/rd#anc_furusato

▶化粧品購入で生産地を応援するクラウドファンディングサイト『つなぐキレイマルシェ』

https://camp-fire.jp/curations/tsunagukireiMarche

▶本プロジェクトの開発原料も配合可能なオリジナル化粧品のOEMサービス『WITH BRAND Project』

https://www.saticine-md.co.jp/lp/wbp/

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