いわき市、福島県漁業協同組合連合会と連携
■”常磐もの”うまい!”常磐もの“で勝つ!
いわきFCは現在、今季の日本フットボールリーグ(JFL)で26節までを終えて首位をキープしており(2021年10月22日現在)、残り7試合とJ3リーグへの昇格へ向けて佳境となってまいりました。また、私たちは2016年の設立当初より「日本のフィジカルスタンダードを変える」をコンセプトに、徹底したストレングストレーニングや栄養管理、メディカル体制の構築など、サッカー界では異端とも言える取り組みでチームづくりをおこなってまいりました。
そんな中、いわき市、福島県漁業協同組合連合会のご協力を得て、福島県に水揚げされる “常磐もの”の魚を応援させていただくことになりました。福島の海は寒流と暖流が交わる豊かな漁場となっており、黒潮とともに北上してきた様々な魚が、親潮で発生したプランクトンを食べて繁殖するため、1年を通してたくさんの美味しい魚が福島の港に水揚げされます。これらの魚は“常磐もの”と呼ばれ、全国各地へ届けられています。
また、いわき市では水産物、水産加工品、さらには水産関係者も含めて、“いわきの常磐もの”としてブランド化しています。
福島の誇りとも言える美味しく、栄養価の高い”常磐もの”を、いわきFCの「日本のフィジカルスタンダードを変える」取り組みの一環として今後も選手たちの食事に積極的に取り入れていくことで、試合で最高のパフォーマンスを発揮するための体づくりはもちろん、ソーシャルメディアなどを通じて”常磐もの”の魅力を伝えていきます。
サバやサンマなどの青魚には身体に起こる炎症を抑えたり、血流をスムーズにする働き、あるいは持久力の向上など選手のパフォーマンスを高める成分(EPA、DHA、ビタミンB12、ビタミンD、セレン等)が多く入っています。いわきFCの選手たちがこれらを積極的に摂取し、「90分間止まらない、倒れない」魂の息吹くフットボールを展開することで、栄養の側面からも”常磐もの”の魅力を伝えるアプローチをしていきたいと思います。
そして、「”常磐もの”うまい!」「”常磐もの”で勝つ!」を合言葉にファンやサポーターの皆さまにも”常磐もの”の美味しさを広め、地域の活性化、ひいては風評の削減へ貢献することを目指します。
■いわきスポーツクラブ 代表取締役 大倉智のコメント
「このたび、”常磐もの”の魚をクラブとして応援させていただくこととなりました。今回の連携にあたりご協力いただいたいわき市、福島県漁業協同組合連合会をはじめとする関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
皆さんもご存知の通り、いわきFCは「日本のフィジカルスタンダードを変える」というコンセプトのもと、選手の栄養管理には大変気を使ってまいりました。中でも魚にはEPAやビタミンDなど私たちが重要項目としている栄養素を多く含んでおり、これまでもチームドクターをはじめとするスタッフとともに、いかにして選手たちへ魚を提供できるかを模索してきたところです。
そんな中で今回のような連携を得られたことは本当に選手たちの支えになりますし、”常磐もの”を食べて体を強くした選手たちがピッチ上で躍動する姿を通じて”常磐もの”の魅力を発信できたらと思います。同時に、私たちの使命として、少しでも風評の削減に貢献したいという思いもあります。いわきFCの活動を通じて多くの方に”常磐もの”を届けられたらと思いますので、皆さまも応援をよろしくお願いします」