～持続可能な森林資源の創出によるカーボンネガティブと地域活性化を両立～
アステナミネルヴァ株式会社（本社：石川県珠洲市、代表取締役会長：岩城 慶太郎、代表取締役社長：清水 雅楽乃）は、森林資源を生かした自立・分散型の脱炭素社会の実現に向けて石川県珠洲市で森林事業を開始致します。
当事業は、脱炭素社会の構築を通じて、地域の課題を解決し、地域の魅力と質を向上させ、持続可能な地域社会を形成することを目的としています。脱炭素社会の形成には二酸化炭素排出量を削減するだけでは不十分で、社会全体として排出量を「実質ゼロ」にするためには、二酸化炭素を含む温室効果ガスの排出量よりも吸収量が多い状態（カーボンネガティブ）を創出する必要があります。
カーボンネガティブの具体的な手法として「新規の造林」や「適切な森林管理」が挙げられますが、「未利用材を活用したグリーンエネルギーの生産」などの森林資源の有効活用を進めて経済的に自立することが理想的です。
しかし、森林資源を豊富に保有する農山地域においては、地域林業のなり手不足や材価の低迷、所有者不明の民有林の多さなど、様々な地域課題によって十分な森林活用が行われていないという現状があります。また、管理が行き届いていない森林は自然災害や獣害の要因となり得ます。
当事業では持続可能な森林資源の創出によるカーボンネガティブと地域活性化を両立できるモデルを構築致します。実際に山林を所有し、地域林業事業者と提携しながら、現在林業が抱える課題を解決する新たな事業モデルの開発を行い、林業事業の収益を向上させます。また、適切に管理されている山を増やしていくことによってCO2吸収力を増加させ、カーボンネガティブを実現致します。
さらに、花王株式会社研究開発部門などの外部の協力者と技術的なパートナーシップを構築しながら当事業を推進していく予定です。
■【アステナミネルヴァ株式会社 会社概要】
会社名：アステナミネルヴァ株式会社
所在地：石川県珠洲市上戸町北方四字177-3
代表者：代表取締役会長 岩城 慶太郎
代表取締役社長 清水 雅楽乃
設立 ：2021年（令和3年）12月1日（株式会社イワキ総合研究所より社名変更）
URL ：https://astena-minerva.co.jp/
事業内容：主に地方創生に関する事業
■【お問い合わせ先】
アステナミネルヴァ株式会社 お問い合わせフォーム
https://astena-minerva.co.jp/inquiry/
