金曜日, 11月 22, 2024
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里山を新しいかたちで未来に受け継ぐシェア農園プラットフォーム「SATOYAMAHOOD(サトヤマフッド)」を始動!

高齢化や人口減少による耕作放棄地の拡大を、人と里山の新たな関係構築で解決。

ファイネスト合同会社(所在地:長野県千曲市)は、千曲市のシンボル「あんずの里」の農地を活用し、人と里山の新たな関係を構築するプロジェクト、交流型シェア農園プラットフォーム「SATOYAMAHOOD(以下、サトヤマフッド)」のメンバーを2023年6月23日(金)より募集開始します。

地域の高齢化や人口減少などを背景に荒廃農地(耕作放棄地)が増加するに従い、「あんずの里」の風景を維持することが困難になりつつあります。維持保全のために里山に入るのではなく、みんなが笑顔で集まる”SATOYAMA”へアップデートし、人生を豊かにする場所として未来の子どもたちへ受け継ぐ仕組みをつくります。

里山を新しいかたちで未来に受け継ぐシェア農園プラットフォーム「SATOYAMAHOOD(サトヤマフッド)」を始動!のサブ画像1

  • 活動を通じて目指している姿

私たちが目指すのは、維持保全を目的として里山に入る機会の創出ではありません。「あんずの里」を、地域住民をはじめ全国各地の人びとが笑顔で集まる”SATOYAMA”としてアップデートした姿。里山の持つ魅力的な資源を活用した新しいコンテンツ体験の場所として里山をサードプレイス化し、楽しみながらサステナブルな方法で未来へ受け継ぎます。

コミュニティメンバーにはシェア農園を開放し、いつでも自由に利用できるフリーパスを付与します。好きな作物や花を育てたり、BBQやキャンプをしたり、自分だけの使いかたで里山を満喫することが可能です。「あんずの里」の維持保全に関わる農作業や作物の加工作業などは、収穫祭やサバゲーなどを通じた里山体験学習イベントなどと同日開催し、子どもも大人も楽しく自然中で学びながらサポートにつながる機会を設けていく予定です。ご支援をいただいたみなさまへは、定期的な収穫物・加工製品のおすそ分けも行います。

特定のメンバーが維持保全活動をするのではなく、遊び場やリフレッシュスポットの選択肢の1つとして里山が選択肢に加わり、人生を豊かにする場所として未来に残していきたいと考えています。

  • プロジェクト立ち上げの背景

里山を新しいかたちで未来に受け継ぐシェア農園プラットフォーム「SATOYAMAHOOD(サトヤマフッド)」を始動!のサブ画像2

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サトヤマフッドは、長野県千曲市森地区の「あんずの里」を維持保全し、未来の子どもたちへ日本ならではの里山を受け継ぐことを目的として立ち上がったプロジェクトです。

「あんずの里」は、あんずの耕作地が一面に広がる里山です。春になるとあんずの花が咲き誇り、観光地としてはもちろん住民にとっては地域のシンボルとして親しまれてきました。収穫されるあんずは加工用や生食用など10を超える品種が栽培されています。国産のあんず加工製品に使われる果実の多くは千曲市で栽培されたものが利用され、全国に誇るべき特産品でもあります。

環境省によると、里山は日本の国土の約40%。高度経済成長期以降、それらのほとんどがあんずの里と同様の課題を抱えています。荒廃農地(耕作放棄地)は、平成28年から令和3年の8年間で毎年平均14,700ヘクタールずつ増加しています(農林水産省「耕地及び作付面積統計」より)。背景には、①農業就業者の50%以上が60歳以上の高齢者であること、②ライフスタイルの変化や人口減少によって後継者がおらず農地や農業技術が継承されないこと、が挙げられます。荒廃農地が増加することで、害獣被害などの関連被害も拡大しており、全国的に問題となっています。

「あんずの里」も国内の里山と同様の地域課題を抱えています。千曲市が令和4年度に実施したアンケート調査では、あんず農家全体の約70%が60〜80代であることがわかっています。また、「後継者がいない」が半数以上の66%にのぼっています。

私たちは、シェア農園コミュニティを活用して新たな里山の仕組みを作り、あんずの里が抱える課題を解決するために、千曲市との協業事業として本プロジェクトを立ち上げました。

  • プロジェクト概要

長野県千曲市森地区の「あんずの里」の農地の一部をシェア農園として開放します。加えて、里山のサステナブルなエコシステムを学ぶ里山体験学習イベント、花見や収穫祭などのイベント実施、収穫物・加工品の定期的なおすそ分けなど、さまざまな形で「あんずの里」との関わりを持てる仕組みをご用意しました。

▼プロジェクト名

交流型シェア農園プラットフォーム「SATOYAMAHOOD(サトヤマフッド)」

▼募集開始

2023年6月23日

▼プラン内容

■シェア農園フリーパス(無料)

LINEオープンチャットへの登録のみの無料プランです。シェア農園フリーパスで、遊びたい時にいつでも農園に入ることができます。

【できること】

LINEオープンチャット参加、収穫祭や花見などのイベント参加権(参加費別)、野遊び教室参加権(参加費別)、フッドポイントプログラム

※イベント毎に参加料発生

■シェア農園オーナーパス (1,500円/月)

シェア農園の中に、自分だけの”マイ農園”を作ることができます。

【できること】

シェア農園フリーパスに加えて、自由に使えるマイ農園(種持参、管理費込)、マイ農園の看板設置、あんずの木命名権、収穫物おすそ分け(送料別)

※収穫祭や花見などのイベント、野遊び教室へはオーナー価格で参加可能です

※ご家族は、オーナーパス1枚で各種利用可能です

■シェア農園オーナー満喫ゴールドパス (10,000円/月)

遠方からシェア農園に遊びにきたい!千曲市を楽しみたい!という方に、農園を飛び出して満喫できるお得なパスポートです。

【できること】

シェア農園オーナーパスに加えて、周辺ゲストハウス宿泊券(合計8泊分)、戸倉上山田温泉街の日帰り温泉入浴券(合計8回分)おすそ分けの送料や追加宿泊などに使えるデジタルチケット1万円分

※収穫祭や花見などのイベント、野遊び教室へは無料で参加可能です

※宿泊券、温泉入浴券は、収穫祭や花見などのイベント、野遊び教室開催タイミングで利用可能です

※ご家族は、オーナーパス1枚で各種利用可能です

▼資金用途

シェア農園システムの管理・運営費用

シェア農園の整備・管理費用

サードプレイスをつくる設備・備品費用

あんずの苗の購入費用

各種イベント運営費用

▼詳細

https://www.frosta.jp/journal/satoyamahood/

  • 【7月1日】「あんずの里 収穫祭」を開催します

サトヤマフッドの活動キックオフイベントとなる「あんずの里 収穫祭」を2023年7月1日(土)に開催します。あんずの収穫を行いながら、地場の食材をたっぷり使った青空ブッフェを楽しめるイベントです。当日は、愛媛県今治市を拠点とするサッカーチームFC今治の会長で元サッカー日本代表監督の岡田武史氏が学園長を勤める「FC今治高等学校 里山校」との現代の里山活用をテーマにしたトークセッションも実施します。

▼スケジュール

  8:00     :窪山展望公園集合

  8:30〜10:00:あんず収穫体験 & お手伝い & あんず食べ比べ

10:00     :腸活青空ビュッフェスタート

13:00ごろ   :自由解散

14:30〜16:30:スペシャルトークセッション「心の豊かさがすくすく育つ新時代のSATOYAMA活用」

▼会場

あんずの里収穫祭:あんずの里森 北條農園

トークセッション:千曲市市民交流センター「てとて」

▼詳細・申し込み

あんずの里収穫祭

https://www.frosta.jp/journal/apricotfestival/

スペシャルトークセッション

https://www.frosta.jp/journal/talksession/

  • 会社情報

会社名:ファイネスト合同会社

住所:〒389-0821長野県 千曲市上山田温泉3丁目6-11

設立:2022年1月11日

お問い合わせ:info@finest-llc.co.jp

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