自然豊かな奈川地区を希少な国産タルディーボの産地に
イタリア最高級野菜タルディーボとは
晩夏~初冬にかけて畑で栽培したのち、しっかり寒さに当たって新芽がワインレッドに染まったものを掘り上げて水耕栽培に切り替えます。
この水耕栽培は日光に当たらないように遮光された施設で行います。
信州ゆめクジラ農園ではまず、標高1,100m地点にある松本市奈川地区の畑で栽培します。
この地域は冬の訪れが早いため、日本一早いタルディーボの出荷が望めます。
奈川地区でワインレッドの新芽が確認できたら畑から掘り起し、安曇野のわさび畑に遮光のビニールハウスを建てて、そこで水耕栽培を行います。
このわさび畑で湧く水は、環境省から「名水百選」に認定され、この地域一帯は国土交通省からは「水の郷」にも認定されています。
昨年度の栽培風景動画はこちら
https://youtu.be/kCFiLBWp3Rs
Youtube内「タルディーボ」で検索いただくと、一番上に表示されます。
イベント内容詳細
開催日時:2021年11月10日(水)10:30~18:00
当日は松本市奈川地区で畑からタルディーボを掘り起こす班と、安曇野市のわさび畑で整地とビニールハウスを設置する班の2班に分かれます。
移動はマイクロバスを用意します。
奈川班:松本駅⇒奈川地区⇒安曇野わさび畑⇒松本駅
安曇野班:安曇野市内の道の駅「堀金物産センター」で合流後、現地へ
※ 参加人数により割り振りを考えますので、参加を希望される方はお問合せください。
作業終了後は、安曇野のわさび畑近くの農家敷地内にて、奈川名物「とうじそば」をご用意します。
奈川には在来種の蕎麦があり、ちょうど新蕎麦のシーズンとなります。
奈川の新蕎麦と奈川で採れたキノコで「キノコとうじそば」をぜひご賞味ください。
タイムテーブル
タルディーボ掘り起し班:松本駅10:30集合(新宿発7:00のあずさ3号で10:23松本着)
ビニールハウス設置班:10:30に堀金物産センター集合
16:00 作業終了後、蕎麦をご賞味いただきます。
17:00 解散 (電車の方は松本駅までマイクロバスでお送りします。)
イベント開催の3つの目的
① 素晴らしい資源が溢れる限界集落に希望を
松本市奈川地区は、松本駅から約20kmの場所に位置します。
この場所は数年前に保育園が閉鎖され、小学校と中学校はひとつの校舎で、全校生徒は20名程度。
地域にはスーパーやコンビニも無く、過疎化に歯止めがかかりません。
しかし、標高1,100mという寒暖差が大きい立地と肥沃な大地は、野菜作りには最高です。
この奈川地区を、新規就農者が集う魅力的な農村にしていくため、タルディーボの産地化を目指しています。
② 最高品質の国産タルディーボを日本一早く出荷したい
国内で流通するタルディーボの9割以上は輸入のものです。
国産の鮮度の良いものを、クリスマスに間に合うように提供したいとの思いから、長野県の強みを全部活かして最高品質のタルディーボを出荷したいと思います。
③ 実際に扱われる方に体験してもらう事で、新たな強みにして欲しい
タルディーボを知っているシェフはたくさんいても、実際にこの栽培方法を知っている方はわずかだと思います。
聞く・見る、だけでなく、実際に体験してもらう事で、食事をされるお客様に伝えられるストーリーは各段に素晴らしいものになるでしょう。
単なる珍しい野菜ではなく、地域を救うためのとてつもない苦労が添えられる事は、地域活性化に繋がると信じます。
主な参加者
主に都市部のお取引先ホテルやレストランなど、外食産業関係者
長野県職員
地元の農家
持ち物
汚れても良い服装、長靴、長手のゴム手袋
寒いので、暖かくしてお越しください。
参加費
¥3,000/人
受付締め切り
11月7日(日)23:59
申し込み方法
電話かメールでご連絡をお願いします。
後援
長野県