中古農機具の買取販売専門店「農機具王」を全国で35店舗展開している株式会社リンク(本社:滋賀県近江八幡市、代表取締役:濱田 義郎)は、日本の農作物の生産者様123名を対象に、「夏の農作業」に関するアンケートを実施しました。
■調査概要
調査概要:2023年 夏の農作業に関する調査
調査方法:ラインのアンケート機能を使ったインターネット調査
調査期間:2023年5月11日〜同年5月21日
有効回答:日本の農作物の生産者 123名
■夏の農作業の時間が「他の季節に比べて長くなる」と回答した人が全体の6割超え
「夏の農作業の時間は、他の季節と比べてどうなりますか?」(n=123)と質問したところ、「他の季節と比べ、作業時間は長くなる」と感じる人が全体の62.6%を占めました。夏は気温が高く、過酷な環境であるにも関わらず、多くの生産者様が他の季節よりも長時間農作業を行っていることがわかりました。
■夏の農作業は草刈りがメイン!農業機械導入で省力化も
「夏にメインとなる農作業はなんですか?」(n=123)と質問したところ、「草刈り」と回答する人が最も多く、全体の84.6%を占めました。夏には雨量や気温の上昇によって、草や雑草の生育が活発化する傾向があります。草や雑草が生えると、作物に必要な栄養を吸収してしまい、作物の収量や品質に影響を与える可能性が高いため、夏場の草刈りは重要な役割を持ちます。手作業で草刈りを行うと時間や労力がかかるため、機械を導入するという生産者様も複数おられました。
■「暑さ対策」と「水分補給」が熱中症対策の肝!夏の農作業を乗り切るための生産者様の知恵
「夏の農作業中、気をつけていることは何ですか?」(n=123)と質問したところ、「暑さ対策」と「水分補給」と回答した人が最も多く、合わせて全体の82.2%を占めました。これにより生産者様は夏の農作業中、特に熱中症対策を徹底されていることがわかりました。また、「具体的にどのような対策を行っていますか?」(n=123)という質問に対し、「経口補水液・スポーツドリンク・麦茶を飲む」と回答する人や「時間を調整し、気温が高くない朝や夕方に農作業を行う」と回答する人が全体の半数以上を占めました。水ではなく、汗で排出された成分を補うための飲み物を飲むという生産者様がほとんどで、そういった飲み物が熱中症対策に効果が高いとかなり認知されていると感じました。
本アンケートで作業時間を調整する生産者様が多い中、作業中の音が発生する等により近隣住民の方に気を使うため、朝や夕方に作業を行うことが難しいと回答する生産者様もおられ、生産者様の負担を軽減させるために何か対策を打つ必要があると感じました。
■まとめ
農作業は肉体労働であり、夏の高温下での作業は熱中症のリスクが高まります。生産者様の健康状態は作業効率に直結し、夏の農作業中に熱中症や脱水症状が発生すると、作業能力が低下し、生産者様の収入にも大きく影響すると推測します。生産者様の収入減少を防ぐためにも、生産者様の健康を守る必要があると考えます。具体的に、熱中症予防や適切な休憩時間の設定方法の指導、作業環境の改善の提案、機械導入の案内等が効果的ではないかと考えました。農機具王は生産者様の力になる取り組みの実施を検討してまいります。
農機具王は農業業界を盛り上げていくことを目的に、今後も生産者様を対象として調査を行っていきます。
【株式会社リンクについて】
本社:〒523-0892 滋賀県近江八幡市出町652 六芳舎ビル2F
代表者:代表取締役 濱田 義郎
設立:2011年12月(創業:2009年5月)
電話番号:0748-36-3697
事業内容:農機具の売買・販売
Email : mail@noukiguou.com