昆虫食品研究開発クロステックコンソーシアム「ネオアクシス」が主催する昆虫ビジネス・研究オンラインセミナー「昆虫イノベーションセミナー2023 〜日本昆虫ビジネス・研究最前線!〜」を9月1日に開催!
「昆虫」をキーワードに、国内の企業や研究者によるビジネスや研究の最新情報として、「昆虫イノベーションセミナー 2023〜日本昆虫ビジネス・研究最前線!〜」が9月1日にオンラインセミナーとして開催されます!
大学院生/大学生/高校生などは無料で参加できます。
●イベント申込サイト:https://neoaxis002.peatix.com/
9月1日 12:55~14:30(予定):
登壇予定企業・研究者:(株)ファインシンタ―,フエゴインターナショナル(株),永井信夫 教授(長浜バイオ大学),鈴木丈詞 准教授(東京農工大学)
イベントについて
FAO(2013)は「食用昆虫:食品と飼料の安全性の将来の見通し」で昆虫食が従来の家畜や飼料の代替となり、地球環境と健康と生活に有益であると発表しました。世界的に市場拡大が期待されているフードテック&アグリテックの重要キーワードの一つが代替タンパク質で、植物肉、培養肉、植物性ミルク・乳製品、昆虫タンパクなどが該当しています。このうち、環境負荷低減や生産性・技術面から昆虫タンパク質は着目されていますが、大量生産に関する研究開発は近年始まったばかりで、国内外も含めて技術が確立されておらず、課題が多いのが現状です。
また、日本では昆虫に対する忌避感や、従来日本や世界で昆虫食の文化があるにもかかわらず未体験の食品に関する恐怖「フードネオフォビア」(ネオフォビアは「ネオ(新しい)」と「恐怖症(フォビア)をつなげた造語)があり、特に事実を知らない・未体験の方に対し、ファクトチェックされていない情報で誤解や建設的ではない議論がSNSを中心に生じました。
上記のような世界的な潮流や日本の現状を踏まえ、社会課題を一緒に解決する立場から、実際のビジネス挑戦や研究に関する情報を知って頂くことを目的に、代替タンパクのみならず「昆虫」をキーワードとした国内の企業や研究者によるビジネスや研究の最前線についてオンラインセミナーを実施します。
本イベントは、昆虫食品研究開発クロステックコンソーシアム”NeoAxis(ネオアクシス)”が主催するイベントです。
大学院生/大学生/高校生などは無料で参加できます。
「昆虫イノベーションセミナー 〜日本昆虫ビジネス・研究最前線!〜」
コーディネート・司会進行:飯島明宏 教授(高崎経済大学環境データサイエンス研究室)/佐々木 豊 教授(東京農業大学バイオロボティクス研究室(https://biorobotics.jp/))
●イベント申込サイト:https://neoaxis002.peatix.com/
参加費:
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一般参加(2,000円)
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学生無料(高校生/大学生/大学院生など)
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その他:登壇企業無料/ネオアクシス会員(1,000円)
<スケジュール(予定)>
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挨拶・司会:飯島明宏 教授(高崎経済大学)/司会補助:佐々木 豊 教授(東京農業大学)
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(株)ファインシンタ― 登壇
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フエゴインターナショナル(株) 登壇
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長浜バイオ大学・永井信夫 教授
「コオロギの生理活性:糖尿病性腎症に対する保護効果」 -
東京農工大学・鈴木丈詞 准教授 登壇
※登壇予定者や一部スケジュールなどが変更になる場合もありますが、ご了承下さい。
このセミナーを通して、昆虫食品や昆虫関連事業社・研究の最前線について知って頂き、健全な昆虫系市場の発展と連携の支援をはかることを目指しています。
我々について
NeoAxis(ネオアクシス)は、様々な分野の技術(X-tech)のシナジーによって持続可能な新しいフードサイクルの実現を目指す、オープンイノベーションプラットフォームです。昆虫をハブとした新しいフードサイクルの実現に関心をもつ団体間の交流・連携基盤となることを目標に掲げています。
日本における昆虫フードチェーンの様々な「ボトルネック」の要因を分析し、これを解決するための技術開発、制度整備、市場基盤づくり、情報発信などに取り組む一環で、特に社会理解や教育・啓蒙活動として本イベントを実施します。
「昆虫食品クロステックコンソーシアムNeoAxis 」: https://sites.google.com/view/neo-axis/
事務局:
高崎経済大学環境データサイエンス研究室
東京農業大学 地域環境科学部 生産環境工学科 バイオロボティクス研究室 https://biorobotics.jp/
Twitterアカウント:@biorobotics_TUA https://twitter.com/biorobotics_TUA