農水省・環境省・消費者庁 主催コンテスト/サステナブルな農業を動画で表現
持続可能な農業を理念に今年で創業51年目を迎える秋川牧園(山口市)は、養鶏現場で使用するエサ用のお米・飼料用米を地域の生産者グループと連携してつくる飼料用米プロジェクトについて紹介する動画で「支え合い賞」を受賞。
秋川牧園(本社:山口県山口市)はこのたび、農水省主催の『サステナアワード2022 伝えたい日本の“サステナブル”』で「支え合い賞」を受賞しました。
このアワードは、農林水産省が消費者庁、環境省と連携し、「みどりの食料システム戦略」の一環で「あふの環 2030プロジェクト」をとして実施しているもので、食と農林水産業に関わるサステナブルな取組を3分程度の『動画』で表現し審査を受けるものです。
秋川牧園は地域のみなさんと連携して行っている「飼料用米プロジェクト」を動画にして応募したところ、その取り組みが評価されて今回の受賞となりました。
「飼料用米プロジェクト」は秋川牧園がにわとりを育てる際に与えるエサとして利用する米・飼料用米を山口県内の23の生産者のみなさんに育てていただいている取り組みで、2009年からスタートし、今年で13年目を迎えました。
この取り組みの中で、秋川牧園の養鶏で発生する鶏糞を、たい肥(肥料)にして生産者の皆さんに無償でおとどけし、鶏糞の有効活用と土壌の保全に寄与することや、生産者どうしの水田の視察会の実施による、生産力の向上や連携強化につなげていることなどを評価いただき受賞につながりました。
1月24日に東京で授賞式が行われ、当初は秋川牧園も列席する予定でしたが、大雪のため急遽、参加できずオンラインでの表彰状の授与となりました。
講評をくださった秋葉 芳江審査委員長(公立大学法人長野県立大学大学院 ソーシャル・イノベーション研究科教授)は、「飼料問題が深刻な昨今、13年も前からこのような取り組みが地域の方と共にできていることが、素晴らしい。あわせて、物質的な循環はもちろん、地域の農家同士のつながりを創造する場になっていることがよりよい取り組みと感じた」というコメントをいただきました。
地域のみなさまと一緒に長年取り組んでいる事業が、外部の方に評価をいただくことができ、サステナブルな社会の実現のためにさらに取り組んでいきたいと秋川牧園は考えております。
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株式会社秋川牧園(AKIKAWA FOODS & FARMS CO., LTD.)
本社/〒753-0303 山口県山口市仁保下郷10317番地
創業 1972年
東証スタンダード(銘柄コード:1380)
代表取締役会長:秋川 實
代表取締役社長:秋川 正
事業所/大阪センター(〒567-0018 大阪府茨木市太田1-1-25)
連結子会社
株式会社チキン食品(若鶏の一次処理)
有限会社菊川農場(若鶏の飼育)
有限会社篠目三谷(採卵鶏の飼育)
有限会社むつみ牧場(乳牛の飼育)
株式会社ゆめファーム(野菜の生産)