農業や林業、森林産業と他の業界をつないで新しい産業をづくりを目指しています
INADANI SEES(いなだにしーず)は、「企てをカタチに」をコンセプトに、多様な人材の交流を通した農林業のイノベーション創出等による地域の活性化を図ることを目的としています。これまでなかった人と人とのつながりや、産業と産業のつながりを生み出すこと。産学官と風土・風景が連携して持続可能な地域を目指します。
2023年4月6日(木)長野県伊那市に農林業のインキュベーション施設INADANI SEESがオープンします。
長野県伊那市は、西を中央アルプス、東を南アルプスに囲まれた谷のまち。標高590m〜3052mと標高差が約2500mもある特徴的な地域です。INADANI SEESは、この場所で農と森や伊那谷の自然資源を生かして、持続可能な地域を想像するための企てを生み出し、それを見えるカタチに変えていくことを目指しています。
4月19日からはプレオープン。5月8日(月)から本格的に始動します!現在、シェアオフィスの入居者を募集しています。農業や林業、伊那谷の豊富なフィールドを利用して事業づくりや実験、調査などをしたい方はお問い合わせください。業界の全く異なる企業さんやこれから何かをはじめたい、という方も伊那谷から面白い取り組みを一緒につくりませんか。
INADANI SEESについて
SEESのVISIONは、「企てをカタチに」変えていくこと。農林や自然資源を使ったツーリズムなど、一次産業や地域の風土を生かした企てをつくり、それを社会に実装していくことを目指します。
INADANI SEESの機能
SEESで出会おう
異なる他者との出会いは、自らの思考を豊かにする。しかし、規則的に割り振られた出会いの場では、おたがいの心は溶け合いにくいもの。
inadani sees では、誰もが気軽に参加できる焚き火を囲む会を、不定期に開催します。偶発的に隣り合った人と、火を見つめながら雑談を交わすことで、思わぬ企画のタネが育つかも知れません。
SEESで働こう
inadani sees では、オフィスとして活用できる空間「ラボ」を提供しています。このラボの中で、そして広大な伊那というフィールドの中で、どんな企画を生み出し育てるかは、あなた次第。
そして、この空間で働くのはあなただけではありません。それぞれの未来に挑戦する仲間たちと、言葉を交わし、ときには一緒に悩み、それでも楽しく助け合いながら、一緒に歩んでいきましょう。
SEESで学ぼう
ひとりで課題と向き合っていても、描く世界は小さく閉じこもってしまう。新しい学びや発見を得られるよう、地域内外から講師を招き、世界を広げるためのトークイベントやスクールを開催します。
経営やデザインといったビジネスの主要素だけでなく、自然、農業、観光などの地場と密接に関わるプレイヤーを呼び、その知見を吸収する時間をつくります。
施設について
シェアオフィス(フリーアドレス)
大部屋はシェアオフィスに。農や森や地域資源利用に関わっていく人たちのコミュニティの場所にしたいと考えています。ご興味ある方は、ぜひ遊びにいらしてください。
シェアオフィス利用料:月額4,000円(フリーアドレスのため固定席ではありません)
LAB(個室)
最長3年間の貸し室です。広さは2種類。サテライト。
シェアオフィス・LABともに入居には審査がありますので、ご興味頂いた方は事務局までお問い合わせください。
ロゴデザイン
伊那谷を象徴する、二つの山脈。長野県伊那市は、南アルプスと中央アルプスに囲まれています。
施設愛称は「見る、わかる、確かめる、調べる」などを意味する「INADANI SEES」。そこから、自然を見つめる、伊那谷を見つめる、という行為の重要性を考えました。また、伊那谷から外を見つめることで、伊那谷にある資源の価値を再発見できると考えています。
自然と人間の関係は、常に緊張関係があり、古くから日本人は自然に対して、感謝と畏怖の両方を持って接していました。そのことを思い出すようなイメージになるように、自然からの眼差し、という意味合いも持っています。
【施設概要】
所 在 地:長野県伊那市西箕輪7200-27
敷地面積:4,107.72㎡
階 数:地上2階
施設名称:inadani sees(いなだに しーず)
運 営:伊那谷ふるさと発掘協議会
ウェブサイト2023年3月29日まで:https://inainc.info
ウェブサイト2023年3月30日以降:https://inadani-sees.jp
これまでになかった農林業のインキュベーション施設で、新しいことを企ててみませんか?