〜V3を使ったロボットが水の多い場所で活動領域を広げられるようにロボット開発業界に貢献いたします〜
株式会社CuboRex(本社:東京都葛飾区、代表取締役社長:寺嶋 瑞仁)は、電動クローラユニット「CuGo」シリーズにおいて、オプション品となる「CuGoV3用 防水モーター」を2022年12月6日より、販売開始いたします。
- 「CuGoV3用、防水モーター」開発の背景
弊社では、開発者の自由度を高めるため、屋外走行ロボットを開発者自身で自由に構築する「CuGo V3」を提供してまいりました。累計販売700台を超え、順調に市場を拡大する中で、防水性能の向上や不整地でより安定した走行できる製品のご要望を多くいただくことが増えてまいりました。「CuGo」が持つ本来のミッションである、「作りたいモノを早く、安く、簡単に、スピーディに移動ロボットを開発できる」選択肢や幅を実現させるために「CuGoV3用防水モーター」を開発いたしました。
- 販売スペック
CuGo V3用の防水モーターです。
CuGo V3で使用しているモーターに防水処理を施すことで、
モーター内への水の浸入を防ぎ、IP65相当の防塵・防水性を実現しています。
【仕様】
・ブラシ付DCモーター
・重量:120g
【金額】
49,500円(税込)※1個当たりの値段
- 今後の展開
今後も、安価で、届いてすぐにロボットが制作できる電動クローラユニットとして、移動ロボット開発の実現及び普及を目指してまいります。また、人力による運搬や作業負担を減らす移動ロボットを簡単に作れるCuGoは、現在多く活用されているスマート農業以外にも土木等スマートコンストラクション分野、また人が入れない災害現場など幅広く活用可能と考えられます。CuboRexはあらゆる不整地産業での移動ロボット化に対応可能にするため、新たなオプション製品の開発も進めてまいります。また、ROS向けキットやカスタムクローラーベルトの開発も進め、不整地産業において、利用者自身が欲しい物を作り、利用することが当たり前となった社会の実現を目指します。
- 電動クローラユニット「CuGo」について
不整地産業向けロボットの「足回り」になる電動キャタピラキットです。
1.組み立てるだけのキット化された電動クローラ(キャタピラ)
2.組み立てて取り付けるだけで、産業用ロボットを制作可能
3.アイデア次第で様々なロボットに応用(自動運搬ロボット等)
従来パーツ化されていなかったキャタピラ部分を組み立て可能なキット化として実現しました。不整地産業向けの「足周り」パーツとして、農業や土木の運搬・点検ロボット等、凸凹が多く人が作業しづらい不整地での作業自動化を目指した研究開発に利用されています。
WEBサイト:https://cuborex.com/cugo/
- 会社概要
農地や建築現場等の凸凹な「不整地」と呼ばれる場所での作業負担軽減や効率化に取り組むため、不整地産業において「欲しい者が欲しい物を生み出せる社会」の実現を目指し、動力内蔵型タイヤやクローラの開発・パーツ化・キット販売をするハードウェアスタートアップです。
社名:株式会社CuboRex
事業内容:不整地産業向けハードウェア研究開発・販売
設立年月日:2016年3月31日
代表取締役:寺嶋瑞仁
WEBサイト:https://cuborex.com/