2023年7月12日(水)14:00〜16:00 【会場】下関市生涯学習プラザ・ドリームシップ「宙のホール」
一般社団法人Minatodeフォーラム(海のごちそう地域モデルin下関)は、2022年度より下関を代表する魚・フグ(フク)を題材に、下関の海で起こっている変化と現状を「知る」「触れる」「食べる」という感性を刺激しながら、今の海を感じて考え、100年後の下関の海に想いを繋ぐことを目的として活動してまいりました。2023年度もこの活動をスタートするにあたり、来たる7月12日(水)に、「FUKUレボキックオフ2023」を開催いたします。
今回のイベントは、下関市長のご挨拶をはじめ、海のごちそう地域モデル事業についても説明します。イベントでは「海」を共通キーワードとして全国で活躍する専門家たちをお招きし「下関の海の変化や課題、海の未来について、海に向き合う」をテーマに、下関では普段聞く機会のないパネルディスカッションを実施。最後に株式会社卯・金刺一成 氏とエグザス・ザ・バー 浜田将典 氏のご協力により、「2022年に開発したサバFUKUフリットを試食」「下関の海のみをイメージしたカクテルの試飲(ノンアルコール・アルコール)」をご用意いたします。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
公式サイト https://fuku-revolution.com/
公式SNS https://www.instagram.com/fukurevo_shimonoseki/
<海のごちそう地域モデルin下関とは>
近年、地球温暖化の影響などにより、地域で捕れる魚の種類に変化が起きています。
下関ではふぐは「フク」と呼ばれ、福を呼ぶ縁起の良い魚として古くから親しまれてきましたが、温暖化による海水温度の上昇により高級魚としてブランド化されたトラフグは北上し、漁獲量が減少しています。
その一方で、これまではあまり注目されることがなかった南方系の安いサバフグなどの漁獲量が増加しましたが、その存在はメニューに明記されることはなく「フグ」と一括りにされてきました。
そこで、トラフグ以外のフグをより美味しく食べられるように2022年度「サバFUKUフリット」を開発。
「サバフグ」をメインとして下関の飲食店や子ども園と連携し、メニューに明記し光をあてることは山口県内初の試みとなりました。
様々なサバフグメニューを召し上がっていただくと同時に、なぜサバフグが増えてきているのか、下関近海では何が起こっているのかということにも思いを馳せていただきます。
見て、聞いて、知って、食べるという総括的な学びを通して下関の海の変化を伝えながら、海も、海洋生物も、そして私達人間も自然の循環の中のひとつであり、全てがつながっているということを「自分ごととして」考え行動する機会を創出していくプロジェクトです。
<イベント概要>
日時 |
2023年7月12日(水)14時〜16時 (受付開始 13時30分~) |
会場 |
下関市生涯学習プラザ・ドリームシップ「宙のホール」 (〒750-0016 下関市細江町3-1-1) |
アクセス |
下関駅より徒歩約15分 バス「細江町バス停」下車徒歩約5分 |
イベント内容 |
1. 前田下関市長ご挨拶 2. 海感VR360°体験 ・前田市長がVRで下関の海を覗く体験。プロジェクターで市長が見ている映像を流します。 3. 日本財団担当者挨拶 4. FUKUレボ演習対談 ・大学連携・幼児教育連携:下関短期大学 山本正俊教授 5. 飲食連携・サバFUKUフリット5ヶ条の発表 ・下関市内の飲食店の皆さまとの連携のご紹介 ・天然フグの美味しさと、下関ならではの食材としての強みを兼ね備え、かつ、食べやすさと親しみやすさを定義する5か条を発表します。 6. パネルディスカッション:カモンFM公開収録 下関の海の変化や課題、海の未来について、海に向き合う4人の方々のトークセッション 下関市前田市長、水族表現家・二木あい氏、水産大学校名誉教授・酒井博士、水産大学校・学生 7. サバFUKUフリット、フクカクテル試食 2022年に開発したサバFUKUフリットをご試食いただきます。 また、下関の海の恵みをイメージしたカクテルをご用意いたします。 ・サバFUKUフリット:株式会社卯・金刺一成 氏(他スタッフ) ・下関の海の恵みをイメージしたカクテルの試飲(ノンアルコール・アルコール):エグザス・ザ・バー 浜田将典 氏 |
備考 |
メディア、関係者限定のイベントです。 一般参加の応募はお受けしておりません。 |
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人 Minatodeフォーラム
URL :https://fuku-revolution.com/
活動内容 :食文化を通じた海洋教育を提供し、海と人の関係性や海洋の恩恵・未来、課題について理解を深めるためのメディア制作、イベント出演と人材紹介、運営、人材育成・教育事業、情報配信を行っています。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。