農業と市民が有機的につながる時代。これからは都市農業が日本の農業をけん引する!
【「東京農村」が5周年を迎えます】
東京都に農業というイメージは薄いですが、その実、多様な品目において情熱的農業者が多数存在します。
そんな東京の農業の特徴は、市民との距離が近いこと。これまで、都市のなかの農地は、「都市の農地がいらない」と言われた時代を経て、「都市に農地があってもいい」という時代になりました。そして、令和の時代は、多くのアンケートからも、「都市にこそ、農地が必要だ!」と言われるようになってきています。
市民生活と隣接する東京の農業の魅力を、これからも東京農村(http://tokyo-noson.com/)は発信し続けます。
■東京農村にて、「暮らしのなかの、農業。3都県農家トーク」開催
東京農村では、毎月ほぼ欠かさずに、東京農業の未来についてディスカッションする「東京農サロン」を開催してきました。東京都下の農業者、流通事業者、官僚、学識経験者などが集まる場として定着しています。
このたび、「東京農サロン・スペシャル」と銘打ち、5周年となる夏至の日(6月21日)に、「暮らしのなかの、農業。」をテーマとして、神奈川県、千葉県から先進的農業者を招聘します。市民とつながるという大きな社会的意義を担う都市のなか農業の、大きなポテンシャルについて議論する一夜限りのトークイベントです。
詳細:https://peatix.com/event/3589826/
登壇者紹介:
苅部博之さん(神奈川×野菜):横浜市保土ヶ谷区で人気の直売所「FRESCO」を経営する野菜農家。日本農業賞特別賞受賞。
鵜殿敏弘さん(千葉×果樹):千葉県松戸市の新松戸駅近くで鵜殿シトラスファームを経営。直売所のほかレモンジュースのスタンドなど6次産業化を実践。
国分寺中村農園・中村克之 :東京都国分寺市で、イチゴや東京うどなどを栽培。地産地消プロジェクト「こくベジ」の中心メンバー。東京農村オーナー。 https://naks-farm.com/
主催:一般社団法人MURA、株式会社農天気
協賛:株式会社ITS、株式会社シフラ、国分寺中村農園、株式会社エマリコくにたち
■東京農村は、東京農業を発信していきます!
東京農村は、食と農のキッチン付きコワーキングスペース「東京農村クラブ」 http://rootroot.jp/ や、東京産農産物を活用したカジュアル酒場「野菜と酒 Sprout」をはじめとする飲食テナントなどが結集する東京農業発信施設。
近年の農業分野では大規模化やスマート農業などが注目を集めている一方で、農業は消費者と交流し、食育や癒しの空間となることも求められています。住宅や商業地域と農業が隣り合っている東京周辺の都市農業は、世界的にも最先端の農業としていま注目を集めているのです。
東京都やその近郊では、今回のイベントで登壇する3都県の農業者をはじめ、多くの農業者が都市的地域に田畑を持ち、さまざまに工夫をこらした農業経営を行っています。
なかなか知ることのない、東京都の農業や都市農業の魅力や楽しさを東京農村は発信してまいります。
東京農村運営:国分寺中村農園/一般社団法人MURA
プロデュース:株式会社エマリコくにたち
チーフデザイナー:南部良太