金曜日, 11月 22, 2024
ホームイベント食品などの有効な副産物を有機酵素肥料にリサイクル!命ある土壌改良や農家支援など農業を通じたSDGs活動に取り組む一般社団法人資源循環型農業推進協会の発足会を開催!

食品などの有効な副産物を有機酵素肥料にリサイクル!命ある土壌改良や農家支援など農業を通じたSDGs活動に取り組む一般社団法人資源循環型農業推進協会の発足会を開催!

大手食品メーカーや生産者が集う交流会を兼ねた発足会を令和5年4月18日に開催します

有効な食品残渣や薬草の絞りかすを有機酵素肥料として再生し、痩せた農地を微生物が豊富で命ある土壌へと蘇らせます。豊かな土壌から生み出される食味が良く安全性の高い農産物が、農業生産者の収益力アップに貢献する有機酵素農法の普及活動に取り組んでいます。

 

 

【本当に持続可能な農業を目指した活動】

「一般社団法人 資源循環型農業推進協会」は、農業界が抱える後継者問題や将来への不安などの現状に直面し、生産者も販売者も対等に利益の出る仕組みづくりができないかと発足することとなりました。

一般に市販されている化学肥料や有機肥料などは輸入コストや原材料費・燃料の高騰の煽りを受け価格が上昇し、農家や消費者の生活に大きな影響を与えています。
当協会が推進する「資源循環型農業」は、環境への配慮や農家支援に賛同いただく食品をはじめとする漢方や酵母といったさまざまな製造メーカーに支えられて活動しており、それぞれの国内工場の生産工程で排出される残渣を有機酵素肥料の原料として安定して供給いただいています。

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肥料製造においても当協会メンバーの(株)大国酵素、(株)Jエムケーが担っており、外部委託することなく製造が可能なので、安定した価格で安心して使用できる有機酵素肥料として生産者にも認められつつあります。

そんな豊富な資源を活かして(株)大国酵素が開発した「大国酵素肥料」を用いた有機酵素農法は、肥料のコストが抑えられるだけでなく、年々改良が進むと、微生物が豊富で大きなエネルギーを蓄えた命ある土壌となり自然災害や病害虫に強い農作物を栽培することができます。
 

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化学肥料を使用すると除草剤や農薬といった薬品の使用も欠かせないため経費も嵩んでいましたが、この有機酵素農法ならそれらを使用する頻度も量も抑えることができ、余計なコストがかかりません。
さらに、有機酵素肥料で栽培すると農産物は通常よりも多収となる傾向にあり、食味や食感もアップすることで農家の収益力アップに繋がるのです。
当協会では、この農法で栽培した農産物をより付加価値のあるブランドとしてプロデュースすべく「酵素のメグミ」という商標での商品化を進めており、3年前からテスト栽培を実施しているお米では、実際に農家の増収増益はもとより購入者から食味が格段に良くなったとの高評価を得ました。今年は米・食味鑑定士協会が主催する「食味分析鑑定コンクール」の国際大会にも生産者とともにチャレンジし「酵素のメグミ米」としての知名度アップを目指しています。
 

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※左:化学肥料、右:有機酵素肥料で栽培した稲

(根や茎の太さの違いや土壌の酸化具合などが根の色でわかる)

【資源循環型農業の啓発活動】

当協会は有機農業に興味はあるけども手間や時間がかかるのでなかなか踏み出せないといった生産者向けに資源循環型農業の解説や土壌再生の仕組みなどの勉強会を定期的に開催しています。
農林水産省が掲げる「みどりの食料システム戦略」2050年までに耕地面積に占める有機農業の割合を25%(100万ha)に拡大するという目標にも貢献するべく、まずはお試しでやってみたいと希望する農家には初回のみ5反分の有機酵素肥料を無償提供し、気軽に有機農業を始められる環境を整えました。

他にも、資源を提供いただく製造メーカーの社員食堂にて栽培・収穫した農産物を実際に食べていただくという活動を行い、本来なら処分するはずの残渣が、安全で美味しい食品へと生まれ変わるということを実感していただいています。

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それに加え、子どもたちにも資源循環の仕組みやお米や野菜がもつ本来の美味しさを知ってもらうため、提携する子ども食堂への食材提供も行っており、今後は農業の活動を通したSDGsの発信を兼ねた食育などにも分野を広げていく予定です。

【4月18日の発足会について】

4月18日午後5時より大阪市中央区の道頓堀ホテルにて開催する発足会は、ご支援いただいている企業、そして将来の農業支援を共に賛同してくださる企業・個人、この有機酵素農法を実際に実践している生産者を招待し「一般社団法人 資源循環型農業推進協会」として新しく生まれ変わった私どもの活動の発表と交流の場を設けたいと企画いたしました。
当日は米・食味鑑定士協会会長の鈴木秀之様、元農林水産省技官の菱沼義久様にご登壇いただき、今後の農業についてのスピーチをしていただく予定です。

この国の有機農業の取り組み面積を増やし、自給率をアップするには化学肥料で汚染された土壌を蘇らせ、環境や食の安全に配慮しつつ生産者の生活を守る「持続可能な未来ある資源循環型農業」が今まさに求められていると私たちは実感しています。

◆紹介パンフレット(A4)
https://prtimes.jp/a/?f=d119512-20230410-fb2160c3384adf5d2a09f3e6cef39089.pdf
 

 

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